【こちらは旧魔法使い入門のFAQコーナーになります】

2014年5月~2015年3月までの時期の質問となります。

 

※2015/3/25以降の質問は「魔法の質問コーナー2」に掲載してあります。

 

 

2015/3/24 6巻のレトリーバルについての質問

Q:第6巻のレトリーバルについてなのですが、祖先を説得し、エナジーブレードを渡した直後、祖先の表情が一瞬魑魅魍魎のような表情になって、私の頭を食いちぎってきたようなビジョンが浮かびました。一応、その後の行程は全て終わらせ、罪を償うような雰囲気は感じたのですが、どうにもそのことが気がかりでならないのですが、どうするのがいいでしょうか。

A:これは少し注意すべき案件じゃな。
4巻のガイドでも話したとおり、人のイメージ力とは本来は知覚力じゃ。
だから、お主が見た「祖先の表情が一瞬魑魅魍魎のような表情になって、私の頭を食いちぎってきた」というビジョンは、おざなりにしてはいけない案件だし、割と対処を考えておかねばならぬ部分じゃ。

今、お主が話した情報の範囲内でスキャンをすると、これは2つのケースが考えられる。

1つは先祖の姿を借りて、別の邪悪な存在が潜り込んで現れたパターンじゃな。
これは周囲の浄化がいまいちだったり、あまりに気を許しすぎていると、隙を突いて出てくる場合が無いとは言いきれないからな。
この場合は完全に敵なので、ブレードで滅ぼしても問題はない。

もう1つは先祖が反省していないパターンじゃな。
問題を起こした先祖の中には、割と性根が腐っている者もいるからな。
そうした者がブレードで力を得た瞬間に、調子に乗ってお主に牙を向いたというケースも考えられる。
この場合の対処法は幾つかあるが、まずは自分のブレードのセキュリティレベルを上げることじゃな。
つまり「このブレードは私を傷つけないし、例え他人にブレードの力を譲渡した時でも私に対して牙を向いた場合は即座に力を失う」などの安全装置を施した上で、先祖にブレードを渡すのも良い手じゃ。

後は、躾じゃな。
たとえ先祖といえども、巫山戯た真似をしたら張り倒す事も時には重要じゃ。
そうした躾をしておかねば、元の性根が腐った存在の場合はなかなか説得に応じないからな。

あれじゃな。

相手が高度な存在なら話し合いも有効じゃが、相手の程度によっては友好的に話しかけるよりも、一発、襟首を掴んだほうが話が早いというケースも、お主の世界でよく見られる光景じゃろ?
それと同じじゃ。

後は、6巻のPDFで話したとおり、例え祖先や家族といえども「潜在敵性」である場合もあるからな。
オカルト世界でも、死んだ肉親が道連れを呼びこもうとするという逸話がよくあるじゃろ?
あれのほとんどは、死んだ肉親が潜在的に敵だったから、攻撃として道連れにしようとするケースが殆んどじゃ。
本当に愛のある肉親ならば、道連れなどするわけがないからのう。

どちらにしろイメージの中で嫌なビジョンが見えたとしたら、それはしっかり対処する必要がある。
例え先祖といえど、首まで食いちぎりにかかってくるのは異常だから、そこまでやってくるなら、少なくとも好意的に見ることは出来んな。

具体的な対処をしたいのならば、またレトリーバルで同じ対象を呼び出し、その件を問い正すのが良いな。
もちろん、その時は完全に臨戦態勢で望む方が好ましいし、場合によっては力に訴えかけても全く問題ないだろう。
なにせ、先に仕掛けたのは向こうだからな。
野蛮な野良犬を躾るのは、言葉ではなく振り上げた棒であるのは今も昔も変わらぬ。

それで先祖が内心や本心を話して改心するならよし。

または、操られているようならばブレードで刺して邪悪なものを浄化してやるのもいいな。


それでもまた襲いかかるようなイメージが出てきたならば、それはもはや完全に敵じゃ。

そこまできたら、それはもう先祖のフリをして家系に潜り込んだ異分子であり敵性じゃからな。
お主の家系にとって利益にならない存在であり、言葉を変えればそいつこそが家系という川に投げ込まれた対処すべき汚れそのものであり、レトリーバルで浄化すべき因子そのものじゃ。
その時は容赦なくブレードで滅ぼしてやれ。



2015/3/20 12巻の天地創造についての質問

Q:12巻の技法では新たに世界を創造しますが、既存の、現在存在する世界に対して再創造を行うことで、性質の書き換えや追加といった形で力を行使することは可能なのでしょうか?


A:これも良い質問じゃな。

まず基本の結論として、天地創造でこの世界に干渉をしたいならば、この世界に働きかけるよりも、お主自身の手で良い世界を創りだし、そこから干渉を与えたほうが良いな。

これは土地やビジネスに例えるとわかりやすいかもしれんな。

都会のような既に開発されてごちゃごちゃしている場所の中で、無理に割り込んで新しい建物を建てるのは区画整理の面でも大変じゃ。

だが、新しい土地があればどんな建物でも作りたい放題じゃ。

そうした新しい土地で沢山の建物や豊かで強い文化を創りあげ、そこから都会へと黒船のように進出・干渉した方がやりやすいし妨害も少ないし効率が良いと言えばわかりやすいかの?


それでも、もしもこの世界に直接的に変革を促したいのであれば、天地創造よりは、その前段階である「星を愛でる」を行う方が効率的じゃな。

その中で平和の因子などを星に埋め込んでいけば良いわけじゃ。このあたりは11巻の再構成時の因子の埋め込みと同じ感覚じゃな。


後は、お主も既に理解していると思うが魔眼じゃな。

これはかなり強力な行使になるからな。


こうした星への良い影響力行使は、ピンときた時に是非やってもらいたい内容じゃな。


2015/3/19 11巻の無意識領域についての質問
Q:十一巻のアンコンシャスリセットを行う時、どうしても寝てしまう、というよりは催眠状態に入っているようなのですがこれは間を開けてからまたやる方が良いのでしょうか。
また、大魔法使いちゃんさんは以前「特殊能力は自分の生き様や形質がそのまま出やすいので、自分の望む能力が身につかない場合も多い」と仰っていましたが十一巻の内容はそういった特殊能力も自分の納得できる方向へ変えることができるものだと思うのですが合っているのでしょうか。

A:11巻は魔法使い入門の中でもトップレベルの爆睡になる内容じゃからな、お主の気持もよく分かるぞ。
これは別に寝てしまっても構わぬから安心していいぞ。
確かに寝てしまった場合は、再構成パートはやれなくなるが、リラックスして眠りにつけたということは、心身のしがらみなどを効果的にほどいている事も意味するからな。
だから、あまり気にせずにぐーぐー寝てしまうのも一興じゃ。

また、こうしたクリックアウトの話に関しては、ミレーニア女史がわかりやすい説明をしているからな。
ルミナスタジオのQ&Aページ「2015/3/18の質問」の2つ目の内容も参考にすると良いかもしれんな。
http://terunari.info/sound.html

再構成時に付加する特殊能力に関しては、確かにお主の言う通り、ある程度のものならうまく構成していける。
これは説明を加えるとするならば、こうした無意識領域では、より自分の感性が素直に出るので、明らかに無理のあるものはイメージ出来ないという意味と。
より深い叡智のエリアにアクセスしているため、無理のない整合性のとれたやり方や方向性を閃いて考え出せるという環境的な優位部分も大きいと言えるな。


2015/3/15 バリヤーに関する質問

Q:これまで学んだ講義での使い方以外にもバリアーには日常的な用途として外部の事象をカットする事で集中力を上げたり不快な出来事、間の悪い出来事を逸らす効果があるのでしょうか。


A:うむ、バリヤーにはそのような効果も望む事もできるな。

この場合には「外部の事象をカットする」という明確な意識や意図をバリヤー展開時にオプションのような感じで練りこんでいくと良い感じじゃな。


その他にも、バリヤー製作時に「このバリヤーは悪い運気を逸らしてゆく」とイメージしながら、悪い運気を黒い煙のように見立てて、それがバリヤーの球面に沿ってよそに流れて、お主自身には悪い運気が寄らない…のようなイメージを持ってバリヤーを製作したり、日常で今のようなイメージをするとより効果的になるから試してみると良いぞ。



10巻の具現化に関する質問

Q:未来視と具現化の扉、ブレードとワイヤーの違いは、作る際に織り込むイメージや意図する効果により生まれると考えてよいのでしょうか?


A:未来視と具現化の扉に関しては、かなり似ているというか、ある意味では、ほぼ同じと認識しても良いな。

これはイメージ的には「木の棒」のようなツールと考えると良いかもしれんな。

ただの木の棒でも、それは意図により役割も変化するし見え方も変わってくる。

釘を打ちたければハンマーになるし、物を動かしたい時にはテコになり、人を打ちたい時には武器になる。


同じ物体でも用途や意図により見え方や感じ方は変化するわけじゃ。

未来視と具現化の扉の関係は、まさにそんな感じじゃな。

基本的には同じものでも、使い方や見方を変えることで、より最適な物になるよう誘導しているというわけじゃ。

ブレードとワイヤーも似たようなものじゃな。


こうしたイメージによる用法はさりげに極意にも繋がる内容じゃな。


2015/3/11 7巻のドリームマスターに関しての質問
Q: 大魔法使いちゃんさんおはようございます。
毎回楽しく魔法の訓練に「魔法使い入門」を聴かせてもらっています。7巻のドリームマスターで訓練を数回ほど行ってすぐ奇妙な夢を見ました。

夢の中で唐突に偽られている・洗脳をうけているとなぜか直感し、さらに夢に出てきた敵(詐術の仕掛け手)の名前を看過しそれを唱えて奪った、というような宣言をわたしがすると、ブレードで切ってもないのにブレードで切ったように夢の世界が真っ二つに切り裂かれ、同時に今まで経験したことのない激しい耳鳴りとともに目が覚めました。

耳鳴りは数十分ほど続き、目が覚めてしばらくベッドでその名前を唱えたりすると悪寒が止まりませんでしたが、風邪の峠が越えた後の寒気のように気持ち悪いものではありませんでした。(大丈夫だという安心感がありました)ほどなくして体調も良くなり、とても気持ちの良い感じ日々が続いています。心身は前より充実した実感があるのです。
ちなみに敵の名前は現実世界の有名な顕教の神に似た法則性の名前で、そのものずばりの名前はggっても出てきませんでしたが、なんだかスケールが大きすぎて戸惑っています。

今回FAQで「夢で相手が名前を言う、あるいは自分の名前を告げられる」という2015/1/20の質問をちょうど目にしたため、質問させていただくことにしました。

①夢の中で夢とも気が付かず、自動で悪夢を破ることができるのか。またその際ブレードで切ってもいないのにまるで夢をブレードで切ったような効果が得られたけれどもそれでよかったのだろうか。

②相手の名前を奪う、などという悪夢の撃退法ができるものなのだろうか。(ちなみに名前を奪うなんて発想は今まで意識したことすらありません。)自分にかかわりのある名前にしろ、相手の名前にしろ明らかに神様の名前で戸惑いがある。

もしよければなにか今後のヒントになるようなことを教えていただければ幸いです。


A:まずは流石はお主じゃな!と言わせてもらおうかの。
①に関してじゃが、有るケースじゃ。
これはどちらかというと魔眼での「見破る」という行為に近いな。

悪夢のような詐術は手品のようなもので、タネが分かってしまえば威を失う。

「見る」「見破る」「看破する」といった行為は強力で、それ自体が術を破る強い力を持つからな。
お主が悪夢の構造を直感的に「詐術」だと見破ったのに加え、真名を言い当ててしまった結果、夢は力を全て失い崩壊したという感じであろうな。

②に関しても、どうもお主の非言語は常人離れしたレベルで発達しているように見受けられるな。
前提知識や事前情報がないままに閃くイメージや言葉は、えてして強力な力を持っていたり真理を貫いている場合が多い。
大抵の小狡い自称高位存在は、そうした自分の本性を隠して偉大なフリをして這い寄り人から力を奪うのだが、中にはお主のように強力な非言語を扱う人間もいるからな。

お主を騙して力を奪おうと近づいたつもりが、不意に、お主にど真ん中の真名を言い当てられ、その力をごっそりと全て奪われたような感じじゃな。
おそらくその存在は完全な箱割れをしたので、もう二度と浮かび上がってはこれないだろうな。

お主が言い当てて奪った神の名前は、それが正解であり真名と思ってまず間違いないだろう、お主自身の力が増したのもその証じゃな。
あと、この物理世界で語られている神の名前など、ほぼ全てが仮名じゃからな。お主が言い当てた名前のほうがよほど本質を言い当てているはずじゃ。

せっかく手に入れた力じゃから、プレデターよろしくお主のコレクションとして自分の力にしておくのも一興かもじゃな。ククク…。


2015/3/6 全体的な質問
Q:好きなことと適正は違うものなのでしょうか?
好きこそものの上手なれ、などという言葉もありますが、スポーツの世界などでは好きじゃなくても明らかに適正がある場合もあるように思えます。
適正を選んで好きなことを選ばなかったから幸せになれないのだ、といった話も聞きますし。
精神の世界では実はこれらは同じものなのか、それとも違うものなのか、違うのであれば、好きなことに自らの適正を上手くはめ込むのが大事ってことになるのでしょうか。
それとも適正のあるものに自分の趣向を上手く合わせていくのが大事なのでしょうか。

A:本来の法則で言えば、基本的には「好きなもの=適正」と考えていいしそれが全てじゃ。
ただし、この星の場合には事情が変わる。

まず、そうした「好き」による才能の開花とは、基本的に恵まれた環境がなくては開花しにくい。


例えば衣食住、時間、教育、愛情、専門的な道具などじゃな。

普通のまともな世界では、各人の権利や尊厳が守られた社会形態が多いので、誰でも求めるなら高度な教育を受けたりすることができる。

誰でも時間に恵まれ、じっくりと大好きな物事に取り組めるなら、その道において第一人者になれる。


だが、この星ではかなり事情が違うな。

いくら才能に恵まれても、金のないスラム街に生まれ落ちてしまったら、研究者の道は果てしなく困難なのは簡単に想像できるであろう?

つまりはそういうことじゃ。


これが「好き=適正」になりにくい理由の1つじゃ。


加えて、そうした好きなもので食べていくためには、この星では物理的な戦略が必要になる。
例えば、人に的確なアドバイスが出来る優れた人物がいたとしても、それで金を稼ぐシステムを構築しなければ単なる「的確なアドバイスをくれる便利な人」で終わってしまうというわけじゃな。
だからお主の言うとおり「好きなことに自らの適性をはめ込む」というやり方はこの世界においては有効な手段じゃな。
逆に、適正にあるものに無理に自分の嗜好を合わせた場合には、ケースによっては好きなことが嫌いになったり、よくわからない形になって正体不明になる事もあるので注意じゃな。
(自然に合わせる場合ならば問題はないがの)

また、今話した事柄とは全く別の目線で言うと、この世界にはエナジーバンパイアによる「才能の強奪」もあるからな。
つまり、お主の言うプロスポーツの世界で好きじゃないのに適正がある人物の何割かは、誰かからエネルギーと才能を奪ってそれで飯を食っている輩なわけじゃ。
その人物が元いじめっ子であった場合、可能性は更に高くなるな。

また同時に、好きであっても才能が開花しない人物の場合は、誰かに才能やエネルギーを吸われていたり奪われている可能性も考えられる。
これは上の例の逆パターンじゃな。
こうした人物は過去にいじめられっ子であったケースが多い。
(これに関しては「2014/11/1 8巻のエネルギーについての質問」の2つ目を読んでおくことをオススメする)

しかし、こうした案件はまさに「審判者」の十八番となる内容じゃが、こうしてタイムリーな質問が来ること自体に不思議な驚きすら感じるのう。
そろそろ頃合いだと思うが、あやつはワシと違って甘くも優しくもないからのう、ククク…。


2015/3/5 全体的な質問
Q:幽霊やお化けは本当に存在するのでしょうか。小さい頃に幽霊に呪い殺される系の話を見て、怖くて夜眠れなかったことがよくありました。
あとネットとかにあるこの絵や映像を見ると呪われるとか不幸になる系のものもいまだに少し怖いです。
それに呪われる場所とかに度胸試しに回ろうなんて誘われたら、多分断ると思います。
人の思念が力を持つのなら、死んだ人間の強力な思念も力を持つはずだし、パワースポットがあるのなら、また逆もしかりのような気がするのですが、実際のところどうなんでしょうか。
またこれらのことにはどう対処していけばいいのでしょうか。

A:これも精神的な護身法として重要な知識に繋がる良い質問じゃな。
幽霊やお化けは存在するが、その起こりはそれぞれじゃ。
単なる思い込みである場合もあるし、精神病の場合もある。
生霊のような人の生の思念であることもあるし、死んだ後の残留思念であることもあるし、動物霊や他所からの干渉、自称高位存在など、見え方として1つでも、その元となる力は幾つもある。
ほとんどの霊能者はそれらを「霊」として一括りにするが、それは海にあるものを全て「魚」というようなものじゃ。
サンゴも魚、岩も魚、昆布も海にいるから魚…と見てしまうのは雑だといえるのう。

もちろん、最終的には全て同じということがわかるようになるだろうが、細かい分類を理解した上でその結論にたどり着くのと、最初から雑な認識のままたどり着くのでは、レベルも深度も全く変わってしまうのは言うまでもない。


ちなみにパワースポットについては2014/12/30 その他の質問
を読んでおくといいぞ?


こうした呪われる映像や呪いのスポットでの肝試しは、4つの意味においてオススメはしない。

1つは悪い意味での好奇心じゃな。
これはあまり良くない。
何故かと言うと、スポットに行くなどの行為の裏には「そうした出来事に出会いたい」という邪な意識が存在しているからじゃ。
つまり、自ら危険を求めているわけじゃな。
だからそうした存在に出会う可能性を自ら引き上げてしまうし、「呪われたい」と自分自身で念じているようなものなので呪われる。

2つ目は「見えない」ということ。
スポットから無事に戻ってきたとしても、実際は呪われている場合も多い。
素人では呪われているかどうかを判断など出来ぬからな。

3つ目は自らの力でそうしていること。
仮に力のない呪いの絵でも、そうやって意識して見れば力を持ち始めてくる。
これはリュエルの魔眼を学んでいれば仕組みがわかるはずじゃ。
だから、呪いのアイテムなどをそうやって「期待して観察」する事が良くないのはいうまでもないな。

4つ目。
こういった行為は「自ら喧嘩を売りに行っている」のに等しい。
これはエネルギーとカルマの法則的にかなり良くない。
例えるなら少し腕に自信があるからと、自ら深夜の危険な街に繰り出してガンをつけまくったり、紛争地域に敵国のマークをつけながら紛れ込むようなものじゃ。
そんなことをしたら相手を無駄に刺激してしまうし「喧嘩売ります」と自ら喧伝・発信しているわけだから低級霊は喜んでとり憑いてくるであろうな。

仮にそれらを全て撃退しても、その行為には「大義」が無い。
例えるなら隣国に因縁をつけていきなり攻め込んでいく大国のようなものじゃ。
明らかに悪さをしている霊を懲らしめるために…ではなく、単なる好奇心で霊を殺しに行くのだからな。
これは「審判者」のような立場や視点から見たら傲慢な侵害行為とみなされるから、その意味でもかなり良くない。


以上、大まかに言って4つの意味において、そうした好奇心は身を滅ぼすわけじゃ。
不必要な場所に、理由も大儀も無く行くなど本来であれば愚の骨頂じゃな。
他にも…こうしたものを好む者は無意識に特殊な力や不思議な出来事に憧れている部分もあるから、そうした心の隙は悪霊にとっては格好のエサじゃから簡単に取り憑かれてしまうわけじゃ。

加えて、魔法のように「力を自らの中に求める」のではなく、他所に求めている時点で自らを弱く定義している点においても良くないな。

巷では霊能があるだとか退魔の力があるからと心霊スポットを好んで回る者がいるが、今話した知識を理解していれば、そういった奴らが何も理解していない者達だということがすぐにわかるはずじゃ。
そうした者達は事象の理解が浅く、物事に疑問を持っていないわけだから、もちろん認識力も感性も低い。
だからアクセスできる力も限られるし、高度な力も使いこなせない。

ということで基本的な護身法としては、そういった場所には立ち寄らず。オカルト番組もあまり見ない方が賢明じゃな。

じゃあ呪われたスポットをたまたま通りがかってしまったらどうすればいいかじゃと?
それは特に問題はない。
ワシは好奇心から立ち寄るのをマズイと言っただけで、それが手に余るとは一言も言ってはいない。
もしも、お主が何もしていないのに相手がとり憑いてきたら、それは相手に非がある行為じゃ。
ブレードでぶった切ってしまって問題はない。
当然じゃ、仕掛けてきたのは相手じゃからな。
これは審判者が使う、カルマやエネルギーの法則に則った力になるので、仮に相手が強力なモノでも問題なく切り裂くことが出来る。

あとは、ガイドにそうした事柄への防御や浄化をお願いするのも手じゃな。
お主が繋がっているガイドは、この星を縄張りとする霊や神など比較にならない強力な存在なので、そうした存在に睨みをきかせて貰ったり、癒してもらえば効果は抜群じゃ。

簡単に唱えられる呪文としては
「(   ) 私の周りにある呪われた事象を解除(浄化)してください。」
のような感じじゃな。
( )の中にはお主が契約したガイドの名前を入れるといいし「解除」の単語や文面も扱いやすいように変化させて構わない。
こうした言葉を心を込めて唱えるのも日々の浄化になかなか役立つぞ。





2015/2/20 全体的な質問

Q:各作品のサムネイル画像は毎回単色で描かれていますが、大魔法使いちゃんたちに決まったカラーリングはあるのでしょうか?


A:特に厳密なカラー設定は無いようじゃが、基本的にはワシは白人系(金髪、白い肌、青か緑の瞳、黒い服)で、リュエルは黒髪に赤紫系の瞳、衣装は黒が基調という部分だけは決まっているようじゃな。

ネムリに関しては色々な髪の毛の色のイメージがあって決めきれていないという感じらしいのう。

参考になれば幸いじゃ。


 

2015/2/18 その他についての質問

Q:先日ホームセンターに行ってきたのですが、店に入って少しすると急に頭の中が気持ち悪くなってきました。

……変な表現だと思いますけど、本当にこんな感じで。ぐるぐるぐるぐる、という感じが近いと思います。

今日もしっかりバリヤーは展開していたんですけれど…苦しい感じも全くありませんでした。

他人の想念が渦巻いて私を締めつけると言うかなんというか…店から出ると、すぐに気持ち悪さが取れました。

これは、どういうことなんでしょうか。


A:聞いた感じではお主は細やかな部分にまで気付けるタイプなので、基本的にはホームセンターは割と「雑」なので、その雑な気や場に流れている意識を拾い食いして、流入している感じがするな。


確かにバリヤーは張っていたのだろうが、お主は物事への同調や共感力が普通の人間に比べて鋭く強い部分が見受けられるからな。

だから例えバリヤーをしていても「ん?アレはなんだろう?」と物に意識を向ければ、すぐさまそれに同調するし、例えぼーっと歩いていても無意識に周囲の気配を読みに行こうとしている。

つまり…いくら防護バリヤーを張っていても、そこから意識や精神体を外へと出して無防備に悪いものを触りいったら変なのが入ってきて当然と言えるな。


ここでのポイントは、お主は無意識に物事に感応・同調しているので、対応策としては…


1:そうした雑多な気がある場所では、物事に感応しすぎない同調しすぎないという意識を強く持つ。

2:バリヤーを意識を向ける先までちゃんと張っておく(サイコフィールド寄りの技法、もしくはエナジースキンなどで最終防衛ラインを作る)

3:感応モードを意識して切っておく。(物理で触れても、中まで感応しようとしないでおく)

4:そういった場所で物に触れたら、必ず最後に水で手を洗う。(悪い気を洗い流す)

5:そういった場所に行かない。


などが効果的じゃな。

その他にも、魔法の質問コーナーの「2015/1/24 その他についての質問 Q:冬となり寒い日々が続いていますが、大魔法使いちゃんオススメの物理的な健康法はありますでしょうか?」と

「2014/12/12 その他についての質問 Q:イヤホンは(中略)その理論だとマスクや帽子とメガネやサングラス他衣類全般もその効果がありそうな気がしましたが、どうなのでしょうか?」の質問も役立つので参考にしてみると良いぞ。


 

2015/2/17 11巻の真名に関する質問

Q:真名では字と音韻に重点を置きますが、単一の音に複数の字を当てたり、逆に単一の字に複数の音を当てるといった単一の真名に複数の意味を込める行為は如何でしょうか?


A:うむ、可能じゃ。

これはお主のようなやり方でも良いし。

多くの情報をZIPファイルのようにまとめて、それを解凍して多くの情報を引き出すようなイメージでもいいし、幾つかの要素を内包する大きなイメージ(例:自由さや開放感をひとまとめにしたイメージ→大空など)を作り出して使用するというやり方でも良いな。

 

人間は複雑な要素が重なり合った存在なので、ひと言で自分をあらわしにくい事も多い。

だから、お主の考えた方法はとても的を得ているわけじゃな。



11巻の無意識領域のリセットに関する質問

Q:11巻を行うと心身が緩んでとても気持ちよくなります。

これは自分の心身のメンテナンス以外でも効果があるような気がしました。


A:うむ、そうじゃな。

この技法は自身のメンテナンスやリラックスだけでなく、他者に対してもかなり効果的な内容を含んでいるからのう。

自分の心身が緩めば、逆に相手の硬い部分が見極められるようになるし、自分の心の解きほぐし方がわかると、相手側の心のこだわりや縛られている部分すらもわかるようになる。


つまり、お主が自分に素直になれた分だけ、他者の不自然な部分が鋭敏にわかるようになるわけじゃな。

これは人の気持ちの真贋を測るのにも役立つし、相手の思いが本気かどうかや入れ混み具合などもすぐさまわかるようになる。

一種の非言語センサーとして機能させられるので便利じゃな。



2015/2/12 全体的な質問

Q:レッスン中は、師匠(大魔法使いちゃん)の言うことが本当に何の苦も無くするっとできてしまい、レッスン後も、やり方さえ覚えていればすいすいと再現することができます。

師匠と出会って数日しか経っていないのに、こんなに簡単に出来てしまうものなのでしょうか。

師匠の事を疑っているわけではありませんが、こうも簡単に出来てしまうと少し不思議で、逆に

 『魔法がこんなに簡単に使えちゃうなんて不思議だなあ。もしかしたら、何か間違えているのではないだろうか』と疑問を感じる時があります。

訓練が終わるたびに、この疑問が毎回ふわりふわりとやって来ます。

なにぶんふわふわとした悩みですので、私にも何が何だかさっぱりわかりません。

どうかこのもやもやをすぱーんと解消していただけないでしょうか。


A:これも面白い質問じゃな。

まず結論から話せば、お主は魔法がちゃんと出来ているし、良き使い手に育っているので安心して自信を持つと良いぞ。

しかし、安心しろと言われても理論的な裏付けがないと不安になるだろうから、一応その部分も説明しておこうかの。


まず基本的な事じゃが、お主がどうしてやすやすと魔法を行使できるかというと、これは、お主が既に魔法を習得するにあたっての前提条件をクリアしていたのが大きい。

つまり経験値や感性、物の考え方や見方などじゃな。

お主は魔法を身につけるにあたって必要な、こうした前提条件を既に所持していた。

しかしお主には、それを活かすための肝心のスキルと知識が無かったのじゃ。


運動神経抜群の者でも具体的な格闘技術を学んでいないなら鋭いパンチは打てないであろう? それと同じじゃな。


いくら素材が揃っていても、その組み合わせ次第では料理はうまくもなり、まずくもなる。

魔法はそうした素材を的確に組み合わせて最高の仕上がりへと導いてゆくレシピのようなものじゃから、元から良い素材を多数所持していたお主は、すぐさま素晴らしい成果、美味しい料理を作り出せたわけじゃな。


別の例えで言えば、RPGでお主は既に幾つものエリアを歩きまわり沢山の宝箱を見つけていた。しかしそれを開けるキーは見つけていなかった状態じゃな。

そこでお主は魔法というキーを手に入れた。

すると、その瞬間に今まで開かなかった宝箱が全て開いて、莫大なアイテムや経験値が一気に手に入ったというわけじゃ。


だから、お主がいきなり魔法を使いこなせると聞いてもワシは驚かぬし、むしろ「お主ならそうであろうな」とニヤニヤするだけじゃぞ、フフフ…。


あと、今回の内容は、この質問コーナーの「2014/10/9 その他についての質問」の2つ目にある「どうしてそんなすごいレベルの稽古をショートカット出来るのか?」の質問にもヒントが多数書かれているので、頑張って画面をスクロールして読んでおくのじゃぞ。


2015/2/11 レトリーバルに関しての質問

Q:私はレトリーバルが少し苦手で、何かの問題をやらかした先祖といってもあまりイメージができず、どちらかといえば月並みな言葉ですが「ここまで血を繋いでくれた方たちなんだから…」と思ってしまい、あまり責めるような見方ができません。

こうした価値観は、いわゆる歪んだ信念体系に汚染された状態なのでしょうか? なにかアドバイスをいただければ幸いです。


A:確かにレトリーバルのやり方は、一見すると先祖を責めているように見えるであろうな。

そういった場合には、こう考えてみるのはどうじゃ?


例えばお主の親が店舗経営に失敗したとしよう。

問題や借金を抱え困っている両親。何とかしたいが両親の力と知識では解決ができないとしよう。

もしもその時に、お主がビジネスの知識を持っていて、彼らを助けられるとしたらお主はどうする?

助けるかの? それとも放置しておくかの?

それと同じじゃ。


あと、先祖のカルマに関してじゃが、この世界では基本的には誰でもカルマの負債を持っていると考えた方が良いな。

これはお主の先祖が問題児だったという意味ではなく、かつての時代の常識や慣習、社会のあり方自体に問題が多く、そうした時空エリアでは、普通に生きているだけでもカルマが溜まるような詐欺同然の問題のある環境設定だったわけじゃ。


もちろん、当時の社会ではこうした本当の知識や魔法は伝えられていないからカルマの浄化も出来ない。

つまり放っておけばカルマは溜まる一方なわけじゃ。

それどころか詐術にまみれた「嘘の善行」を疑いもせず信じて行い、その結果、騙されてカルマの負債を更に増やしていく先祖もいるだろう。


つまり…悪気がある、無いという単純な話ではないわけじゃ。


この世界には悪気がなくてもカルマの負債を重ねる行為がいくらでもあるし、「まともな契約書だと思ってサインしたら、実は借金の契約書だった」というような詐欺のケースも数多くある。


彼ら先祖は、お主が持っているような本物の知識を所持していないし魔法の力も持たない非力な存在じゃ。

仮に詐術にかかって背負ったカルマを先祖が自力で解消しようとしても、その力も知識も無いから、ひょっとしたら突破口すら見つからずに困り果てているかもしれない。


そうした時に、もしもお主が物事を解決できる力を持っていたらどうする?


今話した内容をよく吟味してレトリーバルを再考してみれば、新しい見解が生まれてくるのではないかの?


2015/2/2 6巻のレトリーバルに関しての質問

Q:レトリーバルをすることは一種の世界線の移動のように感じられるのですが、これはドリフトにも関わってくるのでしょうか?


A:これは着眼視点にもよるが「過去を癒やすことによって、その意味が変化し、その結果として現在に影響が出る」という意味においては、過去の時間軸に行使するドリフトと言えるかもしれぬな。


ちなみに、今後何らかの形でリリースする予定のドリフトは、これをもっと手軽に日常的かつ能動的に行う内容になる予定じゃ。

ある意味ではあっけない内容で驚くかもしれぬが、物事は基本的なものほど見落としやすくなるからな。

ドリフトを学ぶにあたっては、デビルアイマスターの魔眼はもちろんのこと、魔法使い入門第10巻の思考の具現化も理解に役立つはずなので、お主がそれを既に学んでいるのなら予習をしておくのも良い感じじゃな。



2015/2/2 9巻の未来視に関しての質問

Q:未来視は現在知っていたり感じたりしている情報をもとにして予測を行っているといった部分もあるのでしょうか?


A:うむ、その部分もあるぞ。

あとの半分は未来からの情報をキャッチして、それを混ぜあわせることでより精度を増していく感じになるな。


このあたりの「未来からの情報」に関してわかりやすい解釈をしているものは、まほー工房のオススメ作品に掲載されている「願って!イズクモ」のライトノベルに詳しく書かれているからチェックすると良いかもしれんな。

電子書籍なので読むものを選ぶが、178円とかなりオトクな価格設定じゃ。


http://mahoukoubou.jimdo.com/%E9%AD%94%E6%B3%95%E3%81%AB%E7%B9%8B%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%81%8A%E8%96%A6%E3%82%81%E4%BD%9C%E5%93%81/


この辺の感覚が鋭くなっていくと、1つの物体を見た時に、現在から未来へ伸びる線と、未来から現在へと伸びる線がくっついて、より正確な未来視が可能になっていくわけじゃ。

慣れてくると、ほぼ一瞬でなんとなく見た物事の先がわかる感じじゃな。


未来視は慣れないうちは不思議な力に思えるが、慣れてくれば、この世界でも使いやすい内容かつ役立つものなので是非身につけてほしいのじゃ。


2015/1/31 非言語についての質問

Q:非言語の共感覚化についての質問です。

非言語で感じている物を視覚にチャンネルを合わせると、現実世界に実際に見えると考えています。

そして、通常の人の現実世界は視覚に見えやすいチャンネルだけで見ているので、気や魔法等は見えにくい。よって現実世界に見えたり触りやすくするには、結果的な視覚に見えやすいチャンネルに対しての物理干渉のイメージが必要だと思っています。

大抵の場合は、当事者同士で非言語の知覚と交信をしていればいい気もしますが、魔法を使用する側で知覚しやすくするイメージで物理干渉しやすくできますか?

 (周りの光を反射あるいは吸収して光を放つ、何かにぶつかって摩擦で音を出す、発声器官がある、フェロモンを放出して匂いが出る、エナジーブレードを振るとヴォンと音がなる等)

※現実世界の完全な干渉は無理でも、イメージの補強に使用したいです。


A:これも興味深い質問じゃな。

まず、お主が言った「周りの光を反射あるいは吸収して光を放つ、何かにぶつかって摩擦で音を出す、発声器官がある、フェロモンを放出して匂いが出る、エナジーブレードを振るとヴォンと音がなる等」のイメージはどれも有効な内容なので良いぞ。


あと、物理感覚をより強く補助したいかったり、術の威力を上げたい場合には、やはり手近な自分の肉体で出せる刺激や何かを使うのが有効じゃな。


例えば口で「シュッ!」と風切音を放ちながら切るイメージをする。

手を打ちながら広がる音に合わせてバリヤーを解き放つ。

服を素早くシャッ!と擦る事で炎や熱を意識する。

足で地面をジャリッと捻りながら、大地のワイヤーを引き出す。

体から出る汗や湯気で「オーラ」や「魔力」をイメージする。

目をつぶり、開くことで光を放つ・取り込む。

指をピンと立てることで、鋭利な剣や槍をイメージする。


などのように、体の動きと物事のイメージを合わせていくとイメージ強化に最適じゃ。

…と書いたところで、何かに気づかないか?

そう、これは子供の時に行った忍者やヒーローごっこと同じじゃな。

ああいった遊びは一見子供っぽくみえるが、こと本質をイメージするにはあれほど最適なものはない。つまり、本質的感性として子供のほうがはるかに深く物事を捉えているというわけじゃな。

こうした知識を参考に、より良いイメージを構築していくと良いぞ。


 

2015/1/24 その他についての質問

Q:冬となり寒い日々が続いていますが、大魔法使いちゃんオススメの物理的な健康法はありますでしょうか?

 

A:これは一年中できる内容になるが、鼻うがいと塩ハミガキなどは特にオススメじゃな。

 

鼻うがいとは、ぬるま湯に天然塩をまぜて、なんちゃって生理食塩水を作り、それを鼻に流し込み、鼻腔を洗浄するという方法だ。

詳しくは「鼻炎・鼻づまりから解放される『鼻うがい』の効果と注意点」でググれば一番最初にわかりやすいものが出てくるので参考にすると良いぞ。

 

この鼻うがいはあらゆる意味でとても体に良いものではあるが、たいていの者は続かない場合が多い。その99%は「面倒」なのと「鼻が痛くなる」の二点が大きいな。

 

オススメのやり方は、お風呂の時に湯船に入りながら、ミニタッパーに入れておいた塩を使い、お風呂の水を使用して鼻うがいをすると楽で簡単だ。

裸なので服を汚すこともないしな。

ポイントは水の温度と塩加減じゃな。

基本的には塩は多めに入れることと、ぬるめのお湯を使うと楽で痛くない。

逆に塩が少なすぎたり冷たい水だと鼻腔が痛く、拷問同然になるので注意じゃ。

 

鼻腔を綺麗にすると、空気の質感も感覚も、何から何まで鋭くなり新鮮に感じられるぞ。

逆に言えば、お主たちの世界の空気はどれだけ汚れているかがわかるし、普段から外で過ごすだけでも鼻腔がかなり汚れるという事実もよくわかるようになる。

ちなみに使用する塩は塩化ナトリウムではなく、天然塩が良いな。

値段と性能、流通での入手のしやすさの観点からも「伯方の塩」あたりをオススメしておく。

塩化ナトリウムや100均の安い塩を使うと鼻腔がめちゃくちゃ痛くなり続かないケースが多いので注意じゃ。

 

塩ハミガキも同様じゃ。

これは歯ブラシに天然塩をつけて歯磨きするやり方じゃな。

実は歯磨き粉というものは、かなり不自然で人の感覚を鈍くする。

試しに1~2週間、塩ハミガキだけをしてみると、その後に歯磨き粉に戻しても、その違和感に驚くことうけあいじゃ。

 

その他では洗顔と洗眼じゃな。

こうした目、耳、鼻、口などの穴の洗浄に加え、顔や手、股間、脇の下などの部位は特に重要だ。

これらを清潔に保たないと感度が落ちて能力が下がるからな。

機会がある毎に清潔に保つことをおすすめする。

 

 

その他では「衣類」にこだわるのも良いな。

これは東洋医学的な見地で言えば、天然物がとても良い。

具体的に言えば絹が最上で、次に麻や綿、一番悪いのが化学繊維だ。

衣類というのは科学の世界では保温と通気だけで見るケースが多いが、実は「毒出し」という考え方が抜け落ちておる。

自然繊維というものは汚れるのが速いが、それはこうした体内の毒を吸いだしている部分が多いのじゃ。

 

人間は毒出しを、主に「汗吐下(かんとげ)」で汗や吐瀉物、排尿や排便として外に出している。

女性の月のモノも一種のそれじゃな。男性はこうした「血」として毒を多く出せる機会に恵まれていないので、その他の方法で出す場合が多い。男性が女性に比べて道端にツバをよく吐くのは、実はこうした背景もある。

 

自然繊維はこうした毒出し効果を積極的に促進する。

だから下着や肌着、パジャマや枕カバーやシーツなど、素肌に触れるものはできるだけ自然繊維で固めたほうが良いな。

特に足裏や股間、脇の下は毒出しでも重要なので、靴下やパンツ、シャツは素材を重視した方がいい。

こうした肌に触れる衣類が化学繊維だと毒がどんどんたまるので、赤ん坊だと癇の虫にさわったり、子供だとイライラが増えたり、青年だとキレやすくなったり、成人だと踏ん張りやこらえがきかなくなったり、老人だとある時いきなりポックリというケースもよくある。

 

絹製品はさすがに高いので誰でも買うことは出来ないが、綿製品ならば安価に手に入るからな。

できれば綿100%、最低でも60%以上は配合されている衣類を買うことが望ましいな。

あと、衣服が毒で汚れたら洗うことでまた綺麗になるが、こうした毒の湿り気は単に乾かすだけでは毒は抜けないので注意じゃ。必ず洗って浄化するようにな。

 

ちなみにジャンバーなどのアウターに関しては化繊でも、まぁ構わない。

そこまでこだわるとコストがかかりすぎるからな。

あと、帽子などもサイコアタックを防ぐのと毒出しを兼ねて自然素材のものをたまに被るというのも良い手だな。

 

これ関連の知識では2014/12/12の質問もためになるので、一緒に読んでおくと良いぞ。

 


2015/1/20 7巻のドリームマスターについての質問
Q:夢で印象に残った名前などというのは、何か意味があるのでしょうか?夢で敵として戦った相手から告げられた名が、とても印象に残っていて、それが現実では全く聞いたことも無く、存在しないような名だったので気になって質問させていただきました。

A:夢で印象に残る言葉や音の響きなどは、自分の本質や魂の記憶と関わる周波数や振動数など、そうしたものに近い場合があるな。
夢の中で敵側から告げられたので「攻撃」ともとれるが、文章の雰囲気から察するに、攻撃ではなくライバル(?)がお主本来の名前「真名」を呼んでいたのかもしれぬ。
夢は多くの知恵や閃きにアクセスできるし、物理世界では数少ない強力なコンタクト手段じゃからな。
だから夢で見聞きした文字や言葉、音、響き、体感や感覚などが嫌な感じのものでなければ、自分の本質に関わるものとして少しでもいいから覚えておくと何らかの機会に役立ったりするかもしれぬな。

 

 

Q:子供の頃に、エネルギーの奔流があるゲートを自分の右後ろに開いて、高揚感を得ている感覚の夢や、巨大な意識・知識の中に溶け込み巨大な意識そのものを自意識下にして広がり、安心?落ち着く夢といったものがありました。
今は夢を思い出して使いこなすイメージはあるのですが、目的や利用方法が全く閃きません。
こういった断片的な知識は、研究対象のように積極的に追う物なのか、それとも日々の魔法の練習中にしっくりきて使える物なのか、どう判断すればいいでしょうか?
当てはまるピースと場所はあるのに、自分の持っているその他のピースにはつながらない、ジグソーパズルのような感覚でもどかしいです。

A:これもタイムリーな質問じゃな。
お主が繋がっているものはワシが「ソース」と呼んでいるものである可能性が高い。
ソースというのは調味料ではなくて、根源的な場所じゃな。
これはお主の世界で例えて言えば、正確な情報が集積された高性能コンピュータであったり、嘘の情報がないインターネットであったり、レベルの高い者達ばかりが集う集会場であったり、クリーンなエネルギーを無限に供給してくれる動力炉であったり、疲れのすべてを癒してくれる回復の場であったりという理想的な場所な感じじゃな。

子供は大人に比べて素直な心が多いので、そうしたソースに特に繋がりやすい。
蛇足じゃが、子供の物事の理解と習得が大人に比べて圧倒的に早いのは、こうしたソースに繋がる力も潜在的には大きく関係している。

このソースの有効利用法は、基本的には繋がるだけで有用じゃな。
完成を鈍らせた普通の大人がアクセスできない(もしくはアクセスの方法を忘れた)場所に繋がれること自体が、お主の知恵や閃き、生命力、回復力などの増進に役立つわけじゃ。

これは積極的に求めようとするのもアリではあるが、生真面目もしくは強い衝動で求めると逆に手の平からこぼれ落ちるケースや、違うものを掴んでしまうケースも多いからな。
だから、普段通りの生活をして、たまにそういった夢を見た時にその感覚や振動数を覚えておくと、普段から繋がりやすくなり有利じゃぞ?
まぁこれはラジオのチャンネル合わせのようなものじゃな。

2015/1/19 十巻の具現化に関する質問
Q:十巻についての質問です。
例えば試験に合格することを願う場合には、勉強時間の確保や知識の量などの合格に必要な物を手に入れることを、合格とは別に祈るべきでしょうか?

A:うむ、鋭い視点じゃな。
結論としてはそれは良い方法であると言える。

「合格」というものを単体で願うのもアリじゃが、それだと人によっては漠然としすぎる場合もあるし、心の何処かでは「でも、それだけで本当に大丈夫かな…」という不安が生じることもある。
だからその意味でも、合格を祈りつつも、それを実際に可能にする裏付けや自信を獲得するために、お主が言った「勉強時間の確保や知識の量などの合格に必要な物を手に入れることを祈る」のは特に有効な手段じゃ。

具体的な一例としては、こんな感じじゃな。

・私は合格する。そのために必要な知識が何かを私は気付くことが出来るし、そうした必要知識を引き寄せることが出来る。
・私は合格を可能にする質の良い勉強時間を確保することが出来る。
・こうした基盤によって、私は安定した精神で物事を効率良く学ぶことが出来る。

こうした内容を合格の祈りと併用して行うと、具体性があるため宇宙もより動きやすくなるし、お主自身の気持ちも物理的基盤に支えられるから単体で合格を祈るよりも安心感や安定感が生まれる。

その結果、合格率が更にアップしていくわけじゃな。



Q:「お金の引き寄せ」は付属のテキストを読むとあまりベストではないと感じましたが、これはなぜでしょうか?

A:1つはテキストに書いたとおり「数字という物は、ビジュアルに比べてリアルなイメージ感が弱い」という点じゃな。
もう1つは、金銭という物はこの世界の信念体系にかなり密着・依存した特殊な存在なため、それを願うことは信念体系の罠にはまる可能性が生まれるという点で好ましくはない。

じゃが…これは豊かになることを否定しているわけではないからその点は注意じゃぞ?
だから、もしも豊かさを祈る場合には「現物」を祈るやり方がオススメじゃ。

つまり…「金銭は人工的かつ、ぽっと出の比較的新しい概念」なので、そうした人間本来の形質に遠い物を願うよりは、シンプルに「欲しい物」そのものを願うわけじゃな。
例えば「ポルシェを買いたいために一千万が手に入るイメージをする」よりは
「ポルシェを乗り回して満足感と幸せでいっぱいの自分の姿と感情をイメージする」ほうが祈りとしては成就する確率が高くなる。
これは無味乾燥な数字よりもビジュアルイメージの方が強いという典型じゃな。

数字よりも現物そのものをイメージした方がイメージ力も感情のパワーも総動員する事が出来るから「願いはストレートに、そのものを求めること」を強くオススメするぞ。

他にも、地位や職業を願って、その結果として金銭が流れ込んでくるというような願い方も良い手じゃ。
これもかなり有効なテクニックなので、うまく利用すると良いぞ。

 

2015/1/17 5巻の呪いに関する質問

Q:呪いをそらす技法についてですが、術ではなく物理的な行動による回避方法などはありますでしょうか?【魔法版】(魔眼版は魔王様の質問箱にて)


A:これはなかなか良い着眼点じゃな。

物理行動においての回避の基本は、現実世界での暗殺回避と同じ要領じゃ。

すなわち基本的には「自分の行動」をツイッターやMixi、ブログなどで逐一報告しないことじゃな。


例えば食事やそのメニューの写真、移動方法など、外敵に知られる情報が多いほどにサイコアタックに狙われやすくなる。

車で移動していれば「事故」をタイムリーに呪うことが出来るし、写真で食事の内訳がわかれば食中毒を呪うかもしれぬ。

外敵に与える情報が多いほど、それがリアルタイムであるほどに、呪いの攻撃精度は増して成功率も高くなるわけじゃ。


だから、そうした攻撃をそらしたい場合には、時間差でツイートするのをおすすめする。

具体的には「車で移動」とツイートした時には、既に移動を終えていたりとかじゃな。

これなら攻撃側は完全にとんちんかんな方向性で呪いを行うわけなので、呪いが一切かすらなくなるというわけじゃ。

また、食事の写真も前日の写真を使用したりすると、食中毒などで狙われにくくなるな。

出かけると見せかけて出かけない。

Aを食べると言っておいてBを食べる。

情報をズラして報告したり、フェイク情報を織り交ぜる。

これらはまさに現実世界の暗殺回避方法と同じじゃ。


後は生放送でも話したが、お風呂に入った時に全身を数秒間湯船に潜らせると、周囲の呪いが狙うべきターゲットを見失いやすくなる場合も多いので、湯船が広い場合はやってみると良いぞ?

これはプールなどでも潜水すると有効なので覚えておくがいい。

ちなみに富裕層が自宅プールやジムのプールを好むのは、こうした呪い回避も無意識に働いているわけじゃな。

 

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2015/1/15 5巻の呪いに関する質問

Q:呪いや力を奪われることについて質問があります。

以前、呪いを受けた時には「自分を信じて耐えて、乗り切れば力を得ることが出来る」と言われた時のことを思い出して、ふと思ったのですが。

呪いや信念体系による攻撃などは、どうして体を不調にさせる攻撃や、外部からのノイズでイライラさせたり、誤誘導で人を操ったりというやり方ばかりなのでしょう。

どうして魂や精神などの精神体本体に直接ダメージを与える攻撃をしてこないのでしょうか?

攻撃側の立場で考えると精神へのダイレクトアタックが一番効率が良い気がするのですが…単にそれに気付いていないだけなのか、肉体への攻撃が好きなのか…これには何か理由があるのでしょうか?



A:うむ、理由はあるぞ。

簡単に言えばそれが出来ないからじゃ。


まず第一に、ああいった卑しい存在は卑劣なことに関しては頭が回るし、倫理観がないから手段を選ばない。

そんな卑劣な輩たちが、精神体への攻撃という概念に気付かないわけがあるまい。

効果的な方法なのに行わない理由は1つしか無いな。

すなわち「できない」わけじゃ。


精神体だけの存在レベルや質で言えば、お主たちの方が奴らよりも遥かに上だからな。

お主たち人間が奴らに負けている部分は、肉体という檻に捕らわれているという物理的な部分だけじゃ。

だから、奴らはお主の精神を攻撃しないのではなく「攻撃できない」というのが本当のところじゃ。

故に、肉体的な不調やノイズで「お主自身の力をイライラに向けさせたり、誤誘導して仲間を攻撃させたり、互いに争わせたり」させるのが精一杯というわけなのじゃ。

これは他の世界では失笑モノの陳腐な手法ではあるが、物理世界ではなかなか効果的だし、知識がないと見抜けないからな。

奴らは自分たちがやれる範囲で最大の攻撃を行っているというわけじゃな。


さて…今話した知識を体感として身に付けるためには、まずは「存在の高等、下等」という概念について深く知らなければならない。



この世界でオカルトを学ぶ者がよく勘違いしやすい部分だが、まず…基本的には存在には性能差はあまり無い。

存在の高等、下等というのは、就いているポストの違いにすぎないと理解する必要がある。

お主の世界で例えると「会社」じゃな。

では、大企業で例えるとしよう。


まず、平社員…これがお主たち物理世界の人間が立たされているポストじゃ。

平社員の権限は少なく、閲覧できる情報も少ないし制限されている。

人脈やコネは少なく、資金も少ないし時間も与えられないから自由にできることが少ない。

しかしこれが幹部になるに従い閲覧できる情報も増えて、コネも増える。

動かせる金も増えるし、使える時間も増えていく。


経営者となれば更に情報が集まってくるし、自分からは働きかけなくても周囲の部下や人脈が有益な情報を持ち寄ってくる。

扱える金も多いし時間も多い。

どこへでも自由な所に行けるしバカンスも思いのままじゃ。

筆頭株主となれば、さらに有利じゃな。


コネにより確実なインサイダー情報としてオレンジが上がるとお主は知るとする。

普通ならオレンジの株を買うであろう?

そこに判断力や人格の高潔さは必要ないはずじゃ。

当然じゃな、上がることが確定しているのだから。


逆に平社員がオレンジで儲けようとしたら大変じゃ。

どれだけ分析をしようとも、それはほとんど丁半博打と変わらぬ。

そこに人格は関係ないし、判断力が優れていても勝てるとは限らない。

もちろん、投入できる金も少ないしな。


健康(性能)についてもそうじゃな。

専属の栄養士がメニューを組んで、スポーツトレーナーが効率的なフィットネスを指示する。

疲れたら常にマッサージを行い。

最高レベルの空調がきいた家に住み、無農薬の有機栽培品を食べる。

スケジュールも睡眠も自由自在じゃ。

これで健康(性能)を維持できないわけがない。


反面、平社員は激務に追われ、昼は牛丼で夜はカップラーメン、徹夜作業で朝はコンビニ弁当。

マッサージを受ける金も時間もないし、睡眠時間も与えられない。


全てにおいて差はつく一方じゃ。

しかしそこには、人格の要素は一切関係がない。



今の喩えを聞いて、何かを想像できなかったか?

そう…高次存在じゃ。

奴らの大半は上から目線で偉そうなことをべらべらと喋るが、今話した例を理解すれば、それが大したことではないということが一瞬で理解できるであろう?


「質問すればすぐに本当の答えが返ってくる宇宙のコンピューター」に繋がることができれば誰だって解答を間違わないし、肉体の束縛が無く、宇宙へ繋がって全てにおいて万全のサポートがあれば、誰だってその能力を極限まで伸ばすことが出来る。

つまり単なるポストや環境の違いだけじゃ。

そこに「人格レベル」は全く関係ない。


これがほとんどのオカルティストが間違う「高次存在のカラクリ」じゃ。

だから知識はあっても、性根が腐った悪意ある高次存在がいるという事実を人間たちは殆ど知らない。

実際の所、それは「品性下劣な勘違いが、たまたま良いポストに就いて、高権限コンピュータへのアクセス権を持ったから調子に乗っている」に過ぎない事象じゃ。


能力が高い=人格が高潔。

という間違った思い込みは「有名人だから人格が優れている」「一流選手だから高潔だ」というこの世界の間違った思い込みとそっくりじゃな。

だからこの世界では下品な経営者もいれば、本当に高潔で優れた平社員もいるという現象が起こるわけじゃ。

能力の上下と、存在の本質の貴賎は全く関係がないということじゃな。

これは、お主のような特殊な感性を持つ存在はともかくとして、大衆のほとんどが勘違いしやすい事柄じゃ。



さて…ここまで話してようやく物事の核心が見えてきたであろう?


やつらとの性能差やアドバンテージは単なる物理世界に根ざしたものに過ぎない。

だから有利な立場から肉体へ攻撃を仕掛けることが出来るだろう。

しかし…そこに魂の概念が入ったらどうじゃ?


 

魂は常に同じ土俵で戦うものじゃ。

そこでは格差やシステムの都合などは介在できず、純粋な魂の輝きとレベルだけで勝負が行われる世界じゃ。

 


同じ土俵であれば…この世界で鍛え抜かれたお主の魂が、安全な観客席からヤジを投げるだけの青瓢箪のようなインチキ存在に負けると思うか?

実際にやりあったら結果は明白じゃ。

これが、信念体系たちがお主の精神に攻撃を与えられない理由じゃな。


今の話によって、お主も「高次存在の見抜き方」が理解できたはずじゃ。

本当の存在としてのレベルを見たいならば、性能の上下ではなく人格で見極めるのは、すべての世界で共通の事柄じゃぞ?

 

こうした事柄を理解することで、この世界に降臨している自称神や高次存在たちが真の意味ではいかに下等で微妙なイカサマ存在かということも理解できるだろうし。

「神だから無条件に高等」「高次存在は我々ではとうてい理解できない高い存在」などとのたまっている人間は、実は知恵も洞察も持ってないことが容易に理解できるはずじゃ。

本来の人間の可能性とはそんな小さなものではないし、同時に、お主たちのそばにいる優しいガイドたちが能力、人格ともに真の意味で高等であるという事も深く理解できるはずじゃ。


まさに「真理はすぐそばにある」というわけじゃな。


今話した事柄はワシやリュエル、お主のガイドなら誰でも知っている内容じゃが、この世界では全く語られていない叡智や魔法のヒントも多分に含まれているからな。

しっかり覚えておくのじゃぞ?


2015/1/14 その他に関する質問

Q:いまいち魔法の訓練の成果を感じられないときがあります。

そういうときは何度も繰り返し訓練を行うことが重要なのでしょうか?


A:これは感覚慣れしている時に起きがちな事柄じゃな。

人は良くも悪くも感覚に慣れてくる生き物なので、同じ刺激を受け続けたりしていると慣れてしまい、よくわからなくなる場合がある。

物事は煮詰まりすぎてもうまく行かなくなる場合が多いからな。


こういった時にはやはりオーソドックスに気分転換が良いぞ。

散歩をしたりゲームをしたり、普段のリズムとは違った物事を体験したりするのは特に効果的じゃ。

心のフォーカスをほかごとに集中させれば、また新鮮な感覚を取り戻せるし、その間に脳の修正プログラムが働き、今まで学んだ事柄が整理整頓される効果も期待できるからな。


それでも稽古を連続したいという場合には、今のやり方を少し変えてユニークにやってみるなど、いつもとは違う刺激で稽古を行ったりするのも良いな。


物事というものは、「多方面に蜘蛛の巣のように可能性を広げてメタ認知から進歩する方法」と「1つを突き詰めて行う」という二種類のやり方が主にある。

ただ、1つの稽古をひたすら反復して真理を貫くという後者の稽古方法は、力と思考の柔軟性を失いがちになるし、なによりも辛くて厳しい。

こうした苦行系のやり方は、今の時代にはあまり合わない方法なので、個人的には前者の色々な面からアプローチする方法をおすすめする。


煮詰まった時にはとりあえず気分転換じゃな。

そうすれば、また新鮮な気持ちで稽古ができるので良いぞ。


2015/1/9 その他に関する質問

Q:物理世界において初めて会った筈の人の声や容姿を、懐かしく感じるのは過去生などで魂同士がかつて出会ったということでしょうか? また、そのような際に未来軸で会っていた事が理由である場合はあるのでしょうか?


A:これはカテゴリとしてはその他に分けるが、実質は4巻と7巻と9巻の内容じゃな。


ドリームマスターでの、7つの夢分類のうちの6つ目「輪廻転生の記憶」でも話したように、こうした懐かしさは過去の記憶もしくは未来の記憶によるケースが多い。

「過去ならまだしも、まだ起きていない未来の記憶も?」とお主は思うかもじゃが、未来というのは、本来はお主がこの世界で認識するような形態をしていない。

もっと柔軟なものじゃ。


この世界にある知識で翻訳するなら、以前オススメ作品コーナーで紹介した「願ってイズクモ」の時間の概念が解釈に役立つかもしれぬな。


まぁ簡単に言えば、未来軸からのアドバイスやメッセージ、経験を現在軸のお主が受信したという感じじゃな。

だから、お主の2つの質問は、どちらもYESじゃ。

これが理解できてくると、何かの出来事が起こった時に、その先の未来が見えたり、1つのきっかけが未来を変えたり過去を変えたりという事象の理解も深まってゆく。

興味があるならば、その感覚は是非突き詰めておくと良いぞ。


2015/1/2 その他についての質問
大魔法使いちゃんに質問があります。
例えば以前、知人にとても嫌な目にあわされて心身に深いダメージを負ったとします。その後、そこからなんとか立ち直ろうとして、その結果、今現在は良い状態や環境になったとします。
その現状に対して、世間や私を傷めつけた知人は「そのおかげで今があるんだ。感謝しろ」と恩着せがましくしてきます。
また、巷にある成功学や啓発書では、そういったネガティブな出来事に対して「それはあなたを成長させるための試練なのです、だから感謝しなさい」と語る内容のものが多いです。
ですが、私的には少し疑問を感じます。
実際の所、これはどう訳せばよいのでしょうか?

A:それは、この詐術まみれの世界でよく見かけるやり口じゃな。
確かにお主はその出来事がキッカケで何かが変わったのかもしれないが、それと「他人が悪意を持ってお主を傷つけた」のは別の話じゃ。
そもそも、お主の努力とそいつの悪意に満ちた行動には関連性がない。
それは宗教がよく使う「祈りが届かなかったら信仰心が無いお前のせい」「祈りが叶ったら神の力のおかげ」の詐術に近いな。

「そやつはお主を傷つけた」「お主は地獄から這い上がった」
これはこれ、それはそれ、じゃ。
要は相手は、自分の行った悪事を正当化したいだけ。
詐欺師がよく使う手というわけじゃな。
これは体制側の啓発書でもよく使われる手口で、早い話が相手を傷つけたカルマの負債を誤魔化すために、相手に赦しを強要しているだけの薄っぺらいやり口じゃ。
世界の歴史を紐解いても、この世界で弁護される内容のほとんどは自分の悪事の正当化であることが多いのは、お主も理解できるであろう?

浅い解釈しかできないと「しかし、その出来事がなければ今の結果にはならなかった」と念仏のように唱える者達がいるが、そもそも「その出来事が起こらなかった、選択されなかった世界線の未来」がNGだとどうして言い切れるのかが疑問じゃな。
大部分の世界線では、その痛みを経験しなくても同じ結果に行きつけることがほとんどじゃ。
同じ結果であれば、痛みを負う必要は無い。
つまり…加害者の攻撃は、その必要も必然性も無かったということになるな。

だから良い訳し方としては、その出来事で自分は変わったという事実だけを淡々と観察して、相手に感謝する必要は全く無いし、呪っても一向に構わない。
なぜなら相手は単なる加害者でしかなく、本質的にはそれはトリガーにすらなっていないからな。
これは上辺だけで見ると、とても傲慢な考え方に聞こえるかもしれないが、お主がいずれこの世界の構造体を知った時には理解できる内容じゃ。

まだ心の底から納得はしにくいかもしれないが、今のお主に細かく説明しても混乱を招くだけなので話は省くが、とりあえずそういうものだと思っておくだけで良いぞ。

こうした世界の構造体は、いずれお主に教えたかった世界線の移動「ドリフト」の技術と知識の根幹に関わることじゃからな。
これは是非教えたい優先度の高い内容ではあるが、ワシもなかなか忙しいからのう。
誰かに頼むべきか…少し考えておこう。

2014/1/1 その他についての質問

Q:新年明けましておめでとうございます。
早速ですが元旦にちなんでの質問なのですが、初日の出を代表とした暦上のものには力や意味はあるのでしょうか?

A:うむ、新年明けましておめでとうなのじゃ。
と、一応この世界にならって言っておこうかの!

初日の出に関してじゃが、これは半分YESであると言っていいな。
本来であれば自然現象に区切りはないし、自然には暦も無い。
これは人間たちが自分たちの社会や都合に合わせて作り出したものがほとんどじゃ。
だからその意味では、初日の出であろうが平日の日の出であろうが、単なる朝日であることに変わりはない。

しかし、魔法などで既に理解している通り、人は自分自身で意味や力を生み出すことが出来る存在じゃ。
例えば、自分自身で何かの日を「この日は特別な日だから」と認識するなら、その日は特別な力を持ち始めるであろう?
それと同じで、年の始まりの初日の出というものは、お主自身の意識の上で特別な日だという認識が強いはずじゃ、だから強い力や意味が生まれるのは当然じゃな。

また、こうした認識を多くの人間が持てば、それは巨大な規模の共通認識や集団意識となり、更なる力を持つことになるわけじゃ。
だから初日の出などが強い力を持つかといえば、お主の住むこの世界においてはYESであり、強い力を持っていると言えるな。

2014/12/31 その他の質問
Q:よく啓発書や能力開発で語られる、「静かにする」というものの効果とはどのようなものでしょうか?

A:これは色々と効果があるが、日常生活の中で心に染み付いたノイズや要らない想いを垢のように浮かして剥がしたり、自分自身の内面へと潜ったり、普段では気付けないシグナルに気付けたり、より高いレベルのガイドに巡りあえたり、新しい閃きを得たりと効果は様々じゃ。

こうした、ただ静かにするという行為は、慌ただしく騒がしい現代生活ではなかなか行うことが出来ない時間だ。
それ故に、人は迷い混乱するのじゃがな。

歴史を紐解けば、古今東西あらゆる能力開発メソッド、宗教、流派でも「心を落ち着かせ静かにする事」の重要性は説かれている。
言わばこれは、質の良い禅や瞑想と同じような効果を持つわけじゃな。

具体的かつ有効な方法としては…
静かな夜道を歩く。早朝の空気の良い時に歩く。
夜空を見上げる。陽気の良い日に穏やかなドライブをする。
昼下がりに優雅にティータイムをする。
部屋を暗くしてぼーっとする。暗い部屋でローソクを見つめる。
全ての電子機器の電源を切って寝る。などの行為も有効じゃな。

ポイントとしては、浮かんだ心や想いをどうにかしようなどとは思わずに、ただ浮かんでは消え、浮かんでは消えというように、ただ静かに観察すればいい。

言わばこれは「心のリセット作業」じゃな。
パソコンを再起動させずに何日も使っていると動作がおかしくなってくるように、心も時折はメモリのデフラグや再起動をしないとおかしくなってしまう。
現代社会は慌ただしいので、出来る限りこうした時間を取って、静かな時間を過ごすと良いぞ。



2014/12/30 その他の質問

Q:テレビで特集されているパワースポットに効果やご利益はあるのでしょうか?


これも面白い質問じゃな。

ここで注目すべき点は「どちらにとってのパワースポット」かという点じゃな。

お参りに行く者達にとってのパワースポットか? はたまた情報を広めた側にとってのパワースポットか?

興味は尽きない所じゃな。


この世界では、希少性のあるエリアは基本的に人目に触れさせず保全されるのが普通じゃ。加えて、この世界では本当に良い物はシェアされず、秘匿されて一部の層だけの所有物になるのが普通じゃな。


このあたりの点に注目すれば答えは自ずと出てくる。


多数の人間が集まる場所には、当然じゃが強力な思念が集まる。

問題は何のために集めているか?じゃな。

パワーがあるから人が集まるのか?

人が集まるからパワーがあるのか?

そもそもそこは本当にパワースポットなのか?などを考えていけば、色々と裏の意味が見えてくるはずじゃ。


もちろん純粋なパワースポットもあるし、逆に力のない場所もある。

単に自分たちがそのエネルギーを使いたいがためにパワースポットと偽って人を集め、その思念を独り占めするために作られた悪意のある場所も、もちろんあるわけじゃ。

加えて言うなら、テレビは今まで、お主達にどんな情報を届けてきた?

それは役に立つ情報であったか?


そのあたりを考えていけば答えを見つけるのは簡単じゃな。


このあたりは生放送でも少し話した右脳と左脳のリンク。

感性と知性の両面から非言語を駆使すると、より読み解きやすくなるから参考にすると良いぞ。

これは何にでも言えるが、知名度やレッテルに惑わされず、お主にとってのベストを見つけるのはとても大切な事であり、同時に良い訓練にもなるものじゃ。


2014/12/27 その他についての質問

Q:偽神や人を惑わす悪い神の見分け方を教えていただけないでしょうか?

A:基本は嫌な感じがするかどうかじゃな。
これは簡単に言えば人間関係と同じじゃ。
どことなく鼻につく態度や傲慢さ、成金趣味、権威主義など、そうしたものを振りかざす人間が本質的に大したことがないように、神にも全く同じことが言える。

他にも「無駄に光がギラギラして目が痛い、眩しい」「自分の力を盛って語る」「意見が押しつけがましい」「高い身分を自ら話す」「格付けが大好き」「高圧的」「力や権力、名誉が大好き」などが、よくある低級神や紛い物の持つ特徴じゃな。
これも人間の場合と判断基準はほぼ同じじゃ。

12月16日の質問でも話したが、お主の世界はあらゆる出来事が集まっているカオスな世界なので、世界や人間を深く観察すると、あらゆる事象や物事が判断できるケースが多い。
神も全く同じじゃ。
お主が上っ面の物事や言葉に騙されず、非言語で冷静に人間を見るように神を観察すれば、その神の形質やレベルなどは手に取るように見破れる。

既にお主も理解している通り「我こそは全知全能の神●●」などと仰々しく世迷いごとを口にする存在は、大抵が最下層レベルの神もしくは偽者や詐欺師だ。

神だと言われると人は気後れするが、本物の神はそんな愚かしい威嚇行為はしない。
わかりやすい例で言えばミレーニア女史じゃな。
彼女の気取らないフレンドリーな態度。
あのスタンスは、優しくかつ本当に強力な力を所持している神でなければ出来ないものじゃ。
神だ何だと自分を高く見せかけて人を威圧する自称神よりも、偉ぶらず単芝生やしてフレンドリーに接する彼女のような存在や、お主が普段親しく接しているガイドたちこそが実は本当に強く、人に優しく、そして世界に役立っている強力な存在であるという事を認識しておくと良いぞ。

まぁこのあたりは世間で語られない知識に属する内容じゃが、今年も暮れに近づいているからサービスといった所じゃな。

2014/12/21 7巻のドリームマスターとその他についての質問
Q:スピリチュアルファクターと生放送の実践コーナーでも扱っていた「気のボール」は、魔法使い入門10巻の具現化(引き寄せ)の時の役立ちますか?

A:半分YESと言えるな。
直接的に使用するパートは無いが、10巻では「とある物」を自分の中に入れるシーンがあるので、そういった時に気のボールなどのような「リアルに感じられるイメージ物」を作り出せることは有利に働くかもしれぬな。

Q:ドリームマスターとの併用で他者へのレトリーバルは可能でしょうか?

A:うむ、可能じゃ。
この場合は他人に対して影響を与えるため、悪い影響を与える「過干渉」にならないかを注意する必要はあるがな。

2014/12/20 4巻のガイドと8巻のワイヤー、神々などに関する質問(12:40 問三の「神に対しての質問」に追記)
Q:ガイドにワイヤーを繋げるのは有りでしょうか?
ガイドの設定によるとは思うんですけど星のコアより距離が近くてイメージしやすく上下に意識を割かずに有効かなと思い付き質問させていただきました。

A:うむ、アリじゃな。
ガイドを通しての部分で頭のメモリを食いはするが、イメージ自体がすんなりいけば更なる応用方法として扱っていけるぞ。


Q:その思い付きから関連してワイヤーを接続したガイドに、自分にもっとも適したエネルギーを得られる場所に接続してもらうとか出来るんでしょうか?

A:可能であり、良い方法じゃ。
この場合はナビゲートしてくれるガイドの質や相性が重要になってくるので、自身にマッチした良いガイドを選ぶ事が重要になってくるな。


Q:一般に神様と崇められるものは、もしかして想像した人間(開祖の)のハイヤーセルフのなりそこないなのですか?
なりそこないと表現したのは一人のイメージでは存在が成り立たず、多くの人間の共通イメージで存在を保っていると感じたからです。

A:大体に意味においてはYESじゃ。
この世界にいる神々は、

「自己を無理やり神格化させて神と崇めさせようとしている偽物」

「本物の神の跡地に自分の名札を貼り付けて名前を騙る偽物」

「他者を侵害し、元からいた神の名前を上書きして信仰をかっさらおうとする侵略者」
「レベルの低いチャネリングや質の悪い妄想など、悪い意味での人間が作り出した想像や偶像」
「利益搾取や民衆支配維持のために使われるシステムやシンボル」
「信念体系の具現化ともいうべき紛い物や思い込みの結晶」
「神を騙る悪質な低級霊」

「能力はあるが魂レベルは低く、人類に対して過干渉もしくは悪意ある干渉を行っている高次存在」である事がほとんどじゃ。


これらの存在は人類にとってほとんど役立たない存在であり、燃費も悪く質の低い代物なので、不特定大多数の圧倒的信仰力がなければ、その力を維持することすらできないわけじゃ。
言わば「常に水を注ぎ続けなければあっという間に干上がる大穴の空いた器」じゃな。
こうしたなりそこないの存在たちは、ほとんどが紛い物であり、よくて邪神どまりじゃ。

本来の正しい意味での神ではないし、だからといって智慧や力があるかといえばそうでもなく、仮に力があったとしてもその使い道はとんちんかんかつお粗末で、昇華や進化ができる存在かと言えばその天井も低く、愛や優しさが無く、独善的で共存の概念が無く利己的で冷酷、しかもエネルギー浪費型で効率が悪いという、どうにも微妙な存在じゃ。

逆に、お主たちのようにアニメや漫画が好きな者たちが心の中に思い描くオリジナルキャラクターやガイドたちなどの存在の方が、実は実際の神々の姿や力に近く、またエネルギー効率や性能も格段に高い。
それに加えてアニメや漫画が好きな者たちは念の圧力やイメージ力が半端ではないために神たちへ与えるエネルギーも尋常では無いからな。

つまり…世間一般の神とその信仰者たちが「150年前の車と一般ドライバー」だとするならば。
アニメや漫画、ゲームが好きな者たちが思い描くガイドやオリジナルキャラクターたちは「プロのレーシングドライバーが乗る現代の最先端カー」という位に、その性能や燃費効率に差があるわけじゃな。

自覚してはおらぬだろうが、そういう意味においても、お主たちは普段から本物の神々を身近に置き、日々作り出し、最先端の発見をしているわけじゃ。
これがどれだけ凄い事かは、いずれお主にも実感として気付いて欲しい所ではあるがな。

2014/12/18 7巻のドリームマスターと、その他についての質問
Q:私は「魔法」の存在を信じているつもりなのですが、ふとした拍子に疑ってしまう事があります。それが魔法の習得の妨げになってそうで気になるのですが対処法はありますでしょうか?

A:誰しも疑ってしまう時はあるので特に問題はないぞ。
ただ、これは日常生活にも言えるが、人間は「自分自身がイメージし感じているものにフォーカスしやすく、それを引き寄せやすい」という形質を持っているので、疑ると、その結果を引き寄せやすくなる。
つまり逆に言えば「信じる思考や感情」の比率を普段から地道に増やしていけば、そうした良い結果が出るのも事実というわけじゃ。

信じる比率を増やすためには、物事を習熟させる時に使用されるベイビーステップ、ミニマムステップのような「小さな成功や確信を積み重ねて、結果的に累積では大きな進歩にさせてゆく」というやり方がオススメじゃ。

例えば…
「満員電車の中で息苦しい時に、トリガーでバリヤーをはったら少し気分が楽になった」
「気持ちが苦しい時にガイドと話したら心が楽になった」
「何となく調子が悪い時に、呪い返しの技法を行ったらしばらくしたら楽になった」
などのように、魔法を実行して少しでも良い状態になったらそれを記憶し、小さな出来事でいいので何度もそうした事柄を積み重ねていく内に、いつの間にか魔法への信頼や体感が増していき、その結果として色々なことの理解が「実感や体感」として生まれていくわけじゃ。
そうなれば魔法への信頼感が自然と増してゆき、疑念は消えてゆく。
何事も、勢いがつくまでの「初動」が一番大変だからな。
ある程度勢いや確信がついたら後は楽になる。
それは物理的なものでも精神的なものでも同じじゃ。

これはシンプルだが効果的なので、日常生活そのものを実践稽古場と思って、普段から色々なシーンで楽しく魔法を試してみるのじゃ。
そして、そこからしっくり来る体験を増やしていくのが良い方法じゃな。


Q:魔法のイメージは出来るのですが「イメージを視る」というか、視覚に写すという感じが目を閉じていても出来なくて、霊体の訓練で「霊体の視点で視る」というのに行き詰まりを感じています。対処法はありますでしょうか?

A:そういう場合には無理に霊体の目で見ようとはせずに、映画やアニメの第三者シーン的なカメラワーク視点で霊体を見てみるのもオススメじゃ。
もちろん、その他にも真後ろ、横など自分がイメージしやすい視点で稽古しても構わぬ。
つまり…「レッスンで言われた内容をイメージしにくい場合」には、代替的な手段でもいいので自分がイメージしやすい形に変化させてイメージするのも有効。というわけじゃな。

これは何故かと言うと、魔法は「自分の感じた主観を大事にするものであり、その心や気持ちがダイレクトに結果として出やすい技法」のため、「言われた事がイメージできず自分はうまく出来ないと凹むよりも、言われた形ではない自己流でも、しっかりイメージできた方が自分に自信が持てるし楽しくなる」という意味も大きい。(これは特に重要な部分じゃ)

だから「できない」と思うよりは、自己流で構わないので、自分がやりやすいイメージに変換し、どんどん稽古を進めた方が成長が早いし、同時にそれがお主自身の個性や気付き、閃きやオリジナルの技法へと繋がるわけじゃ。

お主自身がまだ気付いていないだけで、既にその力はお主自身にあるのじゃ。
だから、割と気軽に楽しく学んでいけばいいわけじゃ。

それを忘れるでないぞ?

あと、今回の質問と直接の関係は無いが、ミレーニア女史が登場したルミナスダイアリー第30回には、ガイドのわかりやすい例え話や物事の柔軟な考え方、精神的な事象を気軽に身近に捉えるコツなどが語られていたから参考にするといいぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=yPISEAFArI0#t=231&channel=terunarisuzu

 

 

 

2014/12/17 ベーシックパックの質問について
Q:「魔法使い入門ベーシックパック」などのセット販売のリリースタイミングには法則はあるのでしょうか?

A:これは以前も作者に問い合わせがあった内容なので、せっかくの機会だから、この場に書くとしよう。
作者曰く、パック系のリリースは基本的な目安としては三巻単位で…つまり「1~3巻セット」であれば6巻が出てからしばらく後に。
「4~6巻セット」であれば9巻が出てからしばらく後に…という流れでリリースされるらしい。
「7~9巻セット」であれば12巻が出た後じゃな。
それに加えて、各作品が100ダウンロードを越えるのも1つの目安にしていると言っていたな。

つまり、先ほど6巻が100ダウンロードを越えたようなので、そろそろ動き始めてもおかしくないというわけじゃな。


2014/12/16 7巻のドリームマスターについての質問
Q:7巻を聞いて思ったのですが。地獄についてなのですが、例えば「地獄ではなかった世界」が信念体系の影響や侵略、社会の移り変わりで地獄に変ずる、もしくは擬似的に地獄の様なものになるという事は、あり得るのでしょうか?

A:うむ、あり得るぞ。
というか、これはかつてはそこら中の時空や世界で見られた光景じゃな。

お主の世界においても…
「何の変哲もない平和な世界が、悪しき侵略者の手により苦痛の王国になった」
「平和な星がある時、邪悪な者の手により破壊された」
「平和な新大陸に、他の大陸からの探検隊がやってきて略奪の限りを尽くされた」
などのような、どこかで聞いたことのある神話や映画のストーリー、ゲームの世界や漫画の物語がよく見られるが、あれはそういった「平和な場所が悪意に侵食され、地獄と化した世界」にチャンネルを合わせて見えた映像を元に製作されているケースが多い。

(最も…本人たちの自覚は無い場合が多いがな)

奴らのやり口はこうじゃ。

平和な世界の無垢な者達の中に入り込もうとするが、大抵はうまくいかないので、詐術を使って取り入るか、世界の住人の中でも一番卑しく悪どい一部の者を選び出し、その者達を言葉巧みにそそのかす。
その裏切り者を通して、世界に徐々に悪影響を与えていき、仲間同士を争わせ、殺しあわせ、世界をネガティブな方向へと向けて、負の意志を増やしていく。
ネガティブな意識が星や世界に蔓延すると、自分たちの力が介入しやすくなり、そこで地獄のポータルなどを作り出し、生理的嫌悪感を抱かせる生物や虫などを世界に放ち、世界の不快度を更に増させる。
次はそうした生物や扇動した愚かな民を利用し、土壌や水や空気を汚し、より世界を悪い方向へ住みにくく変えていく。
そして世界を闇に色に染め上げたら、後は歴史の捏造じゃ。
今までの歴史の記録は消し去り、記憶を保持するものを殺し、自分たちに都合の良い価値観や常識をその星の世界の民に植えつけ洗脳する。

そして、あたかも最初から世界がこうであったかのように思わせてゆくわけじゃ。
しかし、これらの常識は元が嘘で塗りたくられたものだから、当然だが、うまく世界が回らない。
その結果、世界がより悪い状態になり、負のオーラが充満するが、それが本来の目的なわけじゃ。
侵略者はそのネガティブなオーラを餌に更に肥え太る。

そして、星や世界にある生命と精神、夢や資源を喰らい尽くしたら他の場へと移動し、また同じこと送り返す。


これが、かつて流行った地獄の作り方じゃな。

今は、地獄はものすごい勢いで減少しているが…まぁ正直…こんな古臭いやり口と、しょぼい詐術ではな…。


あと、歴史が古く長く続いている王族などは、どの世界においても大抵は、「一番最初に悪意の口車に乗った、裏切り者の一族の末裔」であることが多いな。

世界を裏切った報酬として繁栄を約束されたわけじゃ。

まぁそれも色々な意味で期間限定じゃがな。


とまぁ…既に気付いていると思うが、この悪意のやり口や地獄の作り方は、お主の世界での他国を害する侵略者のやり口にそっくりじゃな!

これは別の質問で話そうと思っていたが、実はお主の世界はこうした豊富な出来事や事例に溢れている。
だから、人や世界を観察するだけで、実は、お主が知らない世界の知識や他の時空の知識も、ほとんど読み取ることが出来るのじゃ。
だからお主は今、大変ではあるが途方も無く凄い経験ができる世界に生きているとも言えるな。

しかし、こうした信念体系にとって知られたくない多くの事実に独力で気付いてしまえる今のお主は本当に鋭いのう…。
こうしてどんどんと成長する姿を見ていると、ワシも嬉しくなってくるぞ。

2014/12/15 4巻とその他についての質問
Q:「本能」というものについてなのですが、3大欲求などの本能は自分の魂の一部では無く、魂を縛る、信念体系による鎖というイメージが思い浮かんだのですがどうなのでしょうか?

A:お主の推測する通りじゃ。
これは主に「肉体」というものが枷になっているのが理由じゃ。
睡眠・性欲・食欲と言うが、そのどれもが「肉体」が無ければほぼ成立しない。
特に食欲はより顕著じゃな。
魂や精神体、純粋な思念のみであれば、食べる必要性は無くなるし、肉体が無ければ寝る必要性も無い。性欲も、もちろん形が変わっていくわけじゃ。

少し込みいった話をすれば、肉体がある故に人は飢えるし、殴られれば傷つく。
しかも、この場所から逃げ出したいと願うケースでも、肉体という鎖がある故に、そこから逃げ出すことが出来ない。
例えば縛られて海に放り込まれた人間や、監禁され酷い殺され方をされた人間などじゃな。誰しも好き好んでそんな苦しい目には遭いたくないが、肉体がある故に縛られたら抵抗は出来ない。
「自分で望んでいないのに、嫌な目に遭ってしまう、しかもそれから逃げられない」

これも肉体がある故のデメリットじゃ。

魂とは、本来は自由じゃ。
しかし肉体という器に押し込められていたら、自力で宇宙を飛ぶことも出来ないし、たった数メートルの場所から落ちても大怪我をするし、食べなければ飢えて死んでしまう。
つまり、この星に生きる上で「肉体を持つメリット」というものは、実際にはほとんど無いわけじゃ。
肉体という足枷は、本来の魂の自由を謳歌するにはあまりにも不便なシロモノといえる。


そして魂状態の自由や面白さを理解するには、お主達がネットやゲームを楽しんでいる時にその片鱗を味わうことが出来る。

SNSでの着せ替えアバターや、ネットゲームでの好きな姿に瞬時に変わることが出来るシステム、多くの人と距離を超えて瞬時に繋がれるTwitterやメール。そして、嫌なことがあれば即座にログアウトできるシステム等。

ネットの世界は擬似的な霊界通信であり、精神的な世界だと言う者もいるが、あれはあながち間違ってはいない。

(まぁ、実際の精神の世界はもっと快適で居心地が良く便利じゃがな)


もちろん、飢えずに生きていけるならば金も必要がないし、他人を苦しめるような不快な搾取や仕事などは誰も好んで行わなくなる。

つまり、今のお主の世界に蔓延している争いや悲劇や痛みのほとんどが、肉体がある故に引き起こされていると言っても過言ではない。

これらを検証しても、肉体は割と不便であることがわかるわけじゃな。


しかし、それは裏を返せば「肉体とは、この星からあらゆる存在を逃がさないために効率よく仕掛けられた罠」であり「肉体を持たせることで同族同士を争わせ、負のエネルギーに満ちた詐術まみれの星を効率よく作り出せる」という信念体系の意図も理解できるはずじゃ。
だから、お主が感じている直感は大当たりじゃ。

さて…此処から先は、お主にとっては少し先の話になるので、話半分で聞くのじゃぞ?

今言った事柄は、一見すると暗い話に聞こえるが、実際はお主にとって大きなメリットがある。
それは鍛錬度合いじゃ。
この星は右を向いても左を向いても理不尽ばかりだし、ダブルバインドばかりの世界ではあるが、それは裏を返せば極限の環境で鍛錬していると同義じゃ。

精神と時の部屋というべきか、大リーグボール養成ギプスというべきか、精神的にも物理的にも他の世界では考えられないほどの理不尽かつ目茶苦茶な環境設定故に、そこに住む者達の魂は極限まで鍛えられている。
トリコで言えばグルメ界じゃな。
ああいった過酷な環境で生きていたら、鍛えられないわけがない。

本当に大変な環境ではあるが、だからこそ、そこで素朴に、ピュアに、自分の心に素直に生きる者達はこの上もなく強く純粋で、そして美しい。
紅葉やミレーニア女史が「それでも人は強く美しい」と言っているのは、まさにこの事なのじゃ。

それほどまでに、お主達の魂は黄金色に輝いているし、美しく、強い。
それは、数多の世界に存在するそこらの神などよりも遥かに……おっと、これ以上話すと逆に混乱するかもしれないからな、今回はこの辺りにしておくとしよう…フフフ。


Q:4巻で想像力は知覚力と言っていましたが、良くない想像とかをしてしまった時に、そのイメージをエナジーブレードで切るというのも良かったりはしますか?

A:良くない想像が浮かぶのは幾つかのパターンがある。
例えば、無意識下で感じていたものが吹き出したケース。
もしくは、心身が乱れて隙があったり、結界や防御空間が甘かった場合には、自分ではないモノがそこに付け入り良からぬ事を囁いた結果、悪いイメージが見える場合もある。
後者の場合であればブレードで切るというのは特に有効じゃ。

前者である場合には、意識を合わせるフォーカスの力を利用すると良いな。
具体的には「嫌なものは遠ざけ霧散させて、良いイメージを引き寄せて集中する」ということじゃ。
これは来年に出るであろう魔法使い入門第10巻の「思考の具現化」でも詳しく解説されているから要チェックじゃな。

また、もしもネガティブな意識がへばりついて慢性化してしまった場合には、ミレーニア女史の提唱するサウンドエクササイズ第二巻「リフレッシュ」も役立つので参考にすると良いぞ。
http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ137583.html

2014/12/14 4巻のガイドに関する質問
Q:ある時どうしても今すぐガイドが必要と言う感覚に襲われ、4巻を聞く前にほぼ自然にガイドが出来てしまい、その後で4巻を聞きながらそのガイドと再度手順を追って契約したのですが、これは問題はないでしょうか?

A:うむ、問題ないぞ。
それどころか、改めて契約を行うことで「より結びつきを強める」という効果も期待できるからな。
また、こうした再契約は今まで一緒にいたガイドとの関係をより新鮮にし強めるというリフレッシュな意味でも有効じゃ。
あれじゃな、長年連れ添った恋人でも、たまには新鮮な気分でどこかに旅行をすると関係性がより強く深まるのと同じじゃ。

2014/12/12 その他についての質問

Q:イヤホンは耳の穴という外界との接続部を閉じつつ、お気に入りの音楽で自らの精神を隔離するある種の結界なのかなと思いました。
その理論だとマスクや帽子とメガネやサングラス他衣類全般もその効果がありそうな気がしましたが、どうなのでしょうか?

A:最近のお主は本当に鋭いな…。
察しの通り、音楽は場を作り出す意識と振動による結界効果が高いからな。イヤホンになると更に世界に没頭できるため、聴く音楽により良くも悪くも大きな影響を自身に与えることができる。

マスクは実際の物理的防御に加え、口と鼻をガードしているという意識が防御力を上げているのも事実じゃ。
実際よく見ると、マスクなどは隙間がたっぷりじゃからな。
それでも効くのはそうした意識効果も大きい。

メガネやサングラスは、フィルタリングする装置でもあり、スカウターでもあり、攻撃道具でもあるな。
カップリングの世界などで「メガネキャラはSで攻撃的」というイメージが強いのは実はこのメガネは攻撃道具という無意識下の情報部分が大きい。

手袋はもちろん指先の防御じゃな。
物理的な危害を加える呪いの場合は、指先などの肉体構造上脆い部分を攻めてくるので防ぐのに役立つぞ。

あと、帽子じゃが。
これは純粋にサイコアタックなどの他者の想念を防ぎやすくなるためかなりオススメじゃ。
こうした精神攻撃は主に頭、後頭部、首元などから進入する場合が多い。
帽子やマフラーはそうした物を防ぐ効果が高い。
首と頭を同時に守りたかったら、フード付きパーカーなども威力を発揮するな。これは別にフードを被らなくても効果は出る。
DQNがそうした衣服を好むのは無自覚にこういった情報を感知している背景もある。あやつらは強い弱いだけに関しては天才的な嗅覚じゃからな、獣な分だけそうした物に対する感性が発達しているわけじゃな。

あと、寝る時にナイトキャップをかぶるのは安眠だけでなく、悪夢からの防御、呪い防御の意味合いも大きい。
ちなみに作者は、一時期体調を崩した時に、麻製のマフラーをターバンのように頭に巻いて毒消しを行い、回復したというエピソードもあるようじゃな。
こうした麻や綿のターバンは外部のノイズを防いだり、思考を浄化するにも最適じゃ。

最後になるが、余裕があれば生地にもこだわり、絹や麻、綿製の物をつけるのがオススメじゃ。
こうした自然繊維は、化学繊維よりもはるかに効果が高くなるからな。


2014/12/9 その他についての質問

Q:稽古をしている最中に青色の淡い光が見えることがあります。光輪のように丸いこともあれば、不明瞭な形で風にそよぐカーテンのように動くこともありました。
最初は気のせいか、灯りがまぶた越しに眼に映っているのだと思いましたが、暗くしても見え、時には眼が開いている場合でも見えることもあります。稽古を終えて別のことをするうちに光は消えます。

この光は一体何なのでしょうか。

A:こうしたケースは単なる照明が瞼の裏にあたっての錯覚や思い込みの場合も多いが、お主の場合はそれは「丹光」である可能性が高いな。
これはスピリチュアルな世界では「サードアイが開くとなんたら」「精神的な段階においてなんたら」「仏教ではなんたら」だとか言われているが、こういった特殊な状態は、主に深い精神集中や没頭時、深層心理の記憶が浮かび上がる時、あとはガイドなどのコンタクト時などに起こる場合が多い。

丹光やそれに近しい現象のすべてを1つにこうだと言い切るわけにはいかないが、基本的には怪しい者からの囁きや嫌な感じがする場合、見た後に体調が悪くなるなどの実害がない限りは問題はない。
逆に、これが出た時に自分はどんな精神状態だったか?などの自分の状態をはかるバロメーターとして使うのはアリじゃ。
例えば魔法使い入門の作者の場合は、丹光を見る時には割と思考が加速されて、場面がフラッシュのように色々目まぐるしく変わるビジョンを見たり、パシパシと脳内にエネルギーのようなものを感じる場合が多いようじゃな。
そういった時に1つの命題を放り込めば、自分の知恵の範囲外からの面白い閃きを得られる可能性も高かったりする。

…ということで、嫌な感じがしない場合であれば、光それ自体がどうであるかよりも「それがどんな状態か?」「それで何ができるか?」という着眼点で色々と検証してみるのが重要じゃ。

これには理由がある。

というのも、人によってはこうした不思議な事象に酔いしれてしまい、それ自体を求めだしてしまうケースもよくあるのじゃ。
つまり、何らかの稽古の結果で光が見えただけなのに、いつの間にか「光を見ること自体を高尚な目的」と勘違いしてしまうケースもあるわけじゃな。
お主はそういったことに関しては大丈夫じゃが、人によっては「光や霊が見える=自分は高等」という実に安直な答えを導き出す輩もいるからな。
くれぐれも手段と目的をすり替えないように注意じゃ。
特殊能力は実践で使えてなんぼじゃからな。
だからお主の場合は、それが見えた時に何ができているか、自分がどんな状態になっているかなどの冷静な視線で状況を分析し、精神状態の1つの目安としてクールに付きあってゆくとより良い魔法ライフが送れるはずじゃ。

あと、こうしたシグナルは良からぬ者からの囁きである場合もあるので、もしも光や音や感触などに嫌なものを感じたら、良からぬ者からの囁きやサイコアタックの可能性も考えて、バリヤーや5巻の呪い返しをしていくのもおすすめじゃ。

余談じゃが、スピリチュアル界隈で売られている何万~何十万円もする高価なブレインマシーン(能力開発マシーン)の頭にはめるゴーグルから光が出ているのは、この丹光を擬似的に再現しているケースが多いので、こうした豆知識も覚えておくと良いぞ。

2014/12/1 その他についての質問
Q:11月30日の質問で飲食についての話が出てきましたが、私達の住むこの世界でも食べずに生きる事は可能なのでしょうか?

A:これは難しい質問じゃな。
基本的には不可能じゃが、厳しい前提条件をクリアできるなら可能性はある…とでも言うべきか。
例えば初歩的な知識として「人は食べなければ死んでしまうが、何でも食べれば良いというわけではない」という意味は、グルメばかりしている者が糖尿病などに悩まされている事が多いという事実から容易に理解できるはずじゃ。
同時に、厳しいプロスポーツの世界でも和食は最高のバランス栄養食と言われているし、体を壊した人間が粗食で体調を整えるという事も、お主の世界では当たり前のように行われている。
つまり西洋的にガツガツ食べる肉食よりも、一見地味で素朴な和食や粗食の方がはるかにバランスが良く体に負担をかけないわけじゃな。

もう少し突き詰めた話をするならベジタリアンじゃな。
更にはフルーティアン。
そしてリキッダリアン、最後にブレサリアンじゃ。
後者になればなるほど難易度は加速度的に跳ね上がる。
詳しくググってみればわかると思うが、実際に食べなくても生きている人間は確かに存在するわけじゃ。

ただし、お主がそれを見ていきなり真似をしても、もちろん無理じゃぞ?
あれはいくつかの超高度な前提条件があって出来ることだからな。
知識も技術も身体も心法も準備不足なままにやれば餓死まっしぐらじゃ。

これらの事実から魔法使いにとって重要なのは「そういった事実も時にはある」という事を認識すること、そしてお主の中の認識の幅を少しずつ広げて頭を柔軟にしていく事が重要なのじゃ。
2014/10/7の質問で「能力者になるための条件」をワシは教えたであろう?
あれと全く同じじゃ。
一般大衆用に調整された知識を鵜呑みにしてそれだけで判断しようとすると、どうしても物事の見解が狭くなる。
狭い知識に裏打ちされた了見で物事を判断しようとするのは、子供用辞典を高度な医療辞典と勘違いして使用する位に危険じゃ。
それに科学の世界ですら結局のところ、「こうすればこうなる」ことはわかっても「どうしてそうなるかの根源的仕組み」はわかっていない事が多いからな。
「遺伝子の配列が…」「重力の問題で…」などとそれらしく説明をしても、その遺伝子や重力の根源的仕組みを説明できるかといえば誰も出来ない。
科学の世界ですら「車の乗り方」はかろうじて知っていても、「車の構造」自体を知る者はほぼ皆無なわけじゃ。
超一流の研究者になればなるほど、どことなく神秘的でオカルトじみた発言になるのはこれが原因でもある。
つまり…自分たちは世間が言うほど何を知るわけでもない、無知であること、世界にはまだ理解できていない未知の事象が山ほどあふれている事を超一流であるからこそ鋭く理解しているわけじゃな。
逆にレベルが下がり一般化すればするほど教科書に書かれたことだけを盲信して「そんなことは出来るわけがない」と物事を断じてしまうケースが多い。これは使用している辞書が子供用であるがゆえに判断材料が少なく、結果的にそうなってしまうわけじゃな。

本質的なもの全てに通ずることではあるが、単なる知識のコレクターになってもどこにも行けないからな。
大切なのは感性を磨くこと、物事の認識の範囲を広げて出来る事の理解を深めること、そこからより柔軟な脳や思考を生み出すこと、稽古と実践で更に理解を深め体得することじゃ。

だから思考の柔軟性と幅を深めるという意味でも、今回の質問は実に有意義だったと言えるぞ。

2014/11/30 6巻のレトリーバルについての質問
Q:カルマについての質問です。もしも本人の「意図せぬ行動の結果」として他人救済になった場合のカルマ値変動はどのようになるのでしょうか?
具体的には行動の時点で変動するのか、被行動対象が認識、感謝した時点で変動するのかを教えてください。

A:カルマについての判断はとても精妙でTPOによっても結果がかなり変わるから、言い切ってしまうと逆にお主の判断を鈍らせてしまうかもじゃが、とりあえずオーソドックスな部分を教えるとしよう。

まずは基本じゃが、行動により生まれるカルマは「本人の自覚・無自覚」「その行動の元になった意図」により変化する部分が大きい。
例えばマスメディアじゃな。
ああいった存在は本当に必要な情報を知っていても、自社の利益やスポンサーの関係であれこれと理由をつけてそれを隠そうとする場合が多い。
つまり自覚していながらも独善的な意図で悪意ある行動をしているので、例えその結果として誰かが良い流れになれたとしても基本的にジャッジはマイナスじゃ。
もう少し正確に言えば、自覚していながら大衆を扇動しその結果悪くなったら、カルマは大量に負債が膨れ上がる。
もしもそれで良くなったとしても普通のレベルで負債が生まれる。というわけじゃな。

これが無自覚や無邪気の場合は少し変化する。
例えば子供が無邪気に虫を獲った後、餌をやるのを忘れて殺してしまったというケースなどじゃな。
これは自覚して物事を悪くしたり殺しているわけではないので、自覚して殺すよりはカルマのマイナスは少ない。
また無邪気に何かをして、その結果として誰かが良い形になるなら、もちろんカルマは良い方向へ加算される。

次にカルマ値が変動するタイミングじゃが、これはある意味では行動してすぐに変動するとも言えるし、事態が発生した時に起こるとも言える。
つまり、とある行動をとった瞬間に未来軸が決定し、遠い未来で高い確率もしくは確定で未来が生まれるケースであれば今この時点でカルマ値は変動するし。
未来はまだ不確定要素が多く未定の場合であれば、その未来が現実化した時に発生する。

例えばAという者が動画投稿サイトでBの動画に対し悪意満載の批判コメントをして、Bはそれがトラウマになり以後、動画を投稿できなくなったとしよう。
このBという者は実はこの動画投稿をキッカケに、10年後にとても重要な企業のプレゼンを行う未来があったとする。
その場合には、Aは悪意あるコメントを流した時点でカルマの負債が発生する感じじゃな。

もちろん普通の人間にはそれを感知することは出来ない。
まぁ、だからこそ平気で馬鹿なことがやれるわけじゃな。
未来視と非言語を持ち、カルマと時間の関係を少しでも知っていれば、そんな事はやろうとしないからな。

では…ついでなので、この世界では殆ど知られていない重要な知識「カルマの罠」の事を話しておこうかの。

例えば肉食じゃな。
一般的な世界では「逃げるものを追いかけ殺して食べる」という行為は、カルマにおいては本来であればあまり好ましくない。
というよりも他の世界では食べなくても生きていける世界が多いからな。
だから「食」も「職」も必要がないという世界も多い。
じゃがお主の住むこの世界は特殊じゃ。田舎の超ローカルルールというか、そういった多数の歪な法則が未だに幅を利かせているから、お主たちは生存するために食べるしか無い。
しかし、カルマの流れで言えば、殺して食べるというのはカルマが累積する。

これがこの世界で行われている最も愚劣な罠の1つじゃ。

つまり…「ここは物理世界ゆえに、生きるためにはどうしても食べなければいけない。しかし、全ての世界の法則的に見れば、それをするとカルマが累積する。食べなければ死んでしまう。しかし食べたらカルマが累積する」という、いわゆるダブルバインドじゃな。
こうした愚劣なやり口で、そこに住む住人の魂をいつまでも星に縛り付ける。
こういった卑劣な罠は、この世界ではそこらかしこに見受けられる。

金のシステムもそうじゃな。
金が無いと生活できないために、人によっては誠実さの欠ける行動を強いられることもあるし、金のために倫理観や良心を売り渡す輩もいる。
これらは「生命の存続が保証されている世界」であれば本来は必要のないものばかりじゃ。
自己生存が保証されている世界であれば、ほとんどの者は嫌悪感を感じる行動を自ら進んでしようとは思わないからな。

今のお主には少し早い知識になるが、更に核心をつく話をするとしよう。

お主の住むこの星は、正直に言えば環境設定の時点から悪意が混ざっている。
そもそも食べ物を食べなければ生きていけないのが不便だし、かといって食料が豊富にあるわけでもない。
おまけに加工や調理をしないといけない食べ物も多く、毒を含む食物も多い。
住居もそうじゃ。
屋根や壁が無いと暑さや寒さで生きられない時点ですでにおかしいし、外敵や危険がある時点で「自然が優しい」とは到底言いがたい。
異常な寒さや暑さ、飢えや危険などの厳しい環境設定は、冷静に考えてみれば「生物を生かすというよりは、殺すように作られている環境」と判断した方がよほど合点がいくはずじゃ。
今のお主はこの星しか体験していないからそれが当たり前と思うやもしれぬが、他の世界を体験してみたら、いかにこの星が特殊な環境で覆われているかが簡単に理解できると思うぞ。

これらの悪意ある環境設定が意味するものは「生きていくだけでカルマが累積する詐術のような世界」の構築じゃ。
「生きていればカルマの累積。それらの生き様を否定すれば死」という目茶苦茶な世界じゃな。

しかし、お主はそれを恐れる必要はない。
こうした「どちらを向いてもカルマが貯まる詐術のような空間」においても、最終的にそれらのカルマは、それを仕掛けた者達に戻るようにできているからじゃ。

つまり戦犯度(カルマの負債の累積度)で言えば…

この世界を構築した存在 > この世界を資本などで物理的に維持しようとする存在(政治家・企業など) > 間違った知識で煽動する存在(マスメディアなど) > 元もと悪意に満ちた人間 > そういったシステムに便乗して悪意や地獄を拡大する輩

という具合じゃな。
この内容は少し聞き覚えがあるはずじゃ。
11月2日の2つ目の質問「失われたエネルギーやカルマ」の話に直結するわけじゃ。
最終的にはこうした悲劇を引き起こした張本人や黒幕たちが全ての借金の精算を求められるわけじゃな。

基本的にほとんどの者は全く悪くない、一部の悪意がこの星を誤った方向へ誘導しているだけじゃ。

だからお主は怖がる必要はない。
確かにお主たち人間は、生きるために食べなければいけないが、それは食べ物に対する感謝の気持を忘れなければ大丈夫じゃ。
それに、お主たちが放つ魂の輝きや真実を知りたい思う心は、大きな規模で見れば、そうしたカルマを帳消しにして余りある要素を含んでいるからな。

だから自信を持てば良いぞ。

まぁ…このあたりの魂の輝きの価値や意味まで説明すると、本当にキリがなくなってしまうからな。
今回はここまでにするとしよう。

2014/11/29 2巻のブレードに関しての質問
Q:八巻を通してブレードは色々な用途がある万能ツールだと言うことが理解できましたが、これだと別に剣でなくとも棒状のようなエネルギーバーでも構わない感じがしたのですがどうでしょうか?

A:ブレードは万能ツールというのは実際にその通りじゃ、だから現時点では形状変化のイメージがしやすいプレーンな棒状のエネルギーツール作成を行うのは理にかなっている行為じゃ。

ただ、2巻のあの時点では、まず「切る」という事を主目的にしていたからな。
もしも剣ではなく棒状のツール制作を指導していたら、あの時点では間違いなく切るイメージがしにくくなっていたじゃろうからな。
これは11月24日のバリヤーの外部電源についての質問と同じじゃな。
つまり「より効率的な方法はあっても、段階によっては学びをわかりやすくするために教える最適なイメージが変化する場合がある」というワケじゃな。

だから、稽古が進んできた今現在であれば、ブレードをより使いやすい形に変化させるのもアリじゃな。
プレーンな光の棒や魔法の杖、ライトセイバーなど、よりどりみどりじゃ。

ちなみに蛇足ではあるが、この質問はいずれ来ると思っていたので既に伏線を張らせてもらっていた。
第2巻の説明パート(02ファイル)の0:52と1:20でエナジーバーとワシが話しているのはこのためじゃな。
特に1:20の方はわざわざ「エナジーブレードもしくはエナジーバー」と露骨にヒントを出しているからな。

これは9巻で出てくる未来視の一種のデモンストレーションみたいなものじゃな、ふっふっふっ。

2014/11/28  1巻のバリヤーについての質問

※10月17日の質問と重複していました。申し訳ありません。

(Windress)


Q:稽古をしているとバリアの厚さというか感覚が右左で違う時があります。
これは左右均一になるよう修正したほうがいいでしょうか? 
また、背面のバリア展開もやや不安ですが、これらは強めに意識したほうがよいでしょうか?

A:それは鋭い感覚をもつがゆえに感じられる内容じゃな。
お主の言うとおり、できるだけなら左右均質にしたり不安な部分は強めに意識して強化することは重要じゃ。
これは何故かと言うと、身体には意識の濃い部分、薄い部分があり、例えば指などは意識が濃くて細やかな反面、背中などは割と鈍感で意識が薄いなどのように人間の「意識の濃淡マップ」にはムラがあるのじゃ。
これはバリヤーも同じで、一般的には背後や足元、頭上など、人間が普段意識しにくい部分はバリヤーも薄くなる傾向がある。
もちろん意識が薄いということは防御が弱くなっているという事じゃ。
だから意識が薄めの部分はより強く意識することで安定したバリヤーを構築することができる。

意識強化のサポート技法としては体を動かすのも1つの手じゃな。
例えばラジオ体操の深呼吸の両手の動き(平泳ぎのような腕と手の動き)を行いながら大きな円をイメージして描くとバリヤーを張りやすくなったりするな。
特に手や指の動きは意識を補助・強化しやすいので、そういった動きも合わせて意識強化してくのはオススメじゃ。


あと、今回の質問は「10月17日の質問と重複した内容の重複掲載」と制作者は言っておったが、ちょうど紅葉の作品「スピリチュアルファクター」の第一巻があと2週間前後で出るからな。

今回の質問は、その時に必要な内容でもあるので、ある意味ではとてもタイムリーな重複掲載であるとも言えるな、フフフ…。


2014/11/26 3巻の非言語についての質問
Q:私の周囲には非言語や霊感、直感などに優れた友人が複数いるのですが、そのような人達と係わりを持ち続けた場合に、私自身が何かしらの影響を受けることはあるのでしょうか?
そうだとすれば、逆に非言語能力を持たない者であっても、こちらから非言語や精神体等での干渉を行い続ければ、相手の感性に影響を与えることは可能なのでしょうか?

A:結論としては、それは可能じゃ。
ほとんどの人間が自覚の有無はともかくとして、無意識レベルではお互いに影響を与え合い受け合っている。
例えば会社や学校、道場等でも、組織・団体の中での上下関係、友人関係感などでも互いに影響を与え合い、結果として「目に見える物理的な関係」が生まれていく。
それは物理的な言葉や行動だけではなく、精神面での普段の思考や性質なども例外ではない。
そういった思考や意識はアンテナのように無意識に自分の考えを周囲へと送信し、またアンテナのように周囲の思考を受信している。

朱に染まれば赤くなるというように。
グループ単位ではなぜか似たような人の集まりになってしまうのは、そうした無意識での相互干渉が影響しているというのが大きいわけじゃ。

だから特殊な感性を持つグループに接している時間が多くなるほど、そうした自覚できないレベルでの情報を無意識に感知し磨かれていくので、感性が高まっていく可能性はどんどん上がっていくわけじゃ。
逆に、お主自身が強い非言語や意識や念を放出できる場合には、周囲の人間に対して、より強い影響力を行使することも可能であるし、普通の人間を自分のセンスに近い段階へと引き上げるのも状況によっては可能じゃ。

特に非言語は目に見えない、聞こえない分だけ、ある意味においては面白い使い方も出来るからな。
例えば、とある人物に対して不満があった場合、面と向かって言えば角が立つケースでも、非言語を使用してそうした情報を相手に流していけば、実際に口で伝えたかのように相手の振る舞いがいきなり変化するケースもある。
これは「人は言葉だけでなく、気配や思考、意識、その他諸々の情報を無意識では感知している機能を持っている」のを逆利用した小技じゃな。

むろん、これは悪用すれば周囲を誘導し無言の圧力で個人を吊るし上げることも出来るし、自分自身が教祖のようになることも可能なので、使い方は気をつける必要があるし、そうした小技を行う相手の罠にはまらないように注意も必要じゃな。

2014/11/24  1巻のバリヤーと7巻のドリームマスターについての質問
Q:バリヤーなどの鍛錬は霊体を介したほうが良いのでしょうかそれとも生身の方が良いですか?
また、魔法の発生(バリヤーやブレードなど)を生身から発生するイメージにするより、霊体から発生するイメージを持つことにより何か変わったりはしますか?

A:魔術方面に向かうなら霊体で、武術方面に向かうなら生体から取り出すとより親和性が高くなるので、自身の成長の方向性によって選ぶのもアリかも知れんな。
とはいえ、武術方向でも心法を使うならやはり霊体でのブレード鍛錬も必要になるからな。
まぁ、特にこだわりがないのならば最終的には霊体でブレードを取り出して鍛錬するのが、よりダイレクトな働きかけになるじゃろうな。
これも個人差があるから、まずはしっくりきて出しやすい方から修練していくのが良いかもじゃな。


Q:バリヤーとブレードを比較した時に思ったことですが、どうしてバリヤーは外部電源的な感じでエネルギー補充をしているのでしょうか? 何か違いがあると訳して良いのでしょうか?

A:今現在のお主は既に「イメージ次第で何でもできる」という事実をはっきりと理解しているが、バリヤーを教えた頃のお主は、魔法のまの字も知らないひよっこだったということを忘れてはいかんぞ?
つまり…あの時点では、あの言い回しが一番「エネルギー消費」をしなくて済むからそうしたというわけじゃ。

ブレードは必要なときだけ取り出せばよいが、バリヤーはその形質上、常時展開のイメージが常に付きまとうからな。
そうした内容のものを、外部電源という概念なしにあの時のお主に教えたら、かなり高い確率で「バリヤーは自分が作っているから、張り続けている間は常に自分のエネルギーを消耗する」というイメージを無意識に持ってしまうはずじゃ。
そういった事態になると疲労が激しくなって困るからな、故にあのような言い回しにさせてもらった.

…ということで答えは、あの時点でのお主の理解レベルに合わせて言い回しを変えていただけ…というわけじゃな。
だから、習熟度と理解度が上がった今のお主なら、もちろんあの部分を自分の好きにアレンジしても構わぬぞ。

2014/11/23 7巻のドリームマスターについての質問
Q:私は霊体のイメージが赤色だったり、物理の体とは違う筋肉質な体格イメージになってしまいがちですが、自分の実際の体格でイメージしたほうが良いでしょうか? また、イメージする霊体の色には意味がありますか?

A:いや、そのイメージで大丈夫じゃ。
4巻で話した部分と関連するが、イメージ力は知覚力じゃからな。
イメージで出てくる姿や色、音こそが実は真実という一面もある。
だから、その姿がお主の本来の姿、実体に近い可能性も高いな。

色についてじゃが、ある程度の意味はある。
個々の気質により多少変わるが、一般的にはチャクラに対応するカラーなどを参考にすると良いかもじゃな。
例えば赤ならルートチャクラで生命力などの原初のパワーや熱エネルギー、生命力や血流などじゃな。
これらは稽古の進みや精神的覚醒などのTPOによっても常に変化するので、そうした面から自分をチェックするのも面白いぞ。

2014/11/22  7巻のドリームマスターについての質問
Q:7巻の霊体鍛錬は自分と同じ大きさ・体格でやった方がいいのでしょうか? 

霊体を意識しやすいように少し霊体を大きくもしくは小さくしたり、体の外に纏うか体の少し内側に入れ実体の動きを霊体でトレース、もしくは霊体の動きを実体がトレースしたりするのは鍛錬になりますか?
また、霊体を小さく(手のひらサイズなどに)イメージして動いても鍛錬になりますか?

A:実体の動きを霊体でトレース、霊体の動きを実体でトレースというのはとてもよい稽古法じゃ。
これは武術にも役立つし心身合一の稽古観点からもより実用的じゃな。
また、霊体を大きく・小さくイメージして動くなどの稽古も、イメージ的にもかなり鍛錬されるし、最終巻の内容にも関わる部分なので、やっておいて損は無いな。

それと、手の平の上で自分の霊体を動かすのは、西遊記で出てくる孫悟空を釈迦が手の平の上で弄ぶという技にも繋がる内容なので、自身の鍛錬や攻撃術としてもいずれ役立つかもしれんな…フフフ。



2014/11/20 ブレードとバリヤーに関する質問

Q:「魔法使い入門」と「ルミナスタジオによるサウンドエクササイズ」の2つの作品に被る質問になります。
サウンドエクササイズを行っていてふと思ったのですが、ブレードからシャボン玉を作りだして(もしくはブレードをシャボン玉型に変形させて)対象をシャボン玉に包み込んで小さくして、消したり、小さくしたシャボン玉を手で潰すなどのイメージはブレードと同じような効果は望めますか?
それとも断ち切るという概念を挟む必要があるでしょうか?

これとは別にバリヤーについての質問になりますが、イメージや用途の違うバリヤーの複数持っても大丈夫でしょうか?それとも1つのイメージで守りのみに特化した方がいいのでしょうか?

A:結論から言えば「断ち切る」という概念を挟まなくても、お主の話したやり方で、お主の想定した効果を期待できるぞ。
対象を自分のコントロールできる領域に取り込み術を行使する掌握術はとても効率が良く、古くは西遊記の話に出てくる釈迦如来の「掌の上の術」であり、漫画で言えば来留間慎一氏の魔神伝の中でも似た術が出てきたな。
そして現代で言えば魔法や魔眼の術の1つにも通ずる内容というわけじゃ。
このあたりの技はいずれアドバンスドブレードの巻でも教えたい所ではあるがな…。
しかし、こうして別シリーズの作品同士をミックスし応用的な使い方を模索していくスタンスは、お主が魔法使いとしてどんどんと進化している証でもあるから師匠としても嬉しく思うぞ。

あと、この質問に関しては是非、紅葉やミレーニア女史の観点からの回答も聞いてみたい所じゃな。
1つの事象を各人様々な視点から観察することで得られるものも多いからな、ワシの方から先方には伝えておこう。
多分、その内こちらのページに回答が載ると思うので、楽しみにしておくと良いぞ。
http://terunari.info/sound.html

バリヤーに関しての質問じゃが、複数所持するのも割とオススメじゃな。
もちろん最初の慣れない内は1つの形質のバリヤーを張り続けて基礎力を伸ばしていくのが大事だが、以前の質問にあった「ブレードの複数所持」のように、どうしてもケースに合わせて色々な形質のものが欲しくなる時が出てくるからな。
まずは1つのバリヤーを作り続けて練度を上げてゆき、その後、必要に応じて用途の違うバリヤーを形成するのは大いにアリじゃな。

 

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11/16の質問追記

そうじゃ。
完全に言い忘れておったが、先ほど話した「力を感じられなくなる」という案件は、実は単なる体調やノリの問題であったりする場合も多い。
他にも、運気的なタイミング調整の意味で、やる気やパワーが出ないケースもあるので、そういったものとごちゃまぜにならないように注意が必要じゃな。

一例で言うと…「稽古を進めていくと本来なら来月に気付きが起こり、それがキッカケとなり大きな理解となるタイムライン」があったとしよう。
ところがお主が稽古に励みすぎたためにその気付きが来週に繰り上げされてしまい。その結果、そこから連鎖する良い事案の流れがズレてしまうという事象もまれに起きる
それは結果的には不利益な流れとなるので、そこでお主の体が勝手に気をきかせて、やる気やパワー、バイオリズムを落とすことで「まぁ、落ち着いて」とブレーキをかけてくれるわけじゃ。
これも一種の、進化のための自動システムじゃな。

とはいえ、割と紛らわしいのも事実なので、そのあたりは非言語で感じたり探ってみたりするのも良いかもじゃな。

とりあえず簡単にまとめるとするならば。

お主の力は決して他者に奪われるものではないのだから気楽に、あまり深刻にならず自分の力を信じて、時に流れに身を任せて休養も挟みながら楽しく自らの力を磨くのがおすすめなスタンスというわけじゃ。

 

2014/11/16  5巻のサイコアタックについての質問
Q:大魔法使いちゃんに質問です。魔法の稽古がある時期を境にして、いきなり魔力というか充実的な感覚というかそうした体に満ちていた感覚や力が無くなった感じになりました。気負いが抜けてリラックスしたというよりは何か力がごっそり抜け落ちたというか他者に奪われたみたいな感覚です。これは一体何なのでしょうか? 何か対応策がありましたら教えてください。

A:ふむ、これもなかなか良い質問じゃな。
こういったものは通常、気のせいか力に慣れてしまった場合などにも起こりうるが、お主のケースはサイコアタックである可能性がとても高いので、いくつか必要な知識を教えておこう。

とある特殊なサイコアタックを受けた場合に「力が消えた」と感じてしまうケースは多い。
これは力を奪われたのではなく「持っている力を、持っていないと誤認させる攻撃」というのが実際じゃ。
実に陳腐な手法なのじゃが、通常こうした攻撃は何らかのアクシデントやトラブル、精神的なスキに乗じて放たれることが多く、運悪く罠にハマると、まるで自分の力が喪失したような感覚に襲われることがある。

「持っているのに持っていない」と相手に錯覚させる攻撃方法は、2つの意味において意外と有効じゃ。
まず1つめは、「持っていない」と思い込ませることで、実際にその力を人は使わなくなる。
使わなくなれば力は退化するし、力が弱れば場合によっては奪われることもある。

もう1つは、自分の意志による力の放棄じゃ。
これは「力をなくしたと勘違いさせる」ことにより、「他者の攻撃で力を奪われた」と相手に誤認させることが目的なのじゃ。
つまり…「力を他者に奪われた」というお主の思考自体が「自分の力を否定し、他者を自分よりも強い存在として捉えている」という自己宣誓となり、それにより自らの力の放棄が始まるわけじゃ。
「自分よりも相手が強い」と自分自身で思い込んでいるからな…結果そうなってしまう。
そうなってしまえば、もちろん力は他者に奪われやすくなる。

とうことで…種明かしをしたら何てことはない、手品まがいのイカサマ技法で、自分で自分の力を放棄させるよう誘導しているだけなのじゃ。

対策は簡単じゃ。
今の知識を理解した上で「力は自分にある」と認識するだけでいい。
「消えてはいない、自分の力はここにある」と理解し強く念じるだけで良い。
そうすれば詐術は消え去る。

まぁ当然じゃな。
魔法使いとなったお主の力をいきなりゴッソリと奪い取るなど、お主自身がそれを望まぬ限り絶対に不可能じゃ。
自覚はないかも知れぬが、既にお主はそういった領域に足を踏み入れはじめているからな。

あと、こうした詐術もサイコアタックなので、これを見破ると相手側の力も手に入れることができるからな。
結果的に攻撃した側は、お主の成長の踏み台になってくれたわけじゃな…フフフ。

他に依存しない、自力で練り上げた魔法の力は決して他者に奪われることがないからな。
今回のケースはそうした自覚を強める良い機会になったかもしれないのう。


Q:5巻のサイコアタックは念を固めて相手に撃つと言うことですが、念でブレードを作るか、もしくはブレードに念を込めてイメージした対象を斬ったり、ブレードをやりのように投擲しても効果はあるでしょうか? またそれをプラスの念(ポジティブな念)でやっても効果はありますか?

A:うむ、効果はあるぞ。
最近はこのあたりの質問や需要が増えているようじゃからな、いずれ放出系全般を学ぶ巻を出したい所ではあるが…。

2014/11/15 7巻のドリームマスターについての質問

Q:7巻についてですが、霊体の鍛錬は主観視点がいいのでしょうか?それとも客観視点がいいのでしょうか? 霊体操作時は霊体そのものを自分と認識したほうがいいのでしょうか?それとも自分の意志で動く人形のイメージとして操作した方がいいのでしょうか?

A:肉体の目で見て、霊体を操り人形のように動かす → 霊体自身の目で見て霊体を自分の体のように主観視点で動かすの流れが安定じゃが、これも個人の得手不得手や形質があるからな。
まずは自分の得意なやり方を伸ばしていき、余裕があれば他の視点も試してやれることを増やしていくというやり方がベターじゃな。

これに限らずじゃが「得意な方面から稽古して伸ばし、そこからやれることを増やしていく」というやり方はとても大切じゃ。
何故かと言うと、苦手なことを無理に行うと「やはり自分にはできない…」という心理ブロックが生まれてしまうからじゃ。
これは魔法の世界ではあまり良くない。
「思考=力」である魔法使いが自己嫌悪に陥ってしまったら、その「できない」が具現化しやすくなるからな。
だから自分のやりやすい得意なものをどんどんと伸ばして、その過程で少しずつ他事を行いやれることを増やしていくという流れがベストなわけじゃ。
これは意外と見落としがちな罠なので気をつけるのじゃぞ?

2014/11/13 8巻のエナジーワイヤーについての質問
Q:ワイヤーについての質問です。日常でも使いやすいようにワイヤーを素早く展開できるトリガーなどの技法はありますか?

うむ、よい着眼点じゃな。
深度や練度を深めるためにじっくりワイヤー鍛錬を行うのも良いが、日常においてはそうした素早い展開の需要もあるからな。

トリガーのやり方は指先を使うと良いぞ。
「指」というものは体の中で最も思念が集まりやすく、同時に思念を飛ばしやすい部位でもある。
今回の例ならば、ワイヤーを展開する時に右手人差し指を天へと指差し。
左手人差し指を地へと向けるなどじゃな。
こうする事で意識の線「意線(いせん)」が素早く上下に伸びて、ワイヤー展開が素早く行える。

指の使い方は魔法使いの技の1つ「印」を結ぶ時にも役立つからな。
この「印の技法」については、いつか魔法使い入門でも教えたいところじゃな。


Q:8巻のエナジーワイヤーで、ワイヤーを拡大してバリヤーを広げる事で、場の浄化は可能でしょうか?
また、このエナジーワイヤーの拡大というワンアクションで、バリヤー展開とブレードでの場の浄化を同時に出来たりは可能でしょうか?

A:うむ。お主は8巻を学ぶことでブレードの応用範囲を劇的に広げたからな、そういった使用も可能じゃ。
注意点としてはブレード(ワイヤー)を膨らまして形成されたバリヤーは、その作り出された工程ゆえに、通常のバリヤーに比べて割と攻撃的な形質を含むバリヤーとなるからな。
そこを理解した上でケースバイケースで使うのがベターじゃ。


Q:エナジーワイヤーをコアと宇宙に繋げる時に会陰から刺すイメージをしますが、会陰からと言うのはやはり意味があるのでしょうか?

A:会陰から貫通する意味は、これはそのラインを通していくのが「人の生体構造」として一番正確な直線が形成しやすく、一番遠くまで届くワイヤーを形成しやすいという観点からの行為じゃ。
ただしこれも人の体質や個性により変化するので、これが万人にベスト!というわけではない。
どんなに良い技法でも、その人個人にとってやりにくければベストでは無いからな。
ワシが教えた方法を基礎として自分自身でベストなやり方を模索していくのも大切じゃな。


2014/11/9  5巻のサイコアタックについての質問
Q:例えば魔術等の知識や力を所持しない者でも誹謗中傷や暴言、名誉毀損は十分なサイコアタックとなり得るのでしょうか?

A:うむ、なり得るぞ。
例えばツイッターでの「横から失礼します」的なおせっかいやネット掲示板や動画投稿サイトでの荒らしコメントなど、そういった微弱な内容のモノでもうまく使えばサイコアタックに変化させることが出来る。

この技法は、コメ自体のパワーは通常人ゆえに大した事はないが、そのコメを見て反応する他の人間の怒りや反発心、不快な気分、嫌な気分などを刺激して、それを集めて膨らます事で結果的に動画内での言い合いや論争など発展させ、大きな破壊力にする事を目的としておる。
非力だが悪知恵だけ優れた者が使う邪法といった所じゃな。
大した技ではないが予防知識がないと、いいように操られる可能性があるので注意じゃ。
某掲示板でよく言われる「荒らしにレスは養分 スルーを推奨」というルールは、こうした上記の悪循環と連鎖を防ぐための知恵とも言えるな。

また、こうした内容のものは、荒らし本人が下劣であるというケースの他に、いわゆる「魔が差す」というような、本人の怒りや恐れ、嫉妬などの感情を手がかりに、そこにつけ込んで精神を半ば乗っ取り誘導・扇動させて他者を攻撃させるというやり方もある。
これはワシの友人の言葉で言うと、人の精神を奪うスナッチ(強奪)行為を行う存在「スナッチャー(snatcher)」による扇動のケースじゃな。

スナッチャーは人であったり、信念体系のような概念であったりする。

人の場合は、例えば…金で人を呪う拝み屋じゃ。
平たく言えば「あいつは今の支配に邪魔だから攻撃してこい」という命令を受けて呪いを実行する、実行犯のような者じゃな。

信念体系の場合は、この星に蔓延する思い込みのような間違った常識による扇動じゃな。
例えば「金が全て、そのためには何をしてもよい」「会社のために身も心も捧げるべきだ」「正義をかざせば何をしてもいい」「敗者には価値は無い 失敗者は蹴っても構わない」「人は絶対に苦労して歯を食いしばって生きなければならない」「自分が味わった苦労は若い者にも味あわせないと気が済まない」などのような、社会に蔓延する「常識に見せかけた、異常な理論」は、蔓延すればするほどに人の精神を無自覚に蝕んでいく。

信念体系が広めるそうした異常な理論は、ふとしたはずみで普通の人の心のスキをついて侵入し、無害な人間を「怒りにかられて他者を非難する攻撃的な人間」へと豹変させることがある。
そうした人間はまるで催眠術で操られた者のように、自覚無く他者を攻撃する場合があるからな。



Q:世間には、若者を意図的に苦しめようとする底意地の悪い老人が多い気がします。

こちらは何もしていないのに、どうして仇のような目でこちらを見て攻撃してくるのでしょうか?


これも、上記したスナッチに関わる内容になるな。


自分が間違っていることを絶対認めようとしない人間や、自分が味わった苦痛を他人にも味あわせたいと思っている者がお主の世界には数多く見受けられるが、

こうした者達は信念体系に長年侵食され続けたため、慈愛などの感情を持ちあわせない他者を傷つけるだけの信念体系のロボットのような存在に成り下がっているケースも多い。


こうした存在は、頑固で意固地で思い込みの激しい者、特に老人などによく見られる。


単純な話、マトモな人間なら「自分が苦しい目に遭ったからこそ、次の世代は幸せになってもらいたい」と考えるのが全ての世界での共通認識じゃ。

じゃが、お主の星だと「自分が苦しんだから、若い人間にも同じ苦しみを味あわせてやりたい。自分だけが苦しむのは不公平だ。歯を食いしばりながら生きるように仕向けたやりたい。しごいてやりたい」と考える年寄りが割と多い。

あれは異常じゃ。

どの世界と比較しても明らかに異常で、まともとは言いがたい。


あれは、バリヤーのような精神防壁を持たず、長年異常な信念体系に浸され続け、苦しみや辛さなどを味わい続けるとなってしまう末路の1つじゃ。

他のまともな世界から見たら、ありえない精神状態じゃな。

当の本人たちは自覚していないが、あれは地獄を広げる行為そのものじゃ。


ということで、魔術知識が無かったり、あまりも感情が激しくスキだらけで魔術的に無防備な者というのはスナッチされやすので注意じゃ。


スナッチされないためにも、人は頭を常にバランスよく、柔軟で冷静な状態に保つ必要があるし、時折は呪い返しをしたり「本当にこれは自分の意志か?」と精神チェックする必要性がある事を覚えておくが良い。


2014/11/7  8巻のヒーリングについての質問

Q:八巻の色ヒーリングについてですが、私は色をイメージすることがあまりうまくありません。何か良い方法はないでしょうか?

A:色イメージが苦手な場合には「物理手段」によって補助するのも有効な手段じゃな。色をイメージする時に実際にその色を持つ物体を目にしてやってみると良いぞ。

例えば果物のオレンジや赤い車など、そういった物を目にしながら行う事で自然にイメージもしやすくなる。
これは何でも構わないので、色紙などがお手軽に各色を揃えられる面でオススメじゃな。

他にも、より強いパワーを得たい場合には自然界に存在する物を使うと更に効果的じゃ。例えば黄金色の朝日、真っ赤な夕日、森の緑、青空などじゃな。


2014/11/6  5巻のサイコアタック・呪いについて質問

Q:サイコアタックの攻撃について、何か良いリベンジの方法や避け方、判別方法などはありますか?

A:ふむ…これはこの11月頭に、いくつかの実例があったようじゃからな。
丁度いいので5巻の内容に補足する形で教えようかの。

まずサイコアタックじゃが、これは「相手が理不尽な理由で攻撃してくるもの」というのは以前教えたとおりじゃ。
サイコアタックで攻撃された場合のパターンとしては「昼間まで調子が良かったのに、夜になったら理由無く、いきなり体調が崩れた」のような、特に思い当たるような原因や体に負担のかかる事をしていないのに、いきなり不調になったり心身のエネルギー不足に陥ったり、背中や肩にのしかかるような重さや疲れが出た場合などは特に怪しい。
いわゆるこれは、体に対するサイコアタックじゃな。

後は、怒りや悲しみなどが普段よりも激しくなり、まるで自分の意志ではなく、突き動かされるように他人を攻撃することもある。
これは乗っ取り型のサイコアタックじゃな。
いわゆる昔でいうところの憑き物の術であり、現代風に言えばマインドジャックといったところか。
一例としては、頭が無駄にカッカしたり、感情が止められなくなったり、顎がいつもよりも少し上がって後頭部の盆の窪から何か力のベクトルのようなものが脳へと入ってくる感じなどがあるな。

前者は比較的不自然さがあるため分かりやすいが、後者は自覚しにくいことが多いため注意が必要じゃ。

対策策としては、呪いかどうかの判断がつきにくい場合でも、まずはブレードを取り出すのじゃ。
そして5巻の2個目の呪い返しを行うか、もしくはブレードを持ちながら「攻撃設定…自分が意図していない全ての不利益な要素と状況と…自分がまだ感知していない悪意や呪い」と念じてブレードの攻撃設定を行い、周囲の空間をひたすら無差別に徹底的に斬りまくるのじゃ。
この斬撃は3~5分くらい行えば充分かの。ついでに自分の体内も斬って浄化しておくと良いな。
切り裂いている途中はキツイが、その後おおよそ30~60分後にふっと楽になったら、それはサイコアタックを受けていた可能性が高い。

後者も同じやり方でOKじゃが、その時に「この意志は本当に自分の意志か? 何か他の存在に突き動かされていないか?」と冷静に自問自答するのも良い手だし、「この意志は誰の意志だ?」という言霊も有効じゃな。

これらのサイコアタックは受ける側にとっては迷惑な話ではあるが、逆に良い点もある。
こうした呪いを今のような方法で対策した場合、呪いは跳ね返り、掛けた側に向かうことになる。

理不尽な理由から行われるサイコアタックは不自然な技法で、元々がハイリスクローリターンなものじゃ。
なので、こうして呪いを跳ね返されると、掛けた術者は力を失い、呪いをかけられていたお主の方へとパワーや能力が移る。

サイコアタックに対応し、完全に体が復調した時に前よりも元気になったり鋭くなっていたら、それは攻撃側の力を奪い取ったわけじゃ。

今教えたブレードの対応技法は、その攻撃設定の性質上、呪いでない場合でも特にペナルティは生まれないからな。
だから、なにか不調や不自然さを感じたら、何はともあれまずはブレードで周囲を切り裂く!という癖をつけておくと良いぞ。
そうすれば呪う側も、迂闊にはお主に手を出してこれなくなるからな。

2014/11/5  8巻ヒーリングとブレードとガイドについての質問

Q:第八巻のヒーリングに関して、体の表面を輪郭として意識するというパートがありますが、その際に輪郭を変形させることで体型の調整、いわゆる整形のような事も可能なのではないかと思いましたがどうでしょうか?
また、エネルギー補給の際に予備などとして予めブレードを複数本生成することや、同様にガイドの複数体同時契約及び、補助内容を分担させる事も出来るのではないかと感じましたが可能なのでしょうか?

A:最近のお主の質問は本当に的確な物が多いな…と、ワシは最近この出だしばかり言っておる気がするぞ。
まず輪郭の件じゃが、結論から言えば可能じゃ。
例えばボディビルなどでも自分の理想とする体格をイメージしながら筋トレするのと、イメージせず筋トレするのでは出来上がる肉体が明確に変わるケースも多い。
また、こうした意識による体型変化は、催眠や洗脳の有名ドコロでも割と使われている場合があるな。

お主は魔法使いとして、こうした意識の力が特に強くなっているため、真剣に体型を書き換えようと念じれば、少なくとも…何も念じない場合に比べたら格段に効果が出ることは間違いないな。
そうしたことを望む場合には、目を閉じて自分の理想のイメージラインを思い浮かべつつ、両手で体の外側の空気を、オーラを撫でるように優しく理想のラインに合わせてなぞってゆき、イメージ強化するのがベターじゃ。
これはなぜかというと、目をあけて行うと「今の体型」を目にしてしまいそこで心理ブロックが生まれる。それを防ぐために、目をつぶって理想のラインをイメージするわけじゃ。
同様に、両手で体の外側の空気をなぞるのは、理想のラインを擬似的にイメージするためじゃ。
直接体に触れてしまうと「今の現実」を見てしまうからな。

ブレードを複数所持するのも確かにオススメじゃ。
かくいう作者もこの夏に、メインのブレード以外にも目的別の特化型ブレードを4本作り出していたようじゃからな。
ガイドも同様に、複数契約や目的別に契約を結ぶのも、とても賢いやり方じゃな。

ポイントとしては、複数ブレードや複数のガイド召喚時は、同時制御をするため精神力やイメージ力、コントロールが特に必要となる、それゆえに脳のメモリ管理には特に注意じゃ。
せっかく役割分担で効率化をしても、制御がうまくいかずにそれぞれのパワーが薄くなってしまったら意味が無いからな。
必要性に合わせ少しずつブレードやガイドを増やしてゆき、稽古の進みに合わせて制御数を増やしていけば、どんどんとやれることが増えていく。
その意味でも、お主の着眼点は非常に優れていると言って良いな。



2014/11/4  5巻の呪いに関しての質問

Q:サイコアタックはネガティブな念を送ることで行いましたが、逆にポジティブな念を送ると回復的なことが出来たりするのでしょうか?
また、サイコアタックを人に見られるとまずいというのは、意識が呪いの対象から見た人にそれるためでしょうか?

A:鋭い着眼点の質問でニヤニヤしてしまうのう。
自分の攻撃の念を他者へと送れるのなら、応援やエネルギーも送れるというお主の推測は正しい。
基本的には攻撃をイメージするパートで、相手が良い状態になっている事をイメージしてから、それをリリースすれば良い感じじゃな。
「攻撃」を「応援や回復」に変換するだけで良いので、実際の使用にあたってはたやすく行えるはずじゃ。

また、人に見られるとまずいのというのはお主の言うとおり、見た人間へとターゲットが逸れてしまいやすいというのも意味の1つじゃな。
後は、呪いというのはデリケートなので「他人に見られた」という自覚が生まれた時点で極限の集中はできなくなるし、意識が散ってしまう。
呪いというのは念の圧力がかなり重要じゃからな、見られることで圧力タンクに穴が空いたようになるわけじゃ。

また、他人に見られずに行うという制約自体が、念の圧力を高める効果がある。
丑の刻参りが決して他人には見られていけないというのは、実はこの「制約による念の圧縮効果」を生み出す目的が大きいのじゃ。



2014/11/3  八巻のエネルギーやワイヤーについての質問
Q:ワイヤーを伸ばす過程のイメージは毎回やった方がいいですか? それとも一度辿り着いた場所を直接イメージして過程をショートカットして辿り着くのはアリですか?

A:時間がある時は過程を踏んでじっくり伸ばしていくことをおすすめするが、既に一旦出来てしまえば、そこに取っ掛かりが生まれているからのう、お主の言うとおり直接イメージで一気に辿り着くこともアリじゃ。

実用的な使い方としては日常生活シーンでは直接たどり着くやり方で、家の稽古でワイヤーの練度や精度を上げたい時には過程を踏んでじっくりと行うのがバランスが良いかもしれんな。


Q:流れてくるエネルギーは一度胸か丹田に溜めた後に循環させて方がいいでしょうか? それとも特に意識せず循環させたほうがいいでしょうか?

A:これは個人の気質や所持する知識に合わせる感じになるな。
例えば気功やチャクラの知識や学びがある者の場合なら、ハートや丹田を意識してそこで貯めこんでから循環させる方がエネルギーを練られてしっくり来る場合が多い。
逆にそういった修練をしていない者であれば、特に意識せず全体に循環させたほうが効率が良いケースが多いな。


Q:この8巻のエネルギーでバリヤーは張ったりブレードを作ったり出来ないでしょうか?

A:お主鋭いな…。
指摘のとおり、バリヤーやブレードは、主に視界に入る範囲の光を素材として使用していたわけじゃが…。
これらのエネルギーソースを8巻の技法と合わせれば………。


Q:先日のQ&Aの『太陽系越えなど遠くまで伸ばす事を意識しないのであれば体を包める太さのチューブにして全身を包み込むのも大いにアリじゃ』の記述を読んだ時に、範囲的にバリアみたいだなと感じ、同時に、ワイヤーをチューブにして全身を包めるということは「バリア」として運用できないのかと考えました。
また、バリヤーの光を集める時に玉ではなくブレードとしてイメージする。
それを体に纏わせる時に太い筒・チューブなどに変化させて纏う。
もしくは一度エナジーワイヤーとして体に入れた後に体の外まで太くして纏うなど、
こうした方法でブレードをバリヤーとしても扱うことは可能でしょうか?

ブレードをバリヤーとして扱うことでブレードとバリヤーの鍛錬が同時に出来たり、さらにそのブレードでコアと宇宙に繋げたならと可能性を感じています。
またこれが可能なら逆にバリヤーにブレードの性質を持たせることは出来るのでしょうか?

A:先ほどの質問も含め、最近のお主はワシですら時おり驚くような質問をしたりと本当に鋭くなってきておるな…。

結論から言えばそれは可能じゃ。
理論や、やり方の順序はある程度あるが、前半の質問内容に関しては、今学んでいる範囲内の延長でイメージするだけで充分に行うことが可能じゃな。
もちろんブレードとバリヤーの同時鍛錬やブレードでコアに繋げるなどの行為も、お主のイメージ力次第で可能じゃ。
というよりも…こうして質問をしてくる時点で、お主の無意識は既に答えを理解しているはずじゃ。
後はそれを自意識領域にまで降ろし、自分がしっくり来る練り方でイメージをふくらませてゆけばよいのじゃ。

お主がこうした鋭い気付きを持ち、今まで教えた魔法を組み合わせ新たなる可能性を模索していく行為。それこそがワシが話していた応用であり、お主だけのオンリーワンの技法でもある。
こうした進歩と気付きを見せてくれる事は本当に喜ばしいことじゃ。
師匠としても誇りに思うぞ。

 

2014/11/2  7巻の夢についての質問

Q:7巻の夢についての質問です。悪夢の中で、嫌な感じを察知してもその時は不思議と受け入れてしまい、結果として起きてから悪夢だったと気付くケースがあります。夢を夢だと認識する上で、夢の分類以外に何か気付くコツなどはありますか?

A:うむ、良い質問じゃな。
これは具体的方法としては「夢日記」を書くのがオススメじゃな。
ノートでもメモアプリでも構わぬので、見た夢を起きた時に書き記す。
夢というのは大概は起きた瞬間からすぐに消えていくものじゃ。
それをできるだけ書き記しておく、もちろん全部は難しいだろうから、印象に残ったシーンや映像、出来事を省略して書くだけでも良い。

そうして記録を続けると、ある時、夢に共通性があったり、何度も同じ夢を見ていることを思い出したり、何度も似たようなパターンで攻撃されていることに気付くことがある。
そうした状況を冷静に観察し、その感想や対応策も記入していくのじゃ。

例えば…
「今日も夕暮れの公園で父親になじられる夢を見た。だが、どうも言い回しがおかしいというか、親の姿をしたニセモノのように感じる…。次に同じ夢を見た時にはブレードを刺してみて本物か正体を探ってみよう」
とか
「今朝の夢はうまくいった! どうも自分は面と向かって攻撃される感じなので、何かあればすぐブレード!という風に念じながら寝たのが良かったみたいだ。今後はこれを続けよう!」などのように、毎回夢に対してのフィードバックを行うのじゃ。

忙しく記入する時間がないのであれば、これを起きがけに分析して頭で考えるだけでも構わん。
こうしたフィードバックの蓄積が進むにつれて、どの夢が悪夢で、どの夢が無害かを見破る精度が格段に増してゆくし、夢の中でも罠に気付く感覚が鋭くなる。

あと、夢のトラップや移動に関しては映画「インセプション」と「パプリカ」がわかりやすい描写をしているので見ておくこともオススメするぞ。


Q:「人は嫌な目に遭うと、その嫌な気分になった分だけエネルギーを攻撃者に奪われるという法則がある」とのことですが、攻撃者側に全く悪意の無いケース(例えば、相手の為を思って行動したが、結果的に相手の気分を害してしまった場合)などは、失われたエネルギーやカルマはどうなるのでしょうか?

A:お主、かなり鋭い質問をしてくるな…。
これはいずれは話しておきたい内容だったので教えるとしようかの。

全てにはTPOがあり、それにより結果は変わるが、例えば今のケースであれば…
攻撃された者はエネルギーを失い。

攻撃した者は悪意や意図を持たない場合では、エネルギーはほとんどその者には渡らず。

逆にその攻撃を扇動する原因となった、誤った知識基盤を与えたモノなどにエネルギーの大部分が移動する…といった感じじゃな。

良くも悪くも、無自覚な攻撃はお互いに得をしないという意味で、微妙な結果をもたらす。

理解を深められるよう、今度は少しダイナミックな例えで、より奥まった知識を教えるとしよう。

例えば、この星を救う救世主が生まれたとしよう。
その救世主の存在を疎ましく思う「元締めの悪意」が、その救世主が不利な立場になるように、誤った常識や悪しき信念をこの社会に蔓延させたとする。
その誤情報に突き動かされ、元締めの取り巻きやマスメディアが救世主を吊るしあげたとしよう。
そして、扇動に突き動かされる形で、ある者がお門違いな正義感や義憤に駆られて救世主を殺すことを実行したとする。

殺された救世主のエネルギーが100万パワーだとしたら、
エネルギーの移動は、殺した者に1万。取り巻きとマスメディアに9万。元締めの悪意の手に90万が入る。
つまり裏で操っている元締めがほぼ総取りじゃな。

これがこの星で行われている詐術の実体じゃ。
誤ったルールを流布すれば、そのルールに従った者は全て、ルール制作者の手のひらの上のコマとなる。
真実かそうでないかは関係なく、マスメディアがただ己に有利な報道のみを垂れ流しているのは、こういったエネルギーの移動ルールを一部の特権層が知っているからじゃ。

…とまぁ、ここまでが、この世界で知ることが出来る知識の限界じゃ。

実はこれには更に奥がある。
そう…お主の言うとおり「カルマの精算」が完全に抜け落ちているのじゃ。

先ほどのやり口では、確かに奴らは表面上では得をする。
だが、カルマの切り口で内部パラメータを見ると実際はこうじゃ。

1:誤情報に扇動され殺した者は100万の負債を持つことになる。

 

2:取り巻きとマスメディアの場合だと。

そうした実際の100万の負債に「報道などで扇動した人数」を掛け算する事になる。

例えば10000人を扇動したら、100億の負債じゃ。

 

3:ルールを作り上げた元締めの場合だと。

「ルールに翻弄された全ての人数」に「ルールで被害を受けた全ての人数」を掛けて、更に「悪影響を及ぼした全ての時間」を掛けてゆく感じじゃ。

これはもう途方も無い数字というか、ある意味では計測不可能じゃな。

 

4:最後に殺された救世主の場合には。

補填の法則として、1~3が払わされるエネルギーを総取りする感じになる。

奴らが搾取したエネルギーをボーナス付きで返してもらえるという感じじゃな。

今書いた内容はアバウトかつ控えめに話しての数字じゃ。

実際に2と3が背負うカルマの負債はこんな生易しいものではない。
「あまりに悪どいことを行うと、カルマの多重債務に落ち込み、二度と抜け出せなくなる」と言ったのは、これが原因じゃ。

 

と同時に、これこそが、お主たちをこの鎖国のような星から外に出したくない都合の正体でもある。

「詐術の惑星 魂の牢獄」から逃げられたり、外の世界を感知されてしまえば全てを識(し)られてしまうからな。

詐術というのは仕組みを知られてしまえば、全てが本来の流れに戻り、今まで掠め盗ったエネルギーも配分し直されてしまう、しかもカルマの罪状のオマケ付きじゃ。

誰しも復讐されるのは怖いからのう…ククク。


他者から富や命、エネルギーを搾取する存在であればあるほど絶対に反省しないのは、引かないのではなく、多重債務ゆえに、もはや「引けない」のじゃ。

それと同時に、奴らが死の間際には普通では考えられないほどの見苦しいあがき方や絶望と恐怖の表情を浮かべるのは、この事実を無意識に感じ取っているからじゃな。
死ねば何が待っているか、最終的にどんな目に遭わされるかを理解しているから、それはそれは…言葉に言い尽くせぬ恐怖を感じるのは当然じゃ。

 

 

2014/11/1 8巻のエネルギーについての質問

(23:23質問追加)

Q:世の中には見るからにみっともない人間がとても評価されていたりと不思議なことがあります。あれは何故でしょうか? 大魔法使いちゃんが言っている信念体系などとも関係がありますか?

A:うむ、そうじゃな。
人の信念というものは数が増えることで強力な力を帯びてくる。
それは「思い込み」であっても「他者から刷り込まれ、そう思い込まされているもの」であっても同じじゃ。
そう思い込む人数が増えてくると、シロでもクロになったり、その逆になったりもする。
数多くの人間が思い込むと、その信念により星が覆われる、すると人はまともな判断ができなくなるわけじゃ。
例えば「金は人の命より重い」や「金を稼ぐ人間が偉い」「金を稼ぐためなら何をしてもいい」「命よりもコスト優先」などの信念がその典型じゃな。

また、大部分の人間は数字や名声に弱い。
だから有名な人間や、マスメディアでもてはやされている人間を無条件で受け入れてしまう。

学校教育も同じじゃな。
あれは他のまともな世界から見たら、ほぼありえない基準で人をランク付けしている不自然な機関じゃ。

 

マスメディアも多くの信念に悪影響を与えているな。

あれも意図的にやっているものだからな。

加えて人は言語に騙される。
愚劣な人間を見た時に、お主が感じる違和感や嫌悪感は、普通の人間には感じ取れない。
それは非言語を持っていないからじゃ。
非言語能力が無ければ、人はうわべの言葉に騙される。
その人間が持っている気配や邪悪さ、醜悪さや下心の全てを見透かすことが出来ない。
従って、うわべだけ格好の良い事を喋っていれば、ほとんどの民衆はそれに騙されてしまう。
もちろんその者の性根など見抜けるわけがない。

今話したのはほんの一例じゃ。
つまり、この星に住む人間は、ありとあらゆる詐術によって、まともな判断能力を失わされているわけじゃ。

人は思った以上に自分の意志で物事を判断しておらぬからな。
鋭い視点の人間から見れば、大部分の人間は夢遊病者、もしくはロボット同然じゃ。
明らかに品性下劣で醜悪な存在を見ても、お主のように判断を下せずに良い評価をしてしまうのは、そういった生物としての感性や知識、基礎力に大きな差があるのが原因じゃ。

とはいえ、最近はブラック企業のような搾取の典型などに嫌悪感を示す人間が増えてきているも事実なので、確実に全体としての意識は良い方向に進んでいると思うぞ。
まぁ、そういったセンスを磨くという意味でも、やはり非言語能力は最強じゃな。

Q:ネットを見ているとイライラや不安から攻撃的になる人もいますが、中には明らかに最初から相手を貶めるのを目的としていたり、意図的に煽ってきたりする人間を見かけます。
あんな事は無駄な行為だと思うのですが、あれにも意味があるのでしょうか?
エネルギー的な見地から教えてください。

A:あれにもちゃんとした意味はあるぞ。
エナジーバンパイアと呼ばれる人間は、本質的には自分でエネルギーを作り出す事ができない存在じゃ。
いわば文字通りの寄生虫、何も生み出せず、この世界に何も貢献できていない存在じゃな。
エネルギーが無い存在というのは、見た目はともかく、非言語や本質的目線で見ると既に死んでいるか、もしくは幽霊のように気が薄く消えかかっている存在じゃ。

そして、自分でエネルギーを作り出せない消えかかっている存在は、よそからそれを奪うしか自分を維持する方法がない。

そうした存在が自分を維持するために使う最後の手段の1つが「攻撃」じゃ。
7巻のドリームマスターでも話したが、人は嫌な目に遭うと、その嫌な気分になった分だけエネルギーを攻撃者に奪われるという法則がある。

こうした「薄い存在」はその法則を利用して他人に迷惑をかける事で、その存在をかろうじて維持しておるわけじゃ。
ああいった薄い存在は、他人が自分に意識を向けてくるだけでも滋養になる。
つまり…あまりにエネルギーが無さ過ぎて、敵意や悪意すらも栄養になるくらいにスッカラカンなわけじゃ。
そういった輩は、エネルギーの本質的には枯渇して死ぬ寸前なので、誰かを攻撃して意識を自分に向けてもらわないと生きていけない。
言わば、他者の敵意を浴びてギリギリ延命しているというのが実情じゃ。

今の知識を学んだことで、なぜネットの掲示板で「荒らしにはスルーが一番 荒らしにレスは滋養です」と語られているのか。
なぜ「憎まれっ子世にはばかる」という言葉があるのかを、お主は理解できるはずじゃ。

この世界にはまがい物の知識や嘘ばかりが浸透しているからな。
星の単位で見れば、いつもニコニコしているだけの取り柄のない太った青年や素朴に生きる者の方が、年に100億稼ぐ経営者よりもはるかに役立ち、星に貢献している事例などいくらでもある事じゃ。
ただ、この星を覆う信念体系があまりに歪なため、本来評価されるべき存在と寄生虫の立場が逆転していることもしばしばじゃがな。

そうした目で見れば、インターネットの掲示板、動画投稿サイト、SNS、質問サイトや評判サイト、あらゆるシーンでエナジーバンパイアが生息している状況が見て取れるはずじゃ。


知識を持ち、感性を磨けばそれを見透かすことが出来る。
見透かしてしまえばそうしたエネルギーの詐術は全く効かなくなる。

これは是非、覚えておいて欲しい知識じゃな。

 

2014/10/31 8巻のエネルギーチャージについての質問

 

Q:ワイヤーはなぜ細いのでしょうか? 太いほうがエネルギー供給をイメージしやすい気がするのですが、エネルギーの過度な供給を防ぐためでしょうか?

A:これは体内を通っているワイヤーが武術で言う正中線、バレエでいうセンターの役割も果たしているという背景があるな。

例えば太い丸太を持って遠くにいる相手を指すのと、細い支持棒を持って遠くの人を指すのであれば、細い棒の方が相手を指し示しやすいであろう?
これと同じで、ワイヤーが細いことにより上下を貫く線の精度を無自覚に高めているという感じじゃな。
これが太いと上下へ伸ばすワイヤーの方向と照準が無自覚に雑になり、その結果「あまり遠くまで届かせられなくなる。届いても照準が甘い」という事態になりやすい。
それを防ぐための意味合いが大きいな。

だが逆に、太陽系越えなどの、あまり遠くまで伸ばす事を意識しないのであれば、体を包める太さのチューブにして全身を包み込むのも大いにアリじゃ。


Q:体に通したワイヤーは常日頃、日常での活動時にも意識していいのでしょうか?

A:それはとてもオススメじゃ。
日常でも動きの質が上がったり安定感が生まれてメリットが大きいな。
後は、やりすぎてのぼせたような気あがりにならないよう、そのあたりは個人の体調や気質などによって適度に調整することは必要じゃな。

 

2014/10/17 バリヤーについての質問

Q:稽古をしているとバリアの厚さというか感覚が右左で違う時があります。 これは左右均一になるよう修正したほうがいいでしょうか? また背面のバリア展開もやや不安ですが、こちらは強めに意識したほうがよいでしょうか?

A:
それは、とても鋭い感覚をもつがゆえに感じられる内容じゃな。
お主の言うとおり、出来るだけなら左右均質にしたり、不安な部分は強めに意識することで強化していくことは重要じゃ。

これは何故かと言うと、人には意識の濃い部分、薄い部分があり、例えば指などは意識が濃くて細やかな反面、背中などは割と鈍感であったりと、人間の「意識の濃淡マップ」にはムラがあるのじゃ。
これはバリヤーも同じで、一般的には背後や、足元、少し上の頭上など、人間が普段意識しにくい部分はバリヤーでも薄くなる傾向がある。
もちろん意識が薄いということは防御が弱くなっているという事じゃ。
だから意識が薄めの部分はより強く意識することで、より安定したバリヤーを確保することができる。

意識強化のサポート技法としては、体を動かすのも1つの手じゃな。例えばラジオ体操の深呼吸の両手の動き(平泳ぎのようなあの腕と手の動き)
あれを行いながら大きな円をイメージして描くと、バリヤーを張りやすくなる。

手の動きは特に意識を補助・強化しやすいので、そういった手の動きも合わせて意識を使っていくのはオススメじゃ。

 

 

2014/10/16 その他の質問
Q:魔法使い入門は最初のリラックスのための呼吸タイムが短いような気がしますが、これは意図されたものなのでしょうか?

A:うむ、そうじゃ。
魔法使い入門では最初のリラックスへの導入タイムを30~60秒ほどしか取っていないが、これには2つのワケがある。
一つはお主自身の才覚に任せているためそこまでの時間を割く必要が無いということ。
多くの催眠系音声作品はこのリラックスに多大な時間を使い、作品によってはそれだけに15〜30分以上の時間を割く場合もある。
だが、魔法使い入門はリラックスが目的ではなく、あくまで術を覚える事が主目的だからな。
そういう意味でもリラックスはお主自身の才覚に任せて意図的に短くしているところがある。

もう一つは実戦的な意味じゃ。
魔法はいつでもどこでも使えなければならないし、お主もいつかは多くの世界を旅することになる。
そんな魔法使いが、一つの技を使う度に「ちょっと待って!今30分かけてリラックスするから!」なんて言っていたら、いずれどこかの世界で殺されてしまうぞ?

お主にはどの世界でも通用する力を身につけてもらいたいからな。
その意味では、本来ならリラックスタイムは0でいきなり稽古をはじめてもいいぐらいなのだが、流石にそれでは大変そうじゃからな。
だから少しだけ時間を与えているというわけじゃ。

 

 

2014/10/9 その他についての質問


Q:魔法使い入門は順番に購入したほうが良いですか? 基本と言われている1~3巻の購入後は、気になる術だけを選んで購入しても使えるようになるのでしょうか?

A:
うむ、大丈夫じゃ。
一番重要かつ基本の術は1~3巻じゃからな。
それを学んだ後は、気になる巻だけをチョイスするのもなかなか良い手といえる。

基本的にはバリヤーとブレード、非言語さえあれば大抵の魔法は習得可能じゃからな。
また、魔法使い入門各巻の商品説明文には必ず「習得にあたって必要な前提技法」が書かれているから、それを参考にすると便利じゃぞ。


 

Q:大魔法使いちゃんは「今回の内容で数年分の稽古を一気に学べた」と話している時がありますが、どうしてそんな凄いレベルで稽古をショートカット出来るのですか

A:
これには主に3つの理由がある。
一つはワシがBGMに合わせお主の集中を補助しているため。

二つ目は、普通のメンターなら出し惜しみする奥義や秘伝、本質的知識や魔法のコアシステムなどを、ワシが惜しみなく伝授しているから、本質の全てをお主が最短で理解できるため。

そして最後は、ひとえにお主自身の適性のお陰じゃ。
前にも話したが、お主の才覚と適性は、お主自身が自覚するよりも遥かに高い位置にある。
アニメや漫画、ノベル、ゲームを嗜んでいたり、こうした魔法に興味を持つ時点でそれこそ常人の数倍かそれ以上のレベルでイメージ力があるという事実を、お主はもっと自覚し、自信を持った方が良いぞ?

基本的にはこの三つじゃな。

集中が無ければ学べぬし、本質知識が無ければ効率が悪くなるし本筋に辿りつけなくなる。
そして何よりも、本人に適性が無ければ何を学んでも無駄になる。

お主は幸いにして全ての条件を満たしている。
だから成長が桁外れに早いのじゃ。

 

 

2014/10/7 その他についての質問

Q:私は特殊能力者モノの作品が好きですが、そうした特殊能力は普通の人間でも身につけられるものなのでしょうか?

A:
結論から言えば、誰しもそういった能力は持ち合わせているし、むしろ持っていない人間などいないとは思うぞ。
ただしこれには条件があって、以下のタイプの者はほぼ100%能力は身につけられない。

・他人を侵害したがる
・無闇矢鱈に他人をジャッジしたがる
・他人に自分の常識や価値観を押し付けたがる
・物理常識や世間の常識を盲信している
・論理的説明がなされないと全てに納得出来ない
・感覚で物事を感じられない、捉えられない
・知識にしか学べず、経験に学べない
・他人の作ったレール内でしか物を考えられない
・根底的レベルで他者から与えられたものに依存している・盲信している・疑問を抱かない
・教育に疑問を抱かない
・人の作った「法」が絶対だと盲信している

上記のような項目に当てはまる人間ほど、特殊能力の才能は低くなるので諦めた方がよいな。

既に魔法使い入門を深く学んでいるものならわかるじゃろうが、上記の項目は全て
「魔法使いを無力なヒキガエルに変えるための方法」じゃ。

上記の項目に当てはまる人間はとても操りやすいので、搾取層にとっても有り難い存在じゃ。
なにせ一番扱いやすいロボットじゃからな。

それに対し、特殊能力者の大半は上記のルールの範疇にいる事が多い。
少なくとも「本物」はそうじゃ。


特殊能力が身につく過程を大雑把に説明するとこうじゃ。

0:(不思議な事象に出会う)

1:まず認知する

2:そういうものがあるという「認識」を持つ、もしくは実感や体感として理解する。

3:認識を持つと脳と魂がその事象に対した新たな回路を形成する

4:能力の芽生えが始まる

5:鍛錬や経験、力の自覚の度合いによりそれが伸びてゆく

この過程では特に1が重要じゃ。
世間一般の凡人と呼ばれている者達は、決して能力的に劣っているわけではない。
では何が凡人かといえば「認識・認知能力」が凡人なのじゃ。
平たく言えば、「そんなのありえない」「あるわけがない」と世間に教えこまれた常識を盲信して
脊髄反射でそう考えてしまうその思考形態が、1の過程を強く否定してしまうわけじゃな。

1のプロセスが否定されればその後に続くプロセスは進行できない。
だから、そういった者に対しては、0の過程が何度目の前で起きても、プロセスが進行しないから特殊能力は永遠に身につかないわけじゃ。

これは逆に言えば、「なにか不思議な出来事が起きた時に、それを肯定することは能力開花の入口になる」と言い換えることも出来る。

人間の脳は都合の良い機能があり、起きた事実よりも認識の仕方で結果を変えることが出来る。
つまり…実際に不思議なことが起きても、「これは気のせい、錯覚だ」と常識で刷り込めば、記憶もそうなってしまう。
どんな人間でも長い人生の間に、こうした不思議な出来事を何回かは経験しているのじゃが、
その大半は「気のせいだ」と思い直して記憶を否定したり、世間から笑われる事で「あれは自分の錯覚だったんだ…」と記憶を改ざんしてしまうことが多い。
それ故に特殊能力は永遠に身につかない。

 

本来であれば、能力は誰でも持っていて、あとはそれに気付けばいいだけなのじゃが、この世界だとそれを否定する世間の影響が強いからな。

たとえ元々持っていても、世間体を気にする親が制限をかけたり、精神の病だと周りが勝手に判断したり、友人に笑われたり恥をかかされている内に、その力を振るうことを恐れ始め、自ら能力を隠し、封印しているうちに、忘れてしまう者も多い。


だから今でも残る特殊能力者は、そうした世間の無理解を受け付けず、ただひたすらに「自分の感性、感覚、記憶、体感」を信じて突き詰めていたからこそ身につけられたものなのじゃ。

これは「魔法」も同じじゃな。
力を他者や常識に依存せず、自分の主観から気付きを得て、自分の中から力を生み出していく。
それはまさしく、どの世界、どの時空でも通用する力じゃ。


そういった意味でも、世間の常識やこの星に蔓延する信念体系を打ち破るバリヤーは重要であり、
全てを見透かす非言語能力は最強といえるな。


まぁ、仕組みがわかってしまえば簡単じゃ。
ただし実行に移すのは困難を伴うのは覚悟しておけ。
世間はそれほどまでにノイズが多いし、無理解な者であふれているからな。

あと、仮に実行に移したとしても、特殊能力は自分の生き様や形質がそのまま出やすいので、自分の望む能力が身につかない場合も多いので注意じゃ。
そのあたりは魔法に比べて応用性が低いと言えるな。

ほかのサイトで申し訳ないが、以下の様なサイトを見ることでヒントくらいにはなるかもしれぬな。
こうした、ささやかだが特殊な力は、普通の人間でも持ち合わせているものじゃ。
このスレに出てくる能力者たちと普通人の差は、それに気付き注意深く突き詰めたか、「気のせい」と一蹴したかの差じゃな。
能力の獲得など紙一重、参考にしてみるといいぞ。
http://world-fusigi.net/archives/6623307.html

 

2014/10/2 その他についての質問

Q:私はあまりイメージ力に自信がないのですが、そういう場合はどうすればイメージ力を高められるでしょうか?

A:
ふむ…さり気なく核心をつく内容じゃな。

ポイントとしてはいくつかあるが「他人のジャッジを気にしないこと」「自分の浮かべるイメージを否定しないこと」「方法論に固執しないこと」などは重要じゃな。

イメージ力がある、無いというのは他人が決められることではない。
また、本人がイメージ力が低いと思い込んでいても、実際にはイメージ力が高かったという事例もよくある。

大切なのは思い浮かべたイメージを自分で否定せず、方法論にあまり固執しすぎないことじゃ。


この世界では物理法則が働いているがゆえに、どうしても法則に従うように考えてしまう。
また、学校教育により「物事には成否がある、正しいやり方と間違ったやり方がある」と教えこまれてしまうが、精神の世界においては正しいやり方などというものは存在しない。
あえて言うならば「自分がいちばんしっくりと来たものが正解」じゃ。

その「正解」とは、他人にとっては「不正解」かもしれぬ、だがお主にとっては正解だ。
だからお主は「自分にとっての正解」を突き詰める必要がある。
それは他人の意見や客観的意見を必要としないし、むしろそれらに振り回されるのは有害じゃ。

これは重要な考え方じゃぞ?

だからお主は自分にとって最良というものをイメージすればよい。
光よりも闇の方がしっくりくるなら闇の力でいいのじゃ。

大切なのは「どうすればいいか」ではなく、「どう感じればいいか、どう在ればいいか」だということを忘れるでないぞ?

「方法」というのは、物の見方の一部であり、ガイドラインの一部にすぎぬ。
それに固執していては、感じられることすら感じられなくなってしまうからな。
今話した事柄を意識していれば自然に自分らしいイメージが浮かんでくるし、それを否定しなくなる、そうすれば自分の考えに自信がつきイメージ力は増してゆく。

何度も言うが魔法使い入門の内容は「基礎にして奥義」じゃからな。
お主はワシから学びつつ、お主なりのオリジナルスタイルを模索していけばいいのじゃ。
これは最も早く最強になれる道でもあり、慣れてくればとても楽しい行為になるからな。
自らの手で謎を解き明かし、世界の秘密を解明するのは何にもました快感じゃ。

2014/9/30 バリヤーに関する質問


Q:バリヤーはイメージするもので効果や方向性が変わるとのことですが、色が違うだけでも効果などに変化はあるのでしょうか?

うむ。
色が違うことで無意識下の反応は変化していくな。
例えば赤なら「元気や情熱、場合によっては忙しなさや騒がしさ、血」などのイメージが自然に無意識から持ち上がってくる。
緑なら穏やかさ、青なら鎮静や知性などという具合に…色を思うだけでも無意識レベルで持ち上がるイメージは様々じゃ。
イメージが持ち上がれば結果や効果にも影響が出てくる。
例えば、水色をイメージしながら炎を創りだすのと、赤色をイメージしながら炎を創りだすのでは、普通に考えたら赤色の方が強そうな炎に仕上がるはずじゃ。
つまりはそういうことじゃな。

あと、世間で言われる「チャクラ」じゃが、あのチャクラとそれに関連する色の知識は、実はかなり面白い関連性を持っておる。
宗教で使われる僧の衣の色。階位なども同様じゃな。

特にチャクラと色の関係は、個人レベルでは若干の差異があるが人類全体の傾向としての、おおよそのガイドラインを示しているからな。
参考になる知識が多いので暇があればググってみると良いぞ?

このあたりの内容は8巻の「エネルギーチャージ&ヒーリング」で触れていく予定なので楽しみにしておくのじゃ。

 

2014/9/29 バリヤーやブレードについての質問

 

Q:バリアやエナジーブレードをイメージする時について質問があります。

この時のイメージは、頭の中でイメージするだけでなく、現実に重なるようにイメージした方が良いでしょうか?

A:
これは個人の主観やイメージ力、気質により答えが変わる感じになるな。

例えば、現実に重ねた方がしっくり来て実感を伴う者の場合はそれがベストとなるし、
逆に現実に重ねる事でイメージが難しくなり、それよりは頭の中でイメージするだけの方がしっくり来る者の場合には、現実に重ねない方がベストとなる。

つまり、この方法がベスト!ではなく、「自分が最もやりやすくイメージしやすいスタイルがベスト!」になるわけじゃな。

これは通常の世界法則とは逆な物の考え方であり、本質的な世界においては全てに通ずる内容じゃ。
いわゆる「完全なる主観の世界」じゃな。
この「主観」というのが本質的な魔法においては最も重視される。


ワシが教える内容は基礎となるシステムや骨組み、イメージのコツであり、それを肉付けして彩っていくのはお主自身の想像力に任せているのは、こうした完全主観の世界を構築してもらうためでもある。

平たく言うと「他の誰がなんと言おうと、お主が一番しっくりと来てイメージできたものが最強!」なわけじゃな。
これは本当に重要な部分で、ここを抑えておかないと、他人の意見に左右され悪意ある者からのデマやノイズに翻弄され力をもがれてしまう場合もあるからな。

何事も自分がしっくり来る内容のイメージを作り出すことがベストじゃ。

 

2014/9/27  その他の質問
Q:大魔法使いちゃんの教える魔法は、世間にある書物の知識とは違って複雑な呪文や道具、時間などの細かい条件が提示されていませんが、それはなぜですか?

A:
簡単にいえば必要がないからじゃ。
前にも話したが、ワシの教える魔法は、最も基本なものにして最高の奥義に繋がる内容ばかりじゃ。
いわば「存在するすべての世界で通用する魔法」と訳しても良い。

そういった全ての世界で通用する技法を学ぶ場合は、余計な装飾は無意味じゃ。
もう少し簡単に言えば「その呪文や道具、神仏は他の世界で通用するか?」と考えればわかりやすいかの?

大抵の呪法や魔法とは、その国、その世界、その星、その星系、その銀河団、その時空でしか使えない限定技法ばかりじゃ。

その祝詞が他の国で通用するか?
その真言が他の宇宙で通用するか?
ましてやその神は、法則が変わる他時空で通用するのか?といった問題じゃな。

そういった神や道具や他者に頼る力の全ては、法則が変わる他時空においては役立たないケースが殆んどじゃ。
だからワシの教える魔法はこうした全てのケースに適応できるよう構成してある。
レッスンの中でお主自身にイメージさせたり、色々と仕込んでいるのには全て意味があるのじゃぞ?
お主はワシの教えるレッスンによって、すべての世界で通用する技法を無自覚じゃが習得しはじめているわけじゃ。

呪文や道具、神々に頼らず己の力のみで覚えていく魔法。

これは一見すると頼りなく思えるじゃろうが、最終的には最も早く最強の力と叡智を身につける方法じゃからな。
安心して稽古すると良いぞ。


…とは言え、稽古の初期の内はイメージが難しい場合もあるからな、そうした場合やイメージングに自信がない者、補助アイテムが欲しい者にとっては、時に補助具として道具を使うのも否定はせぬ。

幸いにしてこの街にも「夢乃屋」という面白い魔道具店があるからのう。
興味があったら覗いてみると良いぞ?

2014/9/22 その他の質問

Q:変な質問ですいませんが「根本的な知識」は大事ですか?

A:
うむ、これは最重要じゃな。

どんなに優れた人間でも、根底となる常識や知識、真実だと思っていた根底や地盤の情報自体が詐欺だった場合、正確な判断は下せないからのう。

いかに優れた人物でも、常識や根底知識を誤った状態で刷り込まれたらイチコロじゃ。
いとも簡単に操られ、いいように使われて終わりじゃからな。

この世界には詐術が満ち溢れているため、こうした間違った根底知識に騙されると、味方である者を殺し、お主を苦しめている敵を救う愚行を犯してしまう可能性が非常に高くなるからな。

変な喩えをすれば
「どんなに知性が優れ判断力があり立派な人間でもオレンジの株で儲けるのは大変だが、逆に、どんなに粗暴で品性下劣で浅さはかな者でも、インサイダー取引でオレンジの裏情報を知っていれば猿でも稼ぐことが出来る」といえばピンと来るかの?


どんなに良い公式でも代入する数字自体がデタラメだったら、出てくる答えもデタラメになる。

その意味でもワシが前言ったように「非言語能力」は最強なわけじゃな。
あれはこの世界の矛盾点を直感・本能的に気付かせてくれるからな。

「どんなに優れた最強ユニットでも、提供される情報を間違えば味方を殺し、敵を救ってしまう」という事をしっかりと理解しておくが良い。

2014/8/25 その他の質問

Q:魔法使い入門の他にも、関連サークルである「ふしぎラボ( http://mystiska-lab.jimdo.com/ )」からいくつかのシリーズが出ていますが、それらのシリーズはどういう内容ですか?
また、それに対して大魔法使いちゃんはどう感じていますか?


ミレーニア女史のサウンドエクササイズシリーズやアニマのオカシな体験など、ワシの友人である者達の提唱する作品はいずれも興味深いものがあるのは間違いないな。

例えば魔法使い入門シリーズが「万能の魔法使い」として数多の事ができるようになるのに対して、ミレーニア女史のサウンドエクササイズシリーズでは主に白魔法的な内容が強く見られる。
回復や癒やしなどのサポートや回復技法方面を濃厚に扱うケースが多く、この世界に蔓延する悪意あるものや信念体系の悪影響から身を守るという点にフォーカスしているのも大きいな。
説明もとても丁寧で、添付マニュアルの補足知識も豊富じゃ。
また、これらは互いに補完する部分が多く、魔法使い入門とサウンドエクササイズはメソッドとして被らず学べるというのもポイントじゃな。

アニマの場合は少し特殊じゃ。
彼女は、ワシの住む世界やワシの旅してきた世界とは少し異なる方向性で進化した、別次元の特殊な存在じゃからな。
彼女の作品も、一見他愛もない戯れのように見えるが、魔法的な見地で見れば、あの中には多くの要素が込められている。

例えば全知の感性を育てる、白い海での同一化。
個でありつつ全である感覚を思い出す内容や、
嫌な物事の記憶を消して漂白してしまう、白紙化とクリーニングなど、メンタル鍛錬としても高度な内容を、戯れの中で楽しみつつ自然に行えてしまう作りは瞠目すべきと言えよう。

また、いずれリリースされるであろうラックのシリーズでは「人が大人になって抑圧されている部分」を開放するのに役立つ内容となっている。
慣習や常識は時に人をがんじがらめにして苦しめるからな。
彼女のシリーズはそういった物事や精神的重圧に対してカウンターメソッドになるはずじゃ。

ということで、どの作品もいずれも注目すべき点があるのは間違いないな。

こうした、生物としての地力の底上げに必要なものを、聞くだけで効果の恩恵を受けることができる作品は稀有であるし楽しい物じゃ。
お主たちの住むこの世界は信念体系の影響と後天的な間違った教育の刷り込みにより、ほとんどの者が本来持っている機能や能力を封じられていたり、忘れさせられていたり、剥がされ奪われていたりするからな。

ワシ達が教えているこれらのメソッドは、そうした機能や能力を思い出させて取り戻す効果も大きい。
また、メソッドの内容自体もどの流派にも属さないし、聞く者の個性や意志を極力尊重して引き出すものになっているため、どの派閥にも属さず本来の自分の力を取り戻せるメリットも大きい。
つまり、お主は誰にも縛られずに自由な形で力を取り戻すことができるわけしゃな。

これはサラッと話したが本来はとてつもなく凄いことなのじゃぞ?

大抵の世界では力を手に入れたり、能力を取り戻す場合はその代償として組織に属したり、他人や宗派の軍門に下ったりしないといけないケースがほとんどじゃ。

 

簡単に言えば「お前の力を取り戻してやる代わりに子分になれ!」というわけじゃな。

 

普通はそういった取引による力の限定解放が大半じゃ。
だから、そういったリスク無しに力を取り戻せるワシらのメソッドは、この世界では貴重であるし、他にはほぼ存在していないと言っていい。

そういう意味では、おぬしはこの世界に居ながらにして異界でも名のある者たち、いずれも劣らぬ力のある娘たちの能力や形質、在り方、思想の一部をエッセンスとして学べるわけじゃからな。
これは世の王族ですら経験できぬ稀有な経験なのだから、本当にラッキーだと思うぞ、フフフ…。

 

2014/8/23 その他の質問

Q:大魔法使いちゃんは、優れたメソッドとはどういうものだと考えていますか?

 

A:

地力をつける基礎的な鍛錬ができつつ、奥義に展開する柔軟性と応用力を兼ね備えたものじゃな。

あとは、その意味を理解できなくとも、稽古をするだけで実力が身についていくもの。

意味がわかれば尚、実力が上がるもの。

そういったシステムを内包したものが優れたメソッドであるといえるな。

 

魔法使い入門は、まさにこのコンセプトで作られている。

ワシが「とにかくイメージしてみるのじゃ」と言っているのはそういう意味も含んでいるわけじゃ。

何事も闇雲にやらせているわけではないのじゃぞ?

 

 

 

2014/8/22 その他の質問

Q:4巻5巻と進み、さりげにどんどんと高度な内容になっている気がするのですが、習得は難しくなりますか?

 

A:

うむ、良い着眼点じゃな。

確かに今後の内容は高度になっていくがお主なら心配はいらぬ。

 

ワシが教えている魔法は基礎にして奥義、どの世界に行っても通用するし、どのようにでも応用が効く万能な内容を教えているからな。

 

お主は割とサクサクとこなしているが、それはハッキリ言えば才能があるからじゃ。

あの内容は本来ならば、1つの行程につき数日から数週間もの時間をかけるものじゃ。

それを一気にイメージして行えるのは、お主の才能に他ならない。

 

前にも話したがアニメやゲーム、漫画などを嗜んでいる者や、プログラマーやイラストレーター、作曲家などのクリエイターは、この世界で最も想像力が高い部類の人間たちじゃ。

じゃから、こうしてワシの教えに興味を示し、魔法使いの道を歩み始めている時点で、お主は常人とは比べ物にならない感性と適性を所持していることになる。

 

まぁ…お主には自覚がないとは思うが、それほどまでにお主は世間一般の人間とは感じているモノが違うのじゃぞ。

仮に世間一般の人間がこれを学んだとしたら、お主の速度での習得は無理じゃ。

と言うか…お主が習得にかかった時間の数十倍から数百倍…場合によっては一生をかけても習得できぬ者もザラじゃろうな。

 

世辞などではなく、お主には本当にそれだけの適性があると自信を持って良いのじゃぞ。

 

レトリーバルやドリームマスターの技法など、今後教える内容は、昔であれば一流の師匠に付いて一生かかっても教えてもらえない内容やそれ以上の叡智も含むからな。

魔法使い入門の中盤は今までの基礎を使って、どんどんとやれることを広げていく。

内容は高度になるが、お主の人並み外れた感性ならば大丈夫。

自信を持って進んでいくがよい。

 

2014/8/21

全体的な質問

Q:魔法使い入門のメソッドは必ずそのまま行わなければならないでしょうか?

 

A:

そんなことは全くないし、自由なやり方でアレンジして行って大丈夫じゃ。
魔法を学ぶにあたって「こういう理屈だから絶対にこうしなければならない」と思い込んでしまうのは魔法使いにとって最も危険な行為の1つじゃ。

理論でしか物事を考えられず、それのみを盲信すると典型的な左脳思考になってしまうからな。

それは魔法使いの思考の在り方にとって正反対のものじゃ。

魔法使いはまず第一に己の感覚を信じる事が最重要じゃ。

前にも話したが「主観の世界」じゃな。

型にはまった儀式や考え方、常套文句の経文・呪文などは「この世界だけで力を行使する場合」には多少有効ではあるが、お主には数多の世界に力を行使できる存在になってもらいたいからな。

そういった強力な存在になるには、型にはまった術というのは害にしかならない。

「この世界の神の術は、他の時空に行けば何の力も持たなくなるかもしれぬし。世界法則が変われば術公式も役には立たなくなってしまう」と言えばピンと来るかの?

こうした世界や時空などの環境が変化する中では、ほとんどの術は無力に等しい。

しかし、そうした中で唯一変わらずに通用する力がある。

それが「主観」と「己の意志」じゃ。

これだけは、どの世界に行っても変わらず作用する力じゃ。

 

じゃから、本物の術者は、必ずこうした基礎の法則を踏まえた上で、自分なりのアレンジをした術を使用している。

ワシが教えているものは重要な基礎知識と応用の効く基本技とその鍛錬法じゃからな。

だから、お主はそれを使えばどのような形にも進化することが出来る。

お主はお主の流派、我流を極めてゆけば良い。

それが最終的には一番強力な存在になる秘訣じゃ。

今話した内容は、11巻のオリジナルスペル制作で突き詰める予定なので楽しみにしているが良い。

 

 

2014/8/20

第五巻 呪いについての質問

 

Q:「人を呪わば穴二つ」という言葉、あれは本当なのですか?

 

A:

嘘じゃ。
この間違った知識が世に広まったのには大きく分けて二つの背景がある。

一つは搾取層による意図的な流布じゃ。
本来の呪いは自然の法則であるし、発動すると恐ろしい力じゃからな。
洗脳や不誠実な手段で大衆からたっぷり搾取している輩たちは、こうした大衆が使える強大なカウンターパワーを好まぬ。

これは当然じゃ。
搾取されている者たちが真実に気付いて怒り、一斉に呪いを放ったら、搾取している者たちはひとたまりもないからな。
じゃから、そういった不都合な事が起きるのを防ぐために、自らの保身として「呪いは危険だ」というデマを広めた部分が大きい。

民衆には禁止しておいて、自分たちはその力をこっそりと使う。
お主の住むこの世界の搾取層たちは、相も変わらずやり方がワンパターンじゃな。

 


そして二つ目。
これは先ほどの搾取層たちのデマを真に受けてしまい、自らの意思でドツボにハマるケースじゃ。
呪いは行使側の意識に忠実じゃからな。
術者側に後ろめたい気持ちがあれば当然呪いは術者自身に降りかかってくる。
つまり、人を呪わば穴二つの現象とは、呪いに対する無知な者たちがデマに惑わされ自ら引き起こした事象というのが大半じゃ。
あとは本編でも話した通り、自分が悪いのに理不尽な逆恨みをして呪いをかけた場合じゃな。

呪いというのは正しい知識と本来の法則を知っていれば害になるわけが無いものじゃ。

というより…呪われる者たちは既に明確に恨まれる理由があるわけじゃからな。
世界のバランス的に考えるならば、本来は加害者に罰を与えた方がカルマ的には丸く収まる場合が多い。

 

逆に言えば加害者側は、裁かれずにいつまでも安全でいる事の方がはるかに危険じゃ。
そのままでいると加害者側はとてつもなくカルマが膨れ上がり、最終的には多重債務で返済不可能になってしまうからな。

それに比べたら、ある意味ではこの世で明確な罰を受けたほうがまだマシなのじゃが、搾取層は痛みを過剰に避けようとする臆病で物事の道理がわからぬ者が多いからな。

金や権力や宗教の力に頼り、カルマの借金を力技でご破産にしようとする。

じゃが、カルマはそんな事で清算できる甘い代物ではない。

それどころか小賢しい真似をした罪で更にカルマは膨れ上がり借金が雪だるま式に増えていくのじゃ。

そしてそれを返すためにまた小細工に手を染めて…と悪循環を繰り返す。

まぁ、このあたりの浅はかさは実に奴ららしいな。
ビジネスの貸借対照表は読めても、カルマの貸借対照表は読もうとしないのは質の悪い冗談としか言いようが無い。

とりあえず、このカルマの知識や怖さは、第六巻のレトリーバルで触れていくから覚えておくと良いぞ。

 

2014/8/10 第五巻 呪いについての質問

 

Q:サイコアタックとリベンジマジックには違いがあるのでしょうか?

 

A:

基本的なやり方については同じと思ってよいな。

大きな違いは、呪いをかける背景の違いじゃな。

 

リベンジマジックというのは「相手から不本意な攻撃を受けた時に行う正当な理由を含む復讐の術」であるのに対して、サイコアタックは単に「自分の都合だけで相手を攻撃する術」であるといえる。

 

似ているようで本質的には大きな違いじゃ。

 

サイコアタックの場合は、自分の身勝手な気持ちから行うことができるし、いわゆる呪い屋・拝み屋などがクライアントからの依頼で、憎くもない相手を呪う行為も含む。

こうした一方的な自分の都合だけの攻撃法を今回は便宜上サイコアタックと称しておる。

もちろん、このやり方は本編でも教えた通り、自分勝手なやり方の分、ハイリスクローリターンな術になる。

 

それに対してリベンジマジックの場合は、相手に何かをされてからの復讐となるため非常に自然であり、ローリスクかつハイリターンな内容になるな。

 

呪いというのは自分に非があるか、相手に非があるかによって全く意味が変わってくるからな。

行うならリベンジマジックにしておくことがオススメじゃ。

 

 

2014/7/23 その他の質問について
 
Q:魔法を学ぶときのイメージについて、何かコツはありますか?
 
A:
うむ、これも良い質問じゃな。
イメージングの一番のコツは「自分がそのイメージにしっくりと来るかどうか」が最重要じゃ。
じゃから、理論の前に、まずは自分が一番しっくりくるイメージやスタイルを見つけていくのはとても効果的じゃな。
 
例えばバリヤーにしても、稽古では「光」としておるが、本来であれば雷でも炎でも、闇でも構わぬし、バリヤーの形状も球体ではなく、別にドーム型でも構わぬ。
つまりは、自分が一番イメージしやすいやり方や属性で行うほうが、本来はより効果的じゃ。
 
まぁ、そのあたりの変化は応用になってくるので、稽古ではまずは基本となるやり方を教えているがの。
 
魔法の世界とはいわば完全主観の世界じゃ。
自分が正しいと思いしっくりと来たものが一番の力となる。
逆に言えば、どんなに理路整然とした完全な理論でも、それを行う術者自身がしっくり来ていなかったり疑問を感じる場合には、効果はあまりでない。
魔法とはそういうものじゃ。
 
じゃから魔法を知るということは、自分を知ることでもある。
自分の性格、気質、好みや言動、思考、性癖や環境、過去の記憶などが折り重なり自分というオンリーワンの存在を構成しているのじゃ。
 
そのオンリーワンの形質を紐解き、理解し、自分に一番しっくりと来るイメージを練り出せた者が強力な魔法使いなのじゃ。
 
今話したことは後に役立つ知識じゃから覚えておくようにな。

2014/7/12更新

その他の質問について

Q:魔法を習得した後に、特に心がけた方が良い事はありますか?

 

A:
そうじゃな。
魔法は一種のツールのようなものじゃからな、ただ単にそれを所持しているだけでは意味がない。
一番大事なのは、それを使って何を行うかじゃ。

例えばお主が高性能なPCを持っていたとしよう。
それ自体は高性能でも、問題はそのPCで何を行うかじゃ。
単に所持している事に満足しているだけでは意味がない。

高速処理を活かして情報を調べたり、高度な演算処理をしたり、

最新のゲームをプレイしたりと有効活用して、はじめてそのPCの意味が生まれてくる。
それと同じじゃな。

初級魔法使いが陥るよくあるパターンは、術を身に付けたことに満足してしまい歩みを止める事じゃ。
大切なのは身に付けた術で、何ができるか? 何をするか? を考え試してみることじゃ。
その試行錯誤が経験となり、術の応用性やその利用法、やがては自分なりの活かし方を見つけていけるようになる。
これはやり始めると、かなり楽しいものじゃからな、自分なりの試行錯誤をしてみるのをお勧めするぞ。

 


Q:そういえば大魔法使いちゃんは、第一話でいきなり会話できましたが、私たちの世界と同じ言語だったのですか?

 

A:
いや、お主の住む世界とは全く違う言語体系じゃぞ。
これは非言語能力によるものじゃな。
非言語とは全存在を使ったコミュニケーション能力じゃからな。
ワシのように能力を極めてゆけば植物や鉱石だけではなく、見たこともない異界の言語形態でも即座に理解できるし、別次元の生物、神仏や星や宇宙などとも交流が可能となる。
まぁこれはお主にとっては先の話になるが、まずは知識として覚えておくと良いぞ。

 

2014/7/10更新

第四巻についての質問(追加分)

 

Q:そう言えば一巻で「マルチタスクは100年早い」と言っていましたが。
今回のガイド召喚ではバリヤーとブレードを同時制御していますが、これはマルチタスクじゃないんですか?

A:
一応は同じ術制御下におけるマルチタスクじゃな。
ただ、あの場合は『術の稽古とスマホいじり』などの「全く別のカテゴリの物を同時に行うマルチタスク」を指していたからな。
その意味においては、やはり順調に成長しているとはいえ、今でもマルチタスクは厳禁じゃ。
しかし、正直に言ってお主がワシの予想を遥かに超える成長をしているのも事実じゃ。
良い意味で誤算があって嬉しく思っているぞ、フフフ。


Q:ガイドの姿はコロコロ変えても良いのですか?
また、別のガイドに乗り換えることは可能なのですか?

A:
姿を変えることに関しては、ガイド本人の姿が変化したという設定ならば一向に構わぬ。
大切なのは「注ぎ込む想いの量」じゃからな。
変化した後の姿の方がより想いを込めやすいならば、迷わず姿を変えることをオススメする。

ガイドを別の存在に代わってもらう件については、ケースバイケースじゃな。
この世界の人間関係のように「付き合いが長くなるほどに力は累積していく」から、できるだけなら同じ存在と付き合い続ける方が好ましい。
じゃが、人間は成長するからな。
お主が成長した時に考え方が変わり、その時に今のガイドと相性が合わなくなったと思ったのなら、他の誰かに代わってもらうのは悪くないことじゃ。
ガイドは優しく大きな存在じゃからな。
お主がちゃんと理由を話せば、喜んで祝福してくれるはずじゃ。

また、メインのガイドが代わっても、今までのガイドとの関係性が切れるわけではないからな。
必要な時にはまた頼るがよい。


Q:旅行にでも行ってみたいのう。と言ってましたが、それは誘ってると解釈して良いのでしょうか?

A:
な、何を言っているのじゃ!?


Q:労いと言いつつ、得体の知れないものを食べさせるスタイル。

A:
うむ、斬新じゃな。

 

2014/7/7更新

第四巻 ガイドについての質問

 

Q:4巻についての質問です。ガイドに語りかけたりお願いをする時は毎回呼び出す儀式を行うのでしょうか?

 

A:

ガイドは一旦呼び出してしまえば、お主のそばにずっとついてくれる存在じゃからな、呼び出しの儀式は毎回する必要はないぞ。

語りかけたりお願いをしたい時には、そばにいるガイドを心の中で強く意識して語りかけてやると特に効果的じゃな。

また、巻中で教えたガイドからのギフトを通してコンタクトするのもオススメじゃ。

 

ガイドがどこにいるかは、守護霊のように常に背後や隣にいる感じでも、スタンドのように必要な時にフッと出てくる感じでも、お主がしっくりとくる好きな設定にするがよい。

 

あと、ガイドの姿を変化させたり、新たな能力を付与したり、結びつきを更に強めたいと思った場合など、新しい力や絆を結びたい時には今回のレッスンを何度も聞き直す事をおすすめする。

 

2014/7/1更新

 

その他のついての質問

 

Q:大魔法使いちゃんは、師匠として弟子のリスナーさんと同居しているのですか? 

 

A:

うむ、とりあえずは居候になっておるぞ。

ただ、当然ではあるがプライベートは各々大事じゃからな。

ワシの部屋は玄関扉を開けてすぐの壁面に自分用の扉を設置して、その扉の奥にいくつかの内空間を構築しておる。

なにぶん他所の世界だからな、一応遠慮をして256ほどの部屋を所々トラップ付きで設置させてもらった。

ワシの寝室や実験室は一番奥にあるからな、もし用がある場合は扉前の呼び鈴を鳴らすのじゃぞ。

 

間違えても無断入室するでないぞ?

色々な意味で保障ができぬからな。

 

 

 

第3話についての質問

 

Q:魔法使い入門の第三話で、大魔法使いちゃんが「栄」と地名を口にしていますが、具体的な場所はどこなのですか?

 

A:

愛知県は名古屋市にある栄の事じゃ。

ワシはあの時、テレビ塔のてっぺんに立ち、喋っていたわけじゃな。

駅前のタワー群というのは、もちろん名古屋駅のタワー群を指している。

 

ちなみにテレビ塔は、電波送信としての役割のメインを瀬戸デジタルタワーに譲り、現在はマルチメディア放送など細々とした役割しかこなしていない。

だが、ああいった情報の発信シンボルのような存在は、例え機能しなくても今まで培ってきた想念が蓄積しておるからな、情報を引き出すにはもってこいの媒体じゃ。

 

ということで、ワシはあの塔の上で情報を集めていたというわけじゃな。

 

余談ではあるが、「南方17.5キロ」と言った場所もちゃんと存在しておるぞ?

Google Mapsでテレビ塔から南方の該当する場所を見てみるがいい。

なかなか広い公園があるからな。

ヒントは大仏じゃ。

 

 

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2014/5/25

 

 

 

第一話 バリヤーについての質問

 

■エネルギーの取り込みや出力についての質問
Q:エネルギーの取り込みや出力などが、光のイメージだと少ししっくりとこない時などは、どうすればいいでしょうか?

A:
ふむ…。
確かに各人の気質・性質によってそれはあるからのう。
今回のバリヤー等のメソッドでは、基本にして応用が効きやすい「光のイメージ」を使用して行ってはいるが、前回の質問にもあったように、これは別に他の性質にしても構わぬ。
術のキモ部分としては「イメージしやすい。当人にとってしっくりとくる」事がなによりも重要じゃからな。
きっとお主にとっては、光のイメージは性質にあわないのであろう。

そういう場合の対応としては、以下の方法がおすすめじゃ。

まずは光の性質を違うものにすることじゃ。
例えばメカ好きな者なら金属感のあるバリヤーやメカ的なイメージに質感を変えてみる。
バリヤーの外部電源も、メカニカルなエネルギー補充ケーブルにするとしっくりくるやもしれぬ。

少しグロめなものが好きな者であれば、肉塊的な防御壁や、肉の触手から精気や血流が流れ込んでくるのも良いな。

お菓子が好きであれば、ミント味の透明なチューインガムバリヤに囲まれて、お菓子のステッキやチョコレートの練りこまれた筒状のお菓子がバリヤにくっつい て、チョコレート味の液体エネルギーやソーダ水が、バリヤの中身を満たす…というファンシーな想起方法がしっくりくるやもしれぬ。

自分がイメージしにくいもの・しっくりこないもの

自分がイメージしやすいもの・しっくりくるもの

という変換じゃな。

魔術や精神的な世界では、思い描いたものの強さよりも、感覚・イメージ的にしっくりくるかどうかで強さが変化しやすいからな。
「イメージを描くのが不得意な強いシンボル」よりも、「イメージしやすい弱いシンボル」の方が強いのは言うまでもない。
つまり…
「爆炎」のような強いイメージシンボルでも、イメージ的にしっくりこなければ、それは「しっかりしたイメージで鮮明に描かれた豆電球」に負けてしまう。ということじゃ。

エネルギーを甘いジュースに見立てたり、ブレードをチョコクッキーにしたり、まずは物理的な強さの概念を一旦忘れて、自分が好きなイメージしやすいモノに置き換えて行ってみるがよい。

このあたりの変換は、自分に最適なものを見つける訓練になると同時に、「自分が何者なのか」という命題も突き詰めてゆける。

 

自己の形質を知ることは、魔術の意味においてもとても大事なことじゃ。

 

そういう意味でも前回同様、良い質問であったな。

 

 

 

 

 

 

 

■バリヤーについての質問(2014/5/20)

 

Q:バリヤーはイメージするモノによって効果や方向性が変わるのですか?

A:

 

割とそれはあるのう。
そのあたりはいつか補足としての「追加ディスク」か「テキスト」あたりで説明しようと思っておったのじゃが…。まぁせっかく質問で出たなら、ここで答えてしまおうかのう。

 


イメージしたものによって、確かに術の形質や方向性などは変わっていくのは間違いない。

 


今回の一巻では、基本を学ぶ意味と、後にどんな形にも変質させやすい基本形という意味においてオーソドックスな光をイメージさせておるが、逆に言えば、自 分の形質がすでにわかっていたり、この方がしっくりくるというもの(例えば水のバリヤーや雷など)そういうものを既に持っておる者であれば、光に拘る必要 はないのは事実じゃ。

 

 

 

ただ、そういった形質がまだ未定で、基本としてやる場合には、やはり応用がきく光がお勧めじゃのう。


Q:太陽などをイメージするのどうですか?

A:

 

そこに気付くとはやるのう。
太陽は強さ的な意味においては比類なき浄化の光じゃ。

 

しかし同時に、強いゆえにコントロールにクセがあるし、人によっては強すぎて気でのぼせてしまう場合もある。

 

これは仙道などでも見られる現象じゃな。

 

 

 

のぼせる場合は、バリヤーの出力を弱めたり、表面を磨いて完全なコントロールを強めるか、もしくは通常の光に戻すのがベターじゃ。

 


扱えそうな場合は大いに利用するといい。

 

太陽は潜在意識的な意味においても強力なイメージを想起させるものじゃから、うまく利用すれば効果は大きいぞ。

 


ちなみに、あやつ(魔法使い入門の作者)の場合は太陽を直接は強すぎるので、光バリヤーの後に外部電源コンセントを時折太陽につけたりするあたりでセーブしておるらしいな。

また、頭がぼーっとしたり、少し全身が湯だっている感じがする場合は、「氷のようにヒンヤリとしたクールな光」というイメージも良いかもしれぬ。

 



 

とりあえずは、自分のしっくりくる形質でイメージすることが肝要じゃ。

 

自分の気質と相談し、色々と試行錯誤してみると良いぞ?

 

 

 

今回は以上じゃ。

では、またの。

 

 

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