ノロイヤコマチ

-呪い屋小町-

 

ノロイヤコマチシリーズは簡単な所作で呪いに対する解呪をおこなったり、

呪いに使用できる技法を学んでいくシリーズです。

1巻:解呪

呪いに対する解呪技法を幾つか行い、サクッと呪いから解放されていく巻になります。

 

 

2巻:思念のモーター

精神エネルギーにより回転するモーターを生み出す事により自身に降りかかるネガティブなエネルギーを、モーターを回すことによって拡散して呪いを解消したり、対象に対してモーターを仕掛けてエネルギーを消耗させるデバフとしたりと各種応用の利く技法になります。

 

 

3巻:徳のポイントカード

「徳」という概念と知識を操ることに人類進化の秘密や、進化のかけ算を学んでいきます。

知識を深める付属PDFも圧巻です。

 

 

4巻:水の秘密 情報伝達空間

「血は水よりも濃い」の言葉の意味や水や血液の秘密、血縁や情報伝達や精液の秘密などあらゆる情報伝達の意味や秘儀を学んでいきます。

この巻を学ぶことにより王侯貴族や資産家がどうして頑なに血縁を重視するかを理解できるでしょう。

この巻も付属のPDFが秀逸です。

 

 

5巻:火の秘密 情報破壊空間

 

「万物は情報である」という前提を元に行う破壊技法です。

あらゆる情報を跡形も無く消し去る炎属性の破壊空間「炎のミキサー」を学んでいきます。

この技法は自信にかけられたマイナスな力の除去だけでなく、対象者の構築した情報を破壊するという使い方をすれば恐るべし技法となるでしょう。

 

 

6巻:風と大地の秘密 情報拡散と情報の固定化

大地と風の技法を学んでいきます。

 

大地の技法は情報を固定化していく技法でマジックアイテム制作の概念として役立つでしょう。

 

風の技法は、情報を風に乗せてウイルスのように拡散していく技法です。

この技法は四属性中、ある意味で最も恐ろしい技法と言えるかもしれません。

 

 

■まほー工房2016年後半の新シリーズは「呪い」に関してのレッスンになります。
今シリーズのヒロインを飾るは呪いのエキスパート「駒ケ崎千夜(こまがさき ちよ)」
呪法に長けた少女として同業者からは「呪い屋小町(ノロイヤ コマチ)」と呼ばれています。

今作では小町ちゃんのレッスンにより呪いの解除や回避、防御テクニック等をわかりやすい4つのアプローチから学んでいきます。

現代社会の生活は一見すると呪いというオカルトとは無関係に思えますが、現代ほど呪いの念が渦巻いている時代はありません。
「呪い」というものは特別なものではなく、日常生活のどこにでも存在するもので、能力に秀でていれば他者に嫉妬されて足を引っ張られ、能力に劣っていれば馬鹿にされて蔑まれ、孤高を貫けばコミュニティからはじき出されてしまい、他者からのいわれのない感情の念をぶつけられてしまうでしょう。

収入や職業、能力、ルックス、学力や家柄など「人と人を比べる要素」は数百年前の時代とは比べ物にならない程に増加し、そのために人は日常生活を送るだけでも他者の恨みや蔑み、怒りの念や呪いをうけてしまうケースが増えています。

他者からのマイナスの念や恨みや呪いの念は、微弱な量ならば問題はありませんが、積もり積もればあなたにとって大きなマイナスとなり、決して見過ごせないものになってしまうでしょう。


■現代における呪いの猛威
現代社会は科学のウェイトが大きい分、呪いのようなオカルトを否定している人が多く。
それゆえに殆どの人が精神的に無防備な状態になっていて、その隙をつかれて、やりたい放題されてしまいます。

文明が進み科学が大手を振れば振るほど、精神面が無防備になりオカルト攻撃に対して耐性が無くなっていく。
こんな時代であるからこそ各人が呪いの知識をしっかりと持っておく必要性があります。