2017/1/9 レトリーバルに関して

Q:大魔法使い様

「魔法使い入門」で様々な叡智を授けて頂き、どうもありがとうございます。

1つの叡智が別の叡智と結びつき、また新たな叡智へと導かれる流れがとても面白く、興味深く感じます。

 

さて、質問させて頂きたいのは、概念を対象としたレトリーバルの方法です。

先日「魔導書コーナー」を読んでいたのですが、ファルミシェル様のお書きになった「被せの技法」の詐術がこの物理世界では、概念に対しても行われているように感じました。

「愛」「友情」「夢」「希望」「教育」「神」「現実」など、信念体系によって歪められた概念が数多く存在する気がします。

 

恐らく、これらの概念から力を搾取するため、そしてコミュニケーションの齟齬を誘発させ、存在同士を分断するために、この詐術が使われているのだと思います。

そこで対策として、「魔法使い入門第3巻 非言語」での概念のイメージと「魔導書コーナー」の「過去の体を壊される」での修復のイメージを組み合わせて、概念のレトリーバルを行えるのでは、と考えましたが、いかがでしょうか?

これによって、世界をより良いものに変えていけるならば、魔法を学んだものとして、嬉しい限りです。

 

A:うむ!それはかなり良い案じゃな!

古い家系の者たちの中には「言葉の概念」に囚われて思い込みが激しい輩も多いからな。

そうやって言葉の概念自体から組み替えてやれば通りも良くなるというものじゃ。

※できれば魔法使い入門2の第6巻ワールドミラーでそれを行えば更に効果は倍増じゃな!

 

>>「愛」「友情」「夢」「希望」「教育」「神」「現実」など、信念体系によって歪められた概念が数多く存在する気がします。

 

これも確かにお主の言うとおりじゃな。

搾取の系統は存在レベル的には低いので、新しい時代に馴染めずどんどん化けの皮がはがされ力を失っているからのう。

奴らは時代が進むほどに不利になるから何度も同じ茶番を繰り返して、時間の歩みを遅らせることぐらいしか抵抗手段が無い。

「古い言葉の概念」でお互いを縛り争わせ、分断し、誰が味方で誰が敵かをわからなくさせるのは奴らの常套手段じゃな。

 

話のおまけで少し教えるが、今のお主の世界のインターネットを見れば分かる通り、未来に行けば行くほど情報は基本的に共有される傾向にある。

 

詐欺師は自分の顔ややり口、罪状が知れ渡っていないから分が悪くなっても場所を変えて詐欺行為を続けられるわけじゃが。

これが仮に「全ての世界」で名前と顔とやり口が知れ渡っては、詐欺師は何もできなくなる。

 

事実未来ではそうなっておるからな。

 

全ての存在が奴らの「罪状」を知っているから、誰も奴らを助けないし、誰も哀れみの目すら向けない。

もちろん誰も奴らにはエネルギーを分け与えないし、奴らが借金の返済で死よりも苦しい目に未来永劫遭い続けてもそれは自業自得だと理解している。

文字通り、奴らが居られる場所はどこにも無いわけじゃな。

 

2016年末にセルシアが年末挨拶でこれに近いことを話しているが、今後は繋がりの力が意味を持つ時代になっていくじゃろうな。

 

 

 

 

2016/4/29 レトリーバルに関して

Q:先日のこと、アクティブイマジネーションという心理療法があることを知りました。ユングの作ったもので、ある想像を一定期間に渡って物語として発展させていくものです。これはきっかけとなるイメージを用意して、それが変化していく様子を観察するそうで、あるところでは「意識と無意識のキャッチボール」や「イメージのキャッチボール」と比喩されていました。

これは回答の中でレトリーバル系のイメージ能力の訓練としてあげられていた、狙ってぼーっとすることやガイドをアニメのOPに合わせて動かすことと関連があると思いました。ぼーっとすることはイメージが湧いてくることを見逃さずに捉える訓練で、ガイドに動いてもらうほうはイメージとの対話の訓練ではと推測しています。ぼくはガイドが契約していませんので、大魔法使いちゃんの姿をお借りして動かしていたのですが、いまこうやってメールを書いている自分、意識されている自分以外のところが何かをして、イメージを作っている感じがしました。そうすると、これから書く体験はレトリーバル系のイメージ能力を利用できたと考えてもいいのでしょうか。

 

イメージと対話する練習として魔法訓練の音源を聴きながら「過去生の自分を見たい」と思いました。思うだけではイメージが湧かないので、呼び水として、川で舟に乗っているところを想像してみました。すると冥府への川のような、大河に浮かぶ一隻の舟に乗っているところがイメージされました。それから川面をのぞき込み、自分の顔を映してみようとしました(マンガとかでよくある、水面に映った自分の顔が他のものに変わるというのを期待してました)。すると、水柱が立ち、「なんか半魚人っぽいのが出てきた」と少し動揺しました。そのままよく見ると、目の4つある男がトーガ風の衣服を着ているのだと判りました。さらに観察すべく顔を見ると、土器や岩のような質感の肌をしていると判りました。

練習の中で以上のような体験をしました。このときは基本的に言葉でイメージをしたので、大河の雰囲気、舟の形、匂いなど細部は想像していません。意図していない細部が浮かんでくるのは無意識が勝手に選択しているのではと思います。このときの練習で別に過去生の自分とかほかの何かと接続されたとは特に思っていませんが、いまここで文章を書いている自分の下には、大海の様な深層意識が広がっているのだと感じました。阿頼耶識やユングのいうことが本当なら、自分の深層意識の下にさらに人類のものがあるはずで、すさまじい広さと深さです。

 

この質問に加えて非言語交信についても質問があります。あの練習でイメージするときは大魔法使いちゃんの誘導に合わせて想像するのでしょうか。それともぐっと力を込めるように想像するのでしょうか。前者ならレトリーバル系のイメージ能力の訓練のようなぼーっとした心持ちで、誘導されるまま、思い浮かべるままにするということです。後者なら一点集中の集中力でひとつのことをイメージし、一度イメージしたらそのまま固定してしまう感じです。

ずっと後者でやっていたのですが、先日の回答や練習の内容からして、本当は前者のほうでやるようになっているのではと疑問に思いました。もしくは基本的に前者だけれども、送信するときだけ後者なのかなと思いました(はっきりした音声が聴きやすいといったことです)。

 こんなことを質問するのは今更な気がしてちょっと恥ずかしいです。仕方のない質問かもしれませんが、回答をよろしくお願いします。

 

追伸:スマートシンキングの2巻を拝聴しました。いまここを意識してる部分のすぐ下でいろいろ動ているのは感じますし、なにかちょっとしたきっかけでいやなことを連想するのはよくあることです。こういったみんなが抱えている問題に対する良い音源だと感じました。しかもヒロインがかわいい! 続巻も楽しみです。

 

A:スマートシンキングが好評ということでワシとしても嬉しい限りじゃ。

未来から来たあの娘の潜在能力はかなりのものじゃからな、その意味でも今後が楽しみじゃな。

 

さて…今回の内容じゃが、お主は以前「2016/3/31 全般に関して」の質問でアニメのOPに合わせてキャラを動かす訓練をして良い感じになっているようじゃな。

お主が報告した内容を読む限りでは、かなり良い感じに鍛えられていると感じるぞ。

おそらくはお主はイメージ力が無いのではなく、使い方を覚えるための具体的なやり方に恵まれていなかっただけのようじゃな。

その証拠に今回の報告では驚くほどに良いイメージ能力を発揮している。

 

基本的にはレトリーバルも非言語もお主の今回のような感覚で大丈夫じゃ。

 

質問の後半に関しては、これはどちらでもやりやすい方法で良い。

注意する点としては「こうでなければならない!」と思い込むやり方はNGじゃ。

お主が話したやり方はどちらもそれぞれにメリット・デメリットがあるが、どちらかに頭を固めて考えるのはそれぞれの持ち味を殺してしまう可能性があるからな。

あえて言うなら「イメージが膨らむやり方へ、方法論にこだわらずどちらも良い所どりをして行う」が正解じゃ。

 

 

 

 

2016/3/30 主にレトリーバルに関して

Q:以前から続いている事なのですが イメージしたものが突然 おかしな挙動を始める事があります。例えば未来視で 扉の開け閉め(+出入り)を何度も繰り返したりイメージの中で何かを飛ばすと 勝手に戻ってきたり といった感じです

無理矢理修正しているので 何とかなってはいますがガイドやリーパーの挙動までおかしくなることがあるので少し気になります 何が原因なのでしょうか?

どうやら 私の心臓の鼓動と連動しているみたいなのですが・・・

 

レトリーバルにおいて一度も先祖が出てこなかったことが気になりレトリーバルで『自分の先祖』を調べてみたら浮かんだイメージが全て 人間ではなかったのです

(姿を見ることは出来てご飯をあげてみたら 食べてくれました)

先祖が人間ではない ということはあるものなのですか? レトリーバルで 原因の人物が肉塊なんかに見えることがあるなら先祖が人間以外の姿になっていても おかしくはない気がしますが・・・当然ですが 私の家族や親戚は皆 人間です

 

A:1つ目に関しましては心臓の鼓動ということで、考えられるのは「自分のリズムだと思っているリズムが、実は他者によって巧妙にいじられている」というケースですね。

これはリュエルちゃんの魔眼技法アペンド1「リライト」を学んでみると知識や技術的にも良いかもしれませんね。

 

2つ目に関してですが、先祖が人間ではないというケースはあります。

この世界では人間の姿形をとれば「分類上は人間」となりますが、その中身を割って魂を見てみたらまるで別物…というケースは少なくないですからね。

(こちらに関しましては魔法使い入門2の第5巻タイムラインにて詳しく話している内容になります)

 

おそらくは、あなたの非言語がその魂の本質部分を見てしまったというパターンも考えられますし、愚かな行為を続けた場合には「人の姿をとれない哀れな肉塊」になって現れるというケースもあります。

どちらのパターンと断じることは出来ませんが、おそらくは…あなたは潜在敵性の多い家系の中に放り込まれている可能性も考慮して、状況を冷静に見て分析する必要性はあるかもしれませんね。

 

 

2015/6/27 6巻のレトリーバルに関する質問

Q:家のことでスピ的?な件がありました。

本題に入る前に、軽くうちの家について前提を少し。私の家は、今は関西住みなのですが、もともとは代々F県の人間だったらしいのですが3代ほど前に、急に家財全てを処分して(ほとんど周りに寄贈して)ついでに名前も変えて(今の苗字はもともとの名前とは何の関係も無いものです)

その息子の代で今の大阪にでてきたらしいっぽいのですが。なんでそんなことしたかについて、例によってたった2~3代前のことですら、もうあやふやで確かなことは分からないのですが、時期的に廃藩置県にかぶってるのと、元が武家だったらしいことから、そこらへんのからみじゃないの?くらいに思ってるんですが、、、そこで本題なのですが、その元の地元のF県に、寄贈した土地にその町の共同墓地みたいのが立ってるらしくて、ちょうど先日のニコ生で話があった納骨堂みたいなやつなんですが、現役で使われてますが、古いものなので、立体駐車場みたく骨がでてくる機能とかは無いのですが。

その場所には、家の先祖(多分その2~3代前?)も分骨して収められてるらしいんですが、それがなんかそこだけ土地を渡した関係からか、ちょっとした御本尊(笑)みたいな風体で祀ってあるらしく。その話と写真を今年の正月に唐突に、そこに旅行いってきたとか言う本家の人間に見せられて、そのお堂の話もその時、はじめてしったんですが、こないだ祖父にあったときふと思い出して確認したら、「あれいってなかったけ? おれの親父分骨してて(しれっ」て感じで確認とれたのですが、、、。

本家とはそんな仲良くないので、場所もはぐらかされて教えてくれませんでしたし、爺さんのほうも1~2回しかいかなかったらしく、うろ覚えで、多分私がそこいって、お参りしたり、確認するのはむずかしいんですが、、、

この話に関係して、ふと思いだしたのが、以前、多分ニコ生で「某宗教では信者に仏壇拝ませて、そのエネルギーは幹部とか教祖が総取りしてる」的なことをお話してましたが、、、そのお堂は普段は閉じてて管理者に頼まないと開かないらしいので、普段お参りする人や、手入れする人は、必然、覗いたところに一番目立つ形である、私の家の先祖に拝む形になるでしょうし、そうでなくとも、何の説明もなければ、はたから見ればあんなん何かの慰霊碑とかそういうのにみえちゃうでしょうし。(写真でみただけでも、これ個人のかよってくらいなんか大きくて豪華でした、細部をうろ覚えなので仏像だったかお札とかを入れてるやつだったかは忘れましたが)

ともすれば、先の某宗教の巻き上げシステムのごとく、私の家が吸っちゃってる形になるんじゃないか、、、っ;; 

と思いまして、なにせほんとに最近まで知らなくて、まぁ知ったところで物理的には多分どうにもできないですが、、、

こういうのも魔法的に何かしら、対処したほうがいい案件なのでしょうか?

(尚、ぎりぎりで分かる2代前、爺さんの親父、、ですが、大阪に来た後、戦争特需に乗っかって、鉄鋼関連で、バカみたいな財産を一代で築いて一代で何も残さず、早死にしたような人なので、そこだけ聞くと、なんかパワーはあったのかもしれないけど、徳とかありそうな感じはしないかな、、、?という感じの人です。そのせいか、爺さんも戦時中真っ只中に、毎日洋菓子だけで腹いっぱいになって飯が腹にはいらなかったとか、のたまうレベルのガキだったらしいので、、、以後は普通の労働者ですが)


A:ふむふむ…今回の文章を読むに、どうもお主の家系はいわゆる搾取系の家系であった可能性が浮かんでくる感じじゃな。

だからこそお主のようなカウンターパワーというか、家系の流れを正す存在が生まれてきたのじゃろうがな。


答えを言う前に少し話をしようかの。

まず財産の寄与じゃが、それを行うということはその者は搾取の家系の中でもかなりわかっていた部類に入る。(この説明に関してはエクスキューショナーの第二巻PDFであの娘が詳しく説明する)

お主の家系のその者は、搾取の中でも割と判断力がある、力やエネルギーの流れを理解できる者であったと言えるな。

なぜ搾取の系譜だとわかるかというと、名前を変えたのがポイントじゃな。

これは呪いや恨みからのタゲそらし、つまり今までの流れを断ち切ろうとしている時点でおおよそやったことがわかる。

「財を成した」「財を寄贈した」「名前を変えた」「元武家」「共同墓地と慰霊碑」なども麻雀で言えば役満ばりのポイントの高さじゃ。何をどう見てもやらかしている家系じゃが、それでもお主のようなタイプの者が生まれてきたのは本当に救いであり光じゃな。


さて…。「浄財」は「浄罪」でもあるわけじゃが、それでも共同墓地で力を集めることや、慰霊碑を拝ませていることから、まだ浄罪は出来ていない…というよりは、元の性根は何も変わっておらんので、単に復讐や取り返しが怖くて小細工を弄したという感が否めぬな。


「先の某宗教の巻き上げシステムのごとく、私の家が吸っちゃってる形になるんじゃないか、、、っ;;」というお主の推測は正解じゃ。

おそらく本家あたりは未だにこりておらんし、今後も反省する余地は無さそうな雰囲気もあるかのう。

まぁ、お主にはあまり関係のない事柄ではあるが、気になるようなら本当の情報を知っている者が死ぬ前に、出来る範囲で詳しく情報を得た方が良いケースもあるな。

(これは6巻で話した内容じゃな。本当の所を知っておけば、何かあった時にも対処しやすいからな)


とりあえずは今の時点でお主に大きな被害がないならそのままでもいいし、何か気がかりや出来事があるならレトリーバルで財を成した当人を呼び出して「どうしてそんな寄贈をしたのか?」や関係者に「あの共同墓地は何のために作った?」などの質問をしてもいいな。

その他にも気になる家系者を呼び出して情報を得たり、その結果としてマズイと感じるならば、彼らに罪を償わせる行動をさせるのも手じゃな。


今回のケースはお主のような鋭い能力持ちがいたから良いものの、世間のほとんどの家系ではこうした出来事など考えもつかないからな。

その結果負の連鎖を引き起こし、呪われた家系が生まれることも珍しくない。

そういった意味でもお主が生まれてきてくれて、その家系は幸せじゃな。


2015/5/23 レトリーバルに関する質問

Q:初めましてこんにちわ!

ひとつ相談ごとなのですが、僕は基本的に女の子とすぐ仲良くなれるのにあと少し、あとちょっとという所で告白のタイミングを逃したり、縁が切れてしまいます。生まれてからずっと必ずなんです。

こっちから押して行った場合のみかと思ったら、向こうから迫られた場合も似たような形で縁が切れてしまいます。

例えば引っ越し。例えばサークル内のメンバーの仲が悪くなる、例えば向こうから強く言いよってきたのに何故かホテル直前で飽きられる……とか。

初めは僕自身に原因があると思っていたのですが、生まれてこの方ずっと似たような感じで女性と縁が切れる事があまりに多くて、これは呪いか何かの類いなんじゃないかとすら最近思い始めました。

大魔法使いちゃん、どうか教えてください。


A:それはお主自身の気質の問題かと思いきや、生まれてからずっととなると確かに胡散臭い話じゃな。

お主の話を事実として考えれば、これは家系のカルマの線が濃厚なので、6巻の「レトリーバル」を行うのがベターかも知れぬな。

これは割とよくあるのじゃが、例えばお主の祖先が女たらしであったり、遊び人、ジゴロやホスト的な存在、女衒屋であった場合には、そうした女性の怨念を祖先が一身に浴びて、その霊的汚染が後の家系にまで影響して女関係で色々と苦労するケースがある。

そうした場合にはレトリーバルで女性を苦しめた祖先を呼び出して「お前のせいでこちらは苦労しているんだ」と説教して、過去に迷惑をかけた全ての女性に謝ってこい!と叱るのと、きついお灸をすえてやるのも1つの手じゃな。


その他では、呪いで攻撃されているケースも考えられるな。

少し気になったのが「向こうから強く言いよってきたのに何故かホテル直前で飽きられる」の部分じゃな。

これは確かに少しおかしい…というか変なものを体に付けられている可能性も考えられる。


一例としては「貼り紙や告げ口の技法」などじゃな。

これは誰かがお主の背中に変な物(悪霊や汚い思念や悪意など)をくっつけて、その影響が伝播して女性の気分が削がれるというものじゃ。

例えで言えば…いくら爽やかな美男子でも、いざ付き合おうとして背広を見たら、背中に泥がついていたり、背広が大きく破れていたり変な臭いがしていたら幻滅してしまうであろう?

この技法は霊的な技法を駆使して、その「泥」や「臭い」を相手につけているわけじゃ。

これによって、女性はそれを肉眼として見ることは出来ないが、潜在意識的に不快感や嫌悪感を感じて、その男性を避けるようになる。

いわば霊的な目線で「不良物件」とみなされるわけじゃな。


お主の場合は、これをやられているかもしれぬから、その場合には自分の全身を意識した後、ブレードで自分の体の表面をスッスッと切り裂いて、体にへばりついている悪い念のようなものを削ぎ落とすようにブレードを扱えば良い感じじゃぞ。

(自分の女性運の無さを生み出した存在をイメージで思い描いて、ブレードでぶった斬るのもアリじゃな)


後は5巻の呪い返しで、自分の女性運の無さを生み出した存在へと呪い返しを行うのも良い手じゃな。


2015/3/28 6巻のレトリーバルに関する質問

Q:先日、遠隔による戦闘になったのですが、こちらの防御が全く通じない状態が起こりました。

相手と軸がズレている感じがあり、バリヤーを張ってもフィールドを展開しても防げませんでした。

こちらから反撃もしていますが、防御を見てると効果があったのか疑問です。

昔にも同じような展開があり、一方的にやられて、こちらの行動は空回りだった事があります。

もう1つの回復ですが、戦闘後、ダメージを癒すために魔法使い入門のヒーリングを行いましたが、ダメージが回復する感じがありませんでした(結果自然治癒任せです)。

どちらにも言えるのですが、このズレの原因がわかりません。

なにがしかわかることがありましたら、ご教授いただけないでしょうか。


A:これは割とタイムリーな質問で魔法と魔眼のどちらにも被る内容じゃが、とりあえず魔法の方で答えていくことにしようかの。


まず今回の攻撃じゃが、お主自身が相手の「感覚の詐術」に嵌められた線も考えられるが、話の内容から察すれば、これはお主が自覚している通りの攻撃と訳して良いかもしれんな。

つまり「軸がズレている」という感覚が答えそのものじゃ。


これに関しては、ここで話すよりも別のコーナーで説明した方がわかりやすいかもしれんからな。

http://mahoukoubou.jimdo.com/%E3%83%97%E3%83%81%E9%AD%94%E5%B0%8E%E6%9B%B8/

こちらの新コーナーで「過去の体を壊される」の魔導書を読んでみるのじゃ。

2015/3/24 6巻のレトリーバルについての質問

Q:第6巻のレトリーバルについてなのですが、祖先を説得し、エナジーブレードを渡した直後、祖先の表情が一瞬魑魅魍魎のような表情になって、私の頭を食いちぎってきたようなビジョンが浮かびました。一応、その後の行程は全て終わらせ、罪を償うような雰囲気は感じたのですが、どうにもそのことが気がかりでならないのですが、どうするのがいいでしょうか。

A:これは少し注意すべき案件じゃな。
4巻のガイドでも話したとおり、人のイメージ力とは本来は知覚力じゃ。
だから、お主が見た「祖先の表情が一瞬魑魅魍魎のような表情になって、私の頭を食いちぎってきた」というビジョンは、おざなりにしてはいけない案件だし、割と対処を考えておかねばならぬ部分じゃ。

今、お主が話した情報の範囲内でスキャンをすると、これは2つのケースが考えられる。

1つは先祖の姿を借りて、別の邪悪な存在が潜り込んで現れたパターンじゃな。
これは周囲の浄化がいまいちだったり、あまりに気を許しすぎていると、隙を突いて出てくる場合が無いとは言いきれないからな。
この場合は完全に敵なので、ブレードで滅ぼしても問題はない。

もう1つは先祖が反省していないパターンじゃな。
問題を起こした先祖の中には、割と性根が腐っている者もいるからな。
そうした者がブレードで力を得た瞬間に、調子に乗ってお主に牙を向いたというケースも考えられる。
この場合の対処法は幾つかあるが、まずは自分のブレードのセキュリティレベルを上げることじゃな。
つまり「このブレードは私を傷つけないし、例え他人にブレードの力を譲渡した時でも私に対して牙を向いた場合は即座に力を失う」などの安全装置を施した上で、先祖にブレードを渡すのも良い手じゃ。

後は、躾じゃな。
たとえ先祖といえども、巫山戯た真似をしたら張り倒す事も時には重要じゃ。
そうした躾をしておかねば、元の性根が腐った存在の場合はなかなか説得に応じないからな。

あれじゃな。

相手が高度な存在なら話し合いも有効じゃが、相手の程度によっては友好的に話しかけるよりも、一発、襟首を掴んだほうが話が早いというケースも、お主の世界でよく見られる光景じゃろ?
それと同じじゃ。

後は、6巻のPDFで話したとおり、例え祖先や家族といえども「潜在敵性」である場合もあるからな。
オカルト世界でも、死んだ肉親が道連れを呼びこもうとするという逸話がよくあるじゃろ?
あれのほとんどは、死んだ肉親が潜在的に敵だったから、攻撃として道連れにしようとするケースが殆んどじゃ。
本当に愛のある肉親ならば、道連れなどするわけがないからのう。

どちらにしろイメージの中で嫌なビジョンが見えたとしたら、それはしっかり対処する必要がある。
例え先祖といえど、首まで食いちぎりにかかってくるのは異常だから、そこまでやってくるなら、少なくとも好意的に見ることは出来んな。

具体的な対処をしたいのならば、またレトリーバルで同じ対象を呼び出し、その件を問い正すのが良いな。
もちろん、その時は完全に臨戦態勢で望む方が好ましいし、場合によっては力に訴えかけても全く問題ないだろう。
なにせ、先に仕掛けたのは向こうだからな。
野蛮な野良犬を躾るのは、言葉ではなく振り上げた棒であるのは今も昔も変わらぬ。

それで先祖が内心や本心を話して改心するならよし。

または、操られているようならばブレードで刺して邪悪なものを浄化してやるのもいいな。


それでもまた襲いかかるようなイメージが出てきたならば、それはもはや完全に敵じゃ。

そこまできたら、それはもう先祖のフリをして家系に潜り込んだ異分子であり敵性じゃからな。
お主の家系にとって利益にならない存在であり、言葉を変えればそいつこそが家系という川に投げ込まれた対処すべき汚れそのものであり、レトリーバルで浄化すべき因子そのものじゃ。
その時は容赦なくブレードで滅ぼしてやれ。


2015/2/11 レトリーバルに関しての質問

Q:私はレトリーバルが少し苦手で、何かの問題をやらかした先祖といってもあまりイメージができず、どちらかといえば月並みな言葉ですが「ここまで血を繋いでくれた方たちなんだから…」と思ってしまい、あまり責めるような見方ができません。

こうした価値観は、いわゆる歪んだ信念体系に汚染された状態なのでしょうか? なにかアドバイスをいただければ幸いです。


A:確かにレトリーバルのやり方は、一見すると先祖を責めているように見えるであろうな。

そういった場合には、こう考えてみるのはどうじゃ?


例えばお主の親が店舗経営に失敗したとしよう。

問題や借金を抱え困っている両親。何とかしたいが両親の力と知識では解決ができないとしよう。

もしもその時に、お主がビジネスの知識を持っていて、彼らを助けられるとしたらお主はどうする?

助けるかの? それとも放置しておくかの?

それと同じじゃ。


あと、先祖のカルマに関してじゃが、この世界では基本的には誰でもカルマの負債を持っていると考えた方が良いな。

これはお主の先祖が問題児だったという意味ではなく、かつての時代の常識や慣習、社会のあり方自体に問題が多く、そうした時空エリアでは、普通に生きているだけでもカルマが溜まるような詐欺同然の問題のある環境設定だったわけじゃ。


もちろん、当時の社会ではこうした本当の知識や魔法は伝えられていないからカルマの浄化も出来ない。

つまり放っておけばカルマは溜まる一方なわけじゃ。

それどころか詐術にまみれた「嘘の善行」を疑いもせず信じて行い、その結果、騙されてカルマの負債を更に増やしていく先祖もいるだろう。


つまり…悪気がある、無いという単純な話ではないわけじゃ。


この世界には悪気がなくてもカルマの負債を重ねる行為がいくらでもあるし、「まともな契約書だと思ってサインしたら、実は借金の契約書だった」というような詐欺のケースも数多くある。


彼ら先祖は、お主が持っているような本物の知識を所持していないし魔法の力も持たない非力な存在じゃ。

仮に詐術にかかって背負ったカルマを先祖が自力で解消しようとしても、その力も知識も無いから、ひょっとしたら突破口すら見つからずに困り果てているかもしれない。


そうした時に、もしもお主が物事を解決できる力を持っていたらどうする?


今話した内容をよく吟味してレトリーバルを再考してみれば、新しい見解が生まれてくるのではないかの?


2015/2/2 6巻のレトリーバルに関しての質問

Q:レトリーバルをすることは一種の世界線の移動のように感じられるのですが、これはドリフトにも関わってくるのでしょうか?


A:これは着眼視点にもよるが「過去を癒やすことによって、その意味が変化し、その結果として現在に影響が出る」という意味においては、過去の時間軸に行使するドリフトと言えるかもしれぬな。


ちなみに、今後何らかの形でリリースする予定のドリフトは、これをもっと手軽に日常的かつ能動的に行う内容になる予定じゃ。

ある意味ではあっけない内容で驚くかもしれぬが、物事は基本的なものほど見落としやすくなるからな。

ドリフトを学ぶにあたっては、デビルアイマスターの魔眼はもちろんのこと、魔法使い入門第10巻の思考の具現化も理解に役立つはずなので、お主がそれを既に学んでいるのなら予習をしておくのも良い感じじゃな。




-----------
2014/12/21 レトリーバルとドリームマスターに関しての質問
Q:ドリームマスターとの併用で他者へのレトリーバルは可能でしょうか?

A:うむ、可能じゃ。
この場合は他人に対して影響を与えるため、悪い影響を与える「過干渉」にならないかを注意する必要はあるがな。

------------
2014/11/30 6巻のレトリーバルについての質問
Q:カルマについての質問です。もしも本人の「意図せぬ行動の結果」として他人救済になった場合のカルマ値変動はどのようになるのでしょうか?
具体的には行動の時点で変動するのか、被行動対象が認識、感謝した時点で変動するのかを教えてください。

A:カルマについての判断はとても精妙でTPOによっても結果がかなり変わるから、言い切ってしまうと逆にお主の判断を鈍らせてしまうかもじゃが、とりあえずオーソドックスな部分を教えるとしよう。

まずは基本じゃが、行動により生まれるカルマは「本人の自覚・無自覚」「その行動の元になった意図」により変化する部分が大きい。
例えばマスメディアじゃな。
ああいった存在は本当に必要な情報を知っていても、自社の利益やスポンサーの関係であれこれと理由をつけてそれを隠そうとする場合が多い。
つまり自覚していながらも独善的な意図で悪意ある行動をしているので、例えその結果として誰かが良い流れになれたとしても基本的にジャッジはマイナスじゃ。
もう少し正確に言えば、自覚していながら大衆を扇動しその結果悪くなったら、カルマは大量に負債が膨れ上がる。
もしもそれで良くなったとしても普通のレベルで負債が生まれる。というわけじゃな。

これが無自覚や無邪気の場合は少し変化する。
例えば子供が無邪気に虫を獲った後、餌をやるのを忘れて殺してしまったというケースなどじゃな。
これは自覚して物事を悪くしたり殺しているわけではないので、自覚して殺すよりはカルマのマイナスは少ない。
また無邪気に何かをして、その結果として誰かが良い形になるなら、もちろんカルマは良い方向へ加算される。

次にカルマ値が変動するタイミングじゃが、これはある意味では行動してすぐに変動するとも言えるし、事態が発生した時に起こるとも言える。
つまり、とある行動をとった瞬間に未来軸が決定し、遠い未来で高い確率もしくは確定で未来が生まれるケースであれば今この時点でカルマ値は変動するし。
未来はまだ不確定要素が多く未定の場合であれば、その未来が現実化した時に発生する。

例えばAという者が動画投稿サイトでBの動画に対し悪意満載の批判コメントをして、Bはそれがトラウマになり以後、動画を投稿できなくなったとしよう。
このBという者は実はこの動画投稿をキッカケに、10年後にとても重要な企業のプレゼンを行う未来があったとする。
その場合には、Aは悪意あるコメントを流した時点でカルマの負債が発生する感じじゃな。

もちろん普通の人間にはそれを感知することは出来ない。
まぁ、だからこそ平気で馬鹿なことがやれるわけじゃな。
未来視と非言語を持ち、カルマと時間の関係を少しでも知っていれば、そんな事はやろうとしないからな。

では…ついでなので、この世界では殆ど知られていない重要な知識「カルマの罠」の事を話しておこうかの。

例えば肉食じゃな。
一般的な世界では「逃げるものを追いかけ殺して食べる」という行為は、カルマにおいては本来であればあまり好ましくない。
というよりも他の世界では食べなくても生きていける世界が多いからな。
だから「食」も「職」も必要がないという世界も多い。
じゃがお主の住むこの世界は特殊じゃ。田舎の超ローカルルールというか、そういった多数の歪な法則が未だに幅を利かせているから、お主たちは生存するために食べるしか無い。
しかし、カルマの流れで言えば、殺して食べるというのはカルマが累積する。

これがこの世界で行われている最も愚劣な罠の1つじゃ。

つまり…「ここは物理世界ゆえに、生きるためにはどうしても食べなければいけない。しかし、全ての世界の法則的に見れば、それをするとカルマが累積する。食べなければ死んでしまう。しかし食べたらカルマが累積する」という、いわゆるダブルバインドじゃな。
こうした愚劣なやり口で、そこに住む住人の魂をいつまでも星に縛り付ける。
こういった卑劣な罠は、この世界ではそこらかしこに見受けられる。

金のシステムもそうじゃな。
金が無いと生活できないために、人によっては誠実さの欠ける行動を強いられることもあるし、金のために倫理観や良心を売り渡す輩もいる。
これらは「生命の存続が保証されている世界」であれば本来は必要のないものばかりじゃ。
自己生存が保証されている世界であれば、ほとんどの者は嫌悪感を感じる行動を自ら進んでしようとは思わないからな。

今のお主には少し早い知識になるが、更に核心をつく話をするとしよう。

お主の住むこの星は、正直に言えば環境設定の時点から悪意が混ざっている。
そもそも食べ物を食べなければ生きていけないのが不便だし、かといって食料が豊富にあるわけでもない。
おまけに加工や調理をしないといけない食べ物も多く、毒を含む食物も多い。
住居もそうじゃ。
屋根や壁が無いと暑さや寒さで生きられない時点ですでにおかしいし、外敵や危険がある時点で「自然が優しい」とは到底言いがたい。
異常な寒さや暑さ、飢えや危険などの厳しい環境設定は、冷静に考えてみれば「生物を生かすというよりは、殺すように作られている環境」と判断した方がよほど合点がいくはずじゃ。
今のお主はこの星しか体験していないからそれが当たり前と思うやもしれぬが、他の世界を体験してみたら、いかにこの星が特殊な環境で覆われているかが簡単に理解できると思うぞ。

これらの悪意ある環境設定が意味するものは「生きていくだけでカルマが累積する詐術のような世界」の構築じゃ。
「生きていればカルマの累積。それらの生き様を否定すれば死」という目茶苦茶な世界じゃな。

しかし、お主はそれを恐れる必要はない。
こうした「どちらを向いてもカルマが貯まる詐術のような空間」においても、最終的にそれらのカルマは、それを仕掛けた者達に戻るようにできているからじゃ。

つまり戦犯度(カルマの負債の累積度)で言えば…

この世界を構築した存在 > この世界を資本などで物理的に維持しようとする存在(政治家・企業など) > 間違った知識で煽動する存在(マスメディアなど) > 元もと悪意に満ちた人間 > そういったシステムに便乗して悪意や地獄を拡大する輩

という具合じゃな。
この内容は少し聞き覚えがあるはずじゃ。
11月2日の2つ目の質問「失われたエネルギーやカルマ」の話に直結するわけじゃ。
最終的にはこうした悲劇を引き起こした張本人や黒幕たちが全ての借金の精算を求められるわけじゃな。

基本的にほとんどの者は全く悪くない、一部の悪意がこの星を誤った方向へ誘導しているだけじゃ。

だからお主は怖がる必要はない。
確かにお主たち人間は、生きるために食べなければいけないが、それは食べ物に対する感謝の気持を忘れなければ大丈夫じゃ。
それに、お主たちが放つ魂の輝きや真実を知りたい思う心は、大きな規模で見れば、そうしたカルマを帳消しにして余りある要素を含んでいるからな。

だから自信を持てば良いぞ。

まぁ…このあたりの魂の輝きの価値や意味まで説明すると、本当にキリがなくなってしまうからな。
今回はここまでにするとしよう。