ここは死神ファルミシェルちゃんがカルマやエネルギーについての質問に答えるコーナーになります。

2017/2/2

Q:はじめまして。

先週から魔法使い入門1~3、エクスキューショナー1~3に取り組み始めた者です。

環境的に、エクスキューショナーがピッタリという感じで、まずはこの窮地(毒親との同居)を脱したいと考えています。

毒親に対し、断罪の技法を試みたところ、断罪空間に入ってから、ファルミシェルさんの案内の前にリーパーがどんどん勝手に動いて有無を言わさずに切り刻んでしまいました。

最初は、自分の個人的な憎しみでやってしまったのかと思いましたが、その割には自分はまったく冷静だし、思考が入りこむ余地もないくらいに勝手にリーパーが動いたので、これは決壊寸前のダムをつついたら派手に崩壊したような感じなのかと思いました。

さらに、対象にリーパーがとりついて常に切り刻んでいるイメージも見えています。

ただ、そのわりには実際の効果が見えにくいというか、派手にやったわりには、今のところちょっとこちらを恐れている気がするくらいの効果です。

そこでリーパーに聞いてみたところ、「ギリギリのペース」のように返ってきました。

これがどういうことなのかまでは聞けていませんが、「対象に生活を依存している部分がある場合、急激な変化を起こさないような配慮がなされる」というのがあるのかなと思いました。

 

これについてファルミシェルさんのご意見を聞いてみたいです。

 

また、こちらは報告なのですが、上記とその他の断罪をしたあと、某国の軍人が侵入してきて、銃を向けられて両手をあげるハメになるという悪夢をみました。これはうかつにも何の防御もせずに寝ていたからで、後から質問コーナーを見て、寝ている間の防御の必要性を実感しました。

その後、その夢を使って攻撃を仕掛けてきた奴を対象に、リーパーを起動したところ、リーパーがスパイクを敵の周囲の地面の6ヶ所くらいに突き刺して結界のようなフィールドを作り、敵をビリビリにして封印しつつ回収するということもありました。これは、自分が寝るときの結界としても使っています。

 

まだまだ、入門したての初心者ですが、この世界を生きていく上で、魔法や死神などの必要性はとても強く感じているので、これからコツコツ身につけていきたいです。

これほどの有用な知識を、気軽に身につけられるようにしていただけていることに、感謝しております。

 

A:素敵なお便りありがとね!

このお便りは多くの人の参考になる情報が盛り沢山だし、こうして暖かい内容を送ってくれて2つの意味であたしも嬉しいわ。

 

まず最初の質問の答えだけど、これは君自身が感じている

『「対象に生活を依存している部分がある場合、急激な変化を起こさないような配慮がなされる」というのがあるのかなと思いました』というのがそのものスバリね。

 

対象を断罪して顕著な効果が出たのはいいけど、その結果として君の生活が危険な水準まで一気に変化してしまうとするなら、それは良い断罪のやり方とは言えないからね。

あたしとしては、そのあたりを君とリーパーが自然と配慮して、ベストバランスで内容を行使したのかな?ってとらえているわ。

(もちろん世の中には「相手が死ねば自分はどうなってもいい」というケースもあるけど、それは相手を抱えて一緒に絶壁から飛び降りる行為とほぼ同じだからね。様々な意味あいにおいてそれはあまりオススメはできないわ)

ただ、断罪自体は明確になされたわけだから、君と親との関係性は明確に変化していき力関係は変化していくのは確実かと思うわ。

 

後半に関しては確かにそうしたケースは多いわね。

今までのお便りの中でも「何か術を行使したその後すぐに悪夢を見る」というケースは結構多く、これはぶっちゃけると術が効いてるから相手側が泡を食って必死に追加攻撃をしたり、縁をつなぎ直そうとしてあがいたり、恐怖で怖気づかせて術をこれ以上行わせないように誘導したりとか搾取側の思惑による攻撃であることが多いわね。

これは逆に言えば「効いてる」「慌ててる」ということの裏返しだから心配することはないし、君が行った夢に対する防備の対処法でOKよ。

おまけで言うとするなら、相手側はただでさえ汚い方法でエネルギーを搾取していた所に、それを覆されそうになって君にさらなる攻撃を加えてきたわけだから罪状が更に増えてるわ。

つまり罪をもみ消すためにさらに罪を重ねたわけね。

だからそれも請求書に加えて相手を断罪していくと、相手の力を根こそぎ奪うことも可能よ。

 

2016/10/23

Q:前回も質問に答えていただき、ありがとうございました。

 

今回は、前回の回答を参考にして邪魔してくる存在への嫌がらせも兼ねてのご報告になります。

 

こちらで紹介されている、「タルパ×コンプレックス」内で、最終的にはタルパと自分との重ね合わせをする、というような事があったのでそれをちょっとアレンジして、ガイドと自分との重ね合わせをしてみようと思いました。

それもただ重ね合わせをするのではなく、アンコンシャスリセットの海でお互いに色々とほどきつつ、お互いにまっさらな状態になった上で重ね合わせをしてみようと思い立ちました。

余談ですが思い付いた事を試そうと思ったらまた無駄に夫婦喧嘩が始まりまして、しかしそれを尻目に家を飛び出しカラオケで歌い明かし、スッキリした所でネットカフェで実行しました。

「効いてるw効いてるw」と思いながら絶対に実行してやるぞー!と強い意思でいれば、邪魔してくる奴らは本当に嫌がらせ位しか出来ないんだなあ、と思いました。

 

アンコンシャスリセットの海に潜る際は、最初からガイドと自分の二人で潜っていき、お互いに「こんなことがあって嫌だったー!」とか「あれは楽しかったよねー!」等と話し合いながらどんどんほぐしてほどいていった感じなので、これはひょっとしたら一人で潜るよりもやりやすいかも?と思いました。

そして、底に着く頃には自然と重ね合っているといいますか、まあ二人とも海と一体化しているから区別がつかないといいますか、そんな感じでこれは使える!と思いました。

再構築パートは自分は自分自身で、ガイドはガイド自身で、それぞれ再構築しました。

実はこの思い付きを実行する前は、ガイドをほどいていったら何も無くなってしまうのではないか?という漠然とした不安があったのですが、いざやってみたらガイドにはガイド自身の芯みたいなものがあるんだなあ、と目の当たりにできて嬉しくなった事を覚えています。

後は滞りなく浮上して終了しました。

 

やってみた感想としては、なんかよくわからないけどなんかよくなった気がする!という感じです。

体感として感じている事だけとってみても、私自身もまるでダンジョンの深部に潜ったら今までよりもいいアイテムが手に入るようになった!みたいな感覚で頭に浮かぶアイデアの質が良くなっている気がしますし、ガイド自身もなんでそうなっているのか分からないけど出来ることが増え今まで出来ていた事も更によりレベルが上がったような気がします。

 

実行報告はこれで終わりなのですが、実行後に頭に思い浮かんだ事でちょっと気になる事があったので、邪魔してくる奴らへのある種の嫌がらせの一環になるかもしれないと思い、シェアさせていただきます。

とあるブログにて、そうして邪魔してくる奴らは邪魔したことに対して応援ありがとう~!等の念を向けられるととても嫌がる、という事が書いてあったのですが、エネルギーの原理から考えると、奴らはそういったポジティブな念を向けられても同等なものを返さない、寧ろ返せないのではないか?

だからそういったポジティブな念を向けられると負債が溜まる一方で、だからこそ嫌がるのではないか?と思いました。

そしてそれなら逆に、以前私が質問させていただいた、疑わしい存在がいいものを紹介したからいいものがうさんくさく見える現象への対策として、いいものかどうか疑わしい存在にこちらからポジティブな念を先出ししてやれば、返ってくるものによってその存在が少なくともまともなエネルギーの原理に沿った存在なのかどうかが分かるのではないか?

というような事を思い付きました。

思い付いただけで精度検証などはしていないのですが、もしこれが有効なら、ポジティブな念を振り撒いてたらいつの間にか悪い奴がいなくなっていた~、みたいなお気楽な事になるなあ…とぽんやりした事を思っております。

 

今回も長くなってしまいました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

まほー工房作品のラインナップの増加と共に、気の向くまま作品を購入していっているので、また色々と質問や報告等が出てくると思います。

何となくココロマスターを購入して、自分には自己肯定感が足りなかったのかー!と気付いたり、かねてより購入しよう購入しようと思っていたデビルアイマスターを購入して、ガイドに「自分もそれやりた~い!」と言われたり。

 

所で更に質問なのですが、ガイドに魔法の訓練をさせるというのはアリなのでしょうか?

また、訓練させる際はガイドが訓練している姿を想像するのがいいのか、それともガイドが音源を一緒に聞いている事にしておけば、後はガイドの方で勝手にやってくれるものなのでしょうか?

最後まで質問詰めになってしまいましたが、今後ともよろしくお願いします。

 

A:今回もお便りありがとね!

まずは「強い意思でいれば、邪魔してくる奴らは本当に嫌がらせ位しか出来ないんだなあ、と思いました」の部分だけど、これは本当にその通りね。

ああいった輩は嫌がらせをするのがせいぜいで、実際の所、君自身が揺れなければ妨害は最終的には向こう側の大きな負債になるだけで君にとってはビクともしないことだからね。

こうした経験を理解することで、間の悪い嫌がらせと単なるアンラッキー、シグナル等をどんどんと鋭く嗅ぎ分けることができるようになるわ。

 

ガイドとアンコンシャスの海に潜るというのも凄くいい方法ね。

これは安心できる相手となら本当に気持ちよく、君の良い状態が文章からも伝わってきたわよ。

(これは読んでいる多く人にも有益な叡智になったわね!)

 

ガイドに魔法を訓練させることに関しては、君のガイド自体が強い力を持っている事もあり訓練の過程において君に新しい見解を教えてくれたり、ガイドの別の能力が開放されたりと、お互いにウィンウィンになる可能性が高いわね。

 

シリーズの応援もありがとね!

まほー工房の作品シリーズは今現在たくさん出ているけど、1つのテーマに対して1つのシリーズでわかりやすくしたいという意図があるらしいわ。

本当なら全てを魔法使い入門というタイトルでリリースしてもいいんだけど、それよりは、例えば魔道具製作なら「夢乃屋ネムリ」、セルフイメージなら「ココロマスター」とシリーズ分けした方が最終的には混乱しないからね。

だから君が気の向くままにいろんなシリーズを試してくれるのは凄く嬉しいし、その過程で新しい発見や感動も出てくる事をこうしてお便りしてくれることは、あたしもとても嬉しいわ。

 

それじゃ最後に今回の質問のコアに返信していくけど、

「邪魔したことに対して応援ありがとう~!等の念を向けられるととても嫌がる、という事が書いてあったのですが、エネルギーの原理から考えると、奴らはそういったポジティブな念を向けられても同等なものを返さない、寧ろ返せないのではないか?

だからそういったポジティブな念を向けられると負債が溜まる一方で、だからこそ嫌がるのではないか?と思いました」

 

これに関してはケースバイケースという所ね。

確かに普通のエナバン存在相手には、その方法で感謝を送れば相手は嫌がるけど、信念体系の化物のような高度に狡猾な存在相手だと「お前が喜んで捧げたわけだからな、じゃあ仕方がないから受け取ってやろう」という感じに「タダで貰えるから受け取った」という乞食メンタルで、当然のようにエネルギーを持ち帰る図々しい輩が最先端の狡猾な世界には存在するからね。

 

だからそうした口実を与えないよう、あたし的には相手に真剣な敬意や尊重の念を向けつつ「フェアトレードをしよう。私は感謝を差し出す。君も『君自身の自前の力』から、それと同等のものを私にくれないか?」とエネルギー交換を持ちかけるのがベターね。

この言い回しは相手を柔らかく尊重しながら、決して逃げられない技法で。

このルールを持ちかけた場合、相手はルールに則って自前で同じものを差し出すか、断るか、偽物を差し出してルールを破って力を一気に激減させるかの3択しか選択肢が無くなるからね。

もしも無理をして相手が良いものを返してきても「君とは良い関係を築けそうだよ。今後もこのルールでお互い取引しよう。永遠に」と付け加えれば、相手は先にハコ割れするか、音を上げるかしか出来なくなるわ。

こうした「尊重や優しさに基づいた厳格な取引」を持ちかけることで、ほぼ全ての存在の化けの皮を剥ぐことができるわ。

 

これは愛を使った技法の1つで、死神技法の最終巻(5巻)では、こうした「相手を優しく包み込み、愛や尊重の真綿で追い詰めて絞め殺す技法」を教えていくつもりだから楽しみにしていてね。

 

 

2016/10/20

Q:はじめまして。

昨日の仕事中におこったことなのですが、突然頭の中に

『ブレード、バリアー、リーパーが必須になる。早急に学び直せ。』

とのイメージが浮かんできました。

イメージの中でブレードの形状も指定がされていて、困惑している状態です。

リーパーが必要になる事態とか少々恐ろしいのですが、イメージ自体に悪いものを感じなかったのでイメージに従って学び直すのがいいのでょうか?

 

後、レトリーバル実践中に起こったことなのですが

移動途中に自分の背中に動物(多分犬)だと思われるものの骨がしがみついていました。

目的地に到着した頃にはいなくなってしまったのですが、もしかしてタクシー代わりに使われたのかな?と

この骨に関しても悪いイメージはなかった&それ以降出てきていないので、放置してますがなんだったのでしょう。

 

A:前者の内容に関してだけど、形状の指定までされているとなれば、この手の閃きや啓示は意外に馬鹿にできないから、それを行ったほうが無難ね。

 

こうしたシグナルは大抵は潜在意識からの語りかけだったり、少し未来の君自身や別の生を送っている時間軸の君から発信されたメッセージであることもよくあるからね。

どちらにしろそこまでしっかりとしたシグナルであれば無視するのは得策ではないわ。

 

今ある情報内で話すと、判断基準としては凄く嫌な感じ(強制感や悪意)などを感じたなら他者からなの単なるサイコアタックかもしれないけれど。

その感覚が使命感や「やらなくっちゃ!」みたいな背中を突き動かされるような感覚であったり、必要性をひしひしと感じる感覚があるならば十中八九やったほうがいいわね。

あたし的には「エネルギーのやり取りの感覚の習熟」が今後必要になるのかしら?みたいには思えたけど、これに関しては単なるヤマカンだから軽く聞き流すくらいでかまわないわ。

 

 

後者の内容に関しては、この情報だけだとちょっと判断は難しいわね。

単にタクシー代わりにしたのか、どこかの時代で何らかの縁のあるペットだったのか、嫌な感じがしないならおそらく大丈夫だと思うけど、もしもバリヤーを張っていたのに肉体にへばりついてきているなら、ちょっとだけ警戒は必要かもだね。

 

2016/10/19

Q: 最近、と言いますかここ数年ほど感情が以前よりも平坦になっているような気がします。

大人になった・・・と言えばそうなんでしょうが、感動も喜びも怒りも悲しみも、どれも以前と比べると本当に淡々としていて何だかなぁ・・・という感じです。(具体的に言うと、世間的に泣けるという映画を見ても泣けなくなっていたりなどです。面白いな!とは思うんですがそれも淡々としてるような気がします)

子供のような純粋な心は失いたくないとずっと思っていたのですが、やはり薄れていっているみたいです。

魔法使い(どちらかというと死神代行?)や製作者的にも感情の起伏が平坦なのはちょっと問題なような気がします。

何かオススメの行動があれば教えてください!

 

A:これは感情が平坦になったというよりは「本質的な仕組み」に気付いて詐術に引っかからなくなり、薄い価値観の流布や搾取構造を強化するための作品、嘘やまがい物の作品に無自覚に気付いてしまい、その結果として価値のないものに涙できなくなったってのが実際だと思うわ。

つまり感情が平坦になったわけじゃなくて、表立った世間の作品の仕組みに気付いて萎えてるだけだから、君の感情が死んでるわけじゃないと思うわよ。

 

ヒントとしては見るべき場所やチャンネルを変えることもいいかもだね。

例えば世間で金をかけて大々的に宣伝されている作品を見るんじゃなくて、もっと素朴な宣伝されてない作品を見るとか、商業メジャーだけじゃなくて隠れた名作が多い同人オリジナル作品や投稿動画サイトに目を向けるとか、テレビのワイドショーのお涙頂戴ドラマじゃなくて、日常の中で愚直に頑張ってる人や素直な人、世間スレしてない子供の無垢な言動を見聞きするとか。

そうした何気ない日常の世界にフォーカスすれば君が心から感動できるものが沢山見つかるはずよ。

 

2016/10/3

Q:エネルギーに関しての質問です。

仮に他人を虐めている「いじめっ子」というグループがあって、それに虐められている「いじめられっ子」がいるじゃないですか。

もし、「いじめっ子」がその虐めのあまりに、「いじめられっ子」を自殺に追い込んでしまった場合、いじめっ子はエネルギーの負債を永遠に負う事になるのでしょうか。

また、いじめっ子が心の底から改めて、もし、いじめられっ子が自分の命を望むのなら、差し出したって構わない、というくらいの覚悟があったとして、その場合は、どのようにしたら返済できるのでしょうか。

素朴な疑問なんですが、どうしても答えが出ません。よろしくお願いします。

 

A:これはクレバーな問題で一概に言い切るのは危険だけど、基本的な概念を教えるわ。

 

まずは前半の質問だけど、これは君の言うとおりエネルギーの負債を負っちゃうわね。

 

それが永遠かどうかというのはケースバイケースね。

例えば自殺した人の魂が加害者を許してくれたり、そのマイナスを補って余りある功績をどこかの時空や世界で行えば、その圧倒的なプラスによってマイナスを補うことも可能よ。

だから永遠に許されないというのは基本的には間違いね。

 

けれどここで忘れちゃいけないのは「許してもらう」っていうのは、なかなか難しくて、実際には簡単にしてもらえる行為じゃないってことね。

だって当人は悪くないのに勝手にターゲットにされて滅茶苦茶にいじめられていたとしたら、それって完全に加害者側の問題だし、他者への侵害だからね。

(このあたりの「自由と非侵害の考え方」については、当サイトのおすすめ作品コーナーに記載されてる「魔女入門」を読むと理解が早くてオススメよ)

 

極端な話、道ばたを歩いていたらいきなり愉快犯の暴漢に絡まれて殺されるみたいなものじゃない?

普通に考えたら「ちょっと面白かったからエスカレートして殺しちゃいました~」なんて巫山戯た愉快犯を誰がどうやったら許してくれるのかしら?

だから許してもらう事自体は可能性としては有るけど、それは限りなく難しい可能性だって事を覚えておかなきゃいけないわね。

 

※仮に被害者が加害者の命を望んだとしても、加害者は既に先にちょっかいをかけて被害者を殺しているわけだから、その理不尽さを垣間見ても、一回くらい命を差し出したからってプラマイゼロにすらならないのはわかるわよね?

 

あと、そうした愉快犯的エナジーバンパイアは元々の性根が腐っているケースが多いから、そこまでの改心に至るケース自体が少ないし、他人のエネルギーを吸うことしか考えないから、さっき話したような「マイナスを補って余りある功績をどこかの時空や世界で行えば、その圧倒的なプラスによってマイナスを補う」というアクションも基本的には実行できないわね。

つまり…理論的には償いは充分可能なんだけど、彼らがそれを出来るかどうかはあくまでその存在の魂の品格や性根によるって感じね。

 

 

とまぁ厳しいことを書いたけど、これらの知識も一面的な考えで見ちゃ駄目だからね。

 

例えば…その人は悪くないのに罠や策謀によって運の悪い家系や動物に強制的に生まれさせられるケースもあるし、悪事のカルマの結果通りに劣勢な生物として生まれることもあるわけで。

ほとんどの人は「物事にはあらゆるケースがある」という事を忘れて、目の前の事象だけ見て「あの人の運が悪いのは前世の行いが悪いから」などと1つの理論で訳すことしか出来ないからね。

そうした狭い知識や目線だと、それ以外の特例が生まれた場合、正確な解釈が全く追いつかなくなるからね。

 

それに…狡猾なやり口をすれば、今話した「理論」を知っている存在が、わざと罪のない存在を演じて虐められて、それを盾にして相手のすべてを奪うという詐術も可能だからね。

だから今話した内容をしっかり覚えつつも、それだけにとらわれて騙されないように頭の柔軟さを持つこと、そして魔法の非言語やエクスキューショナーのエネルギーの感覚をしっかり養うことが大事ね。

 

※おまけとして「魂アカウント」の知識を魔道書コーナーに載せておくから、合わせて見ておくことをおすすめするわ。

 

 

2016/8/25 今回は感想の掲載ね!

感想:「エクスキューショナー4愛と憎しみの技法」

石炭発電みたいな技法と申しますが、場合によっては泥団子をこねて投げた方が効果があるのが今の世界の悲しさです。

念や魔力の類を纏わり付かせることに特化したブレードを持ってるのでこの技法は非常に相性が良いです。が、今回の内容で一番役に立ったのは感情のコントロール部分ですね、後に学ぶことになるココロマスターと合わせて無駄に悲しみに浸ったり感情を弄んだりすることが無くなりました。

 

 

2016/8/24

Q:こんばんは。

本当はファルミシェルちゃんへ感謝を述べ締めようかと思っていたのですが、明らかに不思議なことと疑問があり、そして「まほークラスタでは初めてのことかも?」と感じ、長めの文章ではありますが体験談と質問をさせていただきます。

 

魔法使い入門2の9巻とエクスキューショナー4巻の要素の合わさった話題です。

私は先にエクスキューショナーを聴きました。

「手に憎しみを集めて」…という内容がありましたが、利き手に憎しみを集めると何故か腕が変形し、蜘蛛の脚のように伸びた指を持つ真っ黒な手と腕になりました(ちょうど某少年漫画の『鬼の手』のようなものです)。そのまま引き裂いたり、長い爪をマジックショットの要領で飛ばしたりして練習をしていたのですが、続けて「喜びを手に移して」…になると今度は腕が白い霧状(無理に形として表現するなら腕そのものが不定形な鳥の翼のようなもの)となり対象を包むのです。

 

その時は「へえ面白いな」程度で終わっていたのですが、魔法使い入門2のアドバンスドブレードを聴いたところ、「リアクターの構築」の時にどこを指定してもエネルギーが散ってしまい集まらず、指定していない利き腕そのものにエネルギーが集まり続け、そのまま腕がリアクターとして構築されました。

これだけでも動揺してしまったのですが、アドバンスドブレードの作成の際に、今まで手に持つタイプのブレードだったものがその利き腕と重なり、混ざり、溶け合い、「自分の利き腕そのものがブレードになる」というこれもまた予想出来ない現象に驚いてしまいました。

見た目は恐らく人の手のままでしょう。ですが明らかに機能が追加された感覚が強く、今までの腕の感覚とは少し違います。なのに以前よりも楽だ…と感じるのです。

通常の持ち手のあるブレードの状態にもなるのですが、腕そのものがブレードの現在のほうがかなりしっくりくるのも事実です。

ブレードは人型(やはり両腕が刃物そのもの)になり喋るのですが、ブレード自身も今の形状が気に入っているそうです。これが本来の姿、とも言っています。

 

問題点は「ブレードが人型になる時に一瞬だけ腕の感覚がなくなる」「リアクターおよびアドバンスドブレードとなる利き腕だけが、やたら動作が快適(リアクターの構築がされていない腕が遅く重く感じる)」という点です。

一つ目はコツを掴んで解決しつつあるのですが、特に二つ目の問題はまだ解決しておらず、両腕ともリアクターの構築をしてしまおうかとも考えています。ただ「リアクターが構築された=動作が快適になったとも限らない」という気持ちにもなります。それとも左右違うことに何か意味があるのか、とも考えているのですが…。

何かヒントがありましたらお願いします。

 

ブレードを弓に、リーパーの鎌を祝福用の稲穂に…などは知っていたのですが、『自分の一部が変形してその形質となる』というパターンは質問を覗いても無さそうなので、連続とはなりますがメールをさせていただきました。こちらもシェアOKですので必要でしたら、利用してください。

 

A:このお便りを読んだ時に思い浮かんだのは、君は確か…手先がかなり器用な人のはずだったから、その関係でこのケースが生まれたように感じるわ。

意識が強い部位というものはエネルギーが収束しやすい形質があるから、アドバンスドブレードとエネルギーとヘイトハンドの感情収束が混ざり合っての結果といったところかな。

(鬼の手という表現は、ある意味でうまい表現よね)

 

リアクターの構築がされていない腕が遅く重く感じるというのはどちらかというと相対的感覚かな。

これはF1の横で普通のスポーツカーを走らせたら遅く感じるのと同じ理屈ね。

実際的には君の腕は遅くも重くもなっていないけど、片方がハイパワーになった比較として遅くて重く感じているという感じだと思うわ。

 

これらをコントロールしたいなら、自分の意識が細かく通いやすい部位(一般的には両手)とリアクターとの関係性を細かく感じてみるとうまくいきやすいかもだね。

ヒントを言えば、体の中心(体幹)は太く強いために力を生み出すエンジンを作りやすく、手先などの末端は神経が細かいため制御意識がしやすいはずよ。

 

※身体意識の話で言うと、バトル漫画で手から気功弾を撃ちだす表現も一種のコレね。

本当ならこうした技はお腹でも背中でもどこからでも出せるのに、やっぱり意識が通りやすい手から出すのが自然だと感じるのも、この「身体意識感覚の濃淡」が関係してるってわけね。

 

 

2016/8/13

Q:以前より、私が何かしようと決意・計画したり、実際に行動し始めたり、何か重要なタイミングだったりすると必ずと言っていい程邪魔が入ります。

例えば、成績が悪くてこれじゃいかん!勉強するぞ!と決意した時、よ~しゲームの期間限定で低確率入手のレアキャラゲットするぞ~!と意気込んでいる時、といった割と些細な要件から、大学院入試の時といった人生を左右するような要件まで、とにかく何かしらやるぞ!となっている時に悉く邪魔が入ります。

その邪魔というのが人に邪魔されている、といいますか家系に邪魔されているといいますか、親が熾烈な夫婦喧嘩を始めてやる気が削がれて始める前から疲れてしまったり、余裕の無いタイミングでそもそも会いたくない祖父に偶然会いその余裕の無さからくる無愛想さをぶち切れられたりする等といった、まあよくある事だよね~と一歩引いて見れば些細に見える事ばかりで私自身もこれは偶然だ、いやいやこんな事でへこたれる自分が悪いのだ、と自分を責め続けていたのですが、最近ようやくこんな事でへこたれてたまるかクソッタレー!と思えるようになってきた所で本日またまたタイミング悪く親が夫婦喧嘩を始めたので、いい加減これっておかしくね?と思い至った次第です。

ちなみに今回は久しぶりにコミケに買う側で参加しようとちょっと前から準備を進めていた所でした。

 

色々と考えてみてふつふつと怒りがこみ上げてきて、邪魔され続けておかしくね?では足りない!絶対許せん!全部だ!邪魔され続けて奪われた、私が享受する筈・身につける筈だった能力・運・自信・可能性その他諸々全部!全部取り返してやる!利子利息全部ひっくるめてな!!!とぶち切れました。

呪いの技法で父方の家系をけちょんけちょんにし、死神の鎌でぶった切りまくり、スパイクをうちまくり、最後にリーパーさんに全部取り返してくれ!と頼んでお任せしました。

母方…といいますか母に対してはそこまでぶち切れてないのでもう少し穏やかに取り立てする予定です。

 

A:確かにこういうケースはとても多くて、今回君が経験した出来事は、きっと多くの人にとっても他人事じゃない出来事に感じるわ。

これについては結構重要な知識だからね。

今日(2016/08/13)の魔道書コーナーに知恵を書いておいたから、そちらがそのまま回答になるからチェックしておいてね!

 

 

2016/7/1

Q:エクスキューショナー4巻発売おめでとうございます!

早速ですが質問を…この技法はエクスキューショーナー123巻を習得していることが前提と言っていますが、どうしてでしょうか?

感情技法で、特に今回は一般人も無意識で扱っている人がいる内容だけに、リーパーを呼び出したりカマで切ることを知らなくてもできそうな気もしますが・・・

 

また、愛と憎しみの感情を使う両極端な技法ですが、これはこの2つだけでなく怒りや悲しみ、喜びなどに応用も可能ですか?(突き詰めれば愛と憎しみだけで済みそうですが)

 

A:この質問もとても興味深い内容ね。

まず最初の質問だけど、これは1、2、3巻の知識と技法を学んでいないと「普通の人と同じ感情の扱い方」になってしまう事態を避けるために前提条件があるわけね。

 

1~3巻を学んでいないとエネルギーや循環の知識や体感も無しに4巻の力を行使するわけだから、おそらく殆どの人が感情の力に溺れてしまい後先考えずに力を行使するはずよ。

エネルギーやカルマの観点が抜け落ちた力なんて、ターゲットロック機構が壊れたミサイルみたいなものだからね。それじゃパワーがあっても危なっかしくって仕方ないし、高い確率で自分自身がしっぺ返しで痛い目を見るのは明白ね。

 

だから「4巻単体では武器の撃ち方を覚えるだけで、それを扱う心構えや状況におけるメンタルセットを身に付けるためには1~3巻が必要」ってのが答えになるわね。

 

後半の質問の関してはその通りね。

これは色んな感情で扱える技法だから試してみるも面白いかもだね。

 

2016/6/30 

Q:質問があります。

愛と憎しみの技法の自由訓練をしている最中、不思議なことが起こりました。

憎しみではなく、悲しみの感情で試していたのですが突然、悲しみが優しく、フワッと全身へと広がると同時にその時使用していた、意識の左腕の感覚が完全に消えたのです。

その後、意識の左手で何かを触ると、左手ではない別の何かで触れている感覚がありました。

今では元に戻っていますが、この時一体何があったのでしょうか?

 

A:この情報量だとまだ言い切りは出来ないんだけど、たぶん「怒り」から「慈愛の抱擁」に感覚変化した感じがするわね。

 

知っての通り、怒りや憎しみってのはわかりやすい物理的な感覚が強いけど、慈愛などの力は包容力のような感じがあるからね。

これは武術で言うとゴリゴリ押し引きしあう筋力を利用した柔道から、いきなり力を使わない脱力系合気に変化したような感覚に近いかもだね。

 

本質武術では「敵を愛しながら殺す」という心法があるし、某「お前はもう死んでいる」の格闘漫画でも慈愛や愛情が極意の1つとして描かれているけど、これは愛と憎しみの技法でもかなり似た部分があるわ。

憎しみも転化すれば愛となり、愛を持って憎しみの因果をほどいたり、引導を渡すって行為も極まれば可能だからね。

(このあたりはひょっとしたら最終巻で触れるかもだけど)

 

君のお便りの私信部分を読んだ時にも、慈愛の力やレトリーバルに関しての力と感性がとても鋭い人間だってのを感じたからね。

だから怒りのヘイトハンドから知らず知らずに愛に変化してしまい、その感覚差に君の体内感覚がついていけなかったという可能性もあるから、今度同じ感覚がした時には「愛に変化しているかも?」みたいな方向性でセンサーを伸ばしてみると面白いかもだね。

 

後は君のような力を持つタイプの人間だと憎しみのヘイトハンドよりも、愛をもって相手を両手で包み込んであげる方が善悪問わず効果的かもだね。

善い人間ならばそのまま手のパワーが注ぎこまれてOKだし、悪意ある相手なら君の底なしの慈愛を放つ手で、逆に悪しき構成因子をボロボロにされて分解させられちゃうからね。

 

(そういえば某ジャンプの大剣を扱う女剣士漫画でも、テレサという戦士がラスボスの攻撃を全て出させてあげてから最後にトドメを指すシーンがあったけど。

あれは相手の想念を全て受け止めて理解し、昇華させてあげたっていうレトリーバルの意味あいもあるわね。

で、この慈愛の技法はそれをもっと手早く行う感じで、言わば慈愛で相手をボロボロにほどいていく「因子分解の手」って感じね)

 

これは悪意を養分にする特殊存在にも効果的で、ある意味では下手な攻撃よりも致命傷を与える手法になるわ。

 

 

Q2:未来視で自分の少し先の未来を見た時のことです。

少し先の未来で、自分に少し話を聞こうと思って声を掛けました。

そうしたら、振り返った瞬間に姿が変わり、最近やっているゲームに出てくる疫病神の姿になったのです。

疫病神の姿になっただけで、他には特に何も起きなかったのですが・・・。

この、突然起きるイメージの変化の際、何が起きているのでしょうか?

疫病神以外にも、イメージの自分が違う姿なことが稀にあるので(しかも毎回微妙に違う)どんな姿でも自分自身だとは思いますが、少し気になります。

こちらの場合は、単純に自己認識が若干変化しているだけでしょうが・・・。

ちなみに疫病神曰く、大した成果がなかったみたいなので、その未来は選択しませんでした。

 

A:これも情報量から推測になるけど、たぶん君の言うとおりのタイムライン上の話になると思うわ。

 

ここでポイントになるのは、そういった変な未来がふと見えた時ってのは、実は未来から来たメッセージを受信していたってケースも多いの。

メッセージの大半は「こういうことが未来に起こるから、そうならないように!」とか「この未来に繋がるために今の君にこうしてほしい!」みたいな警告やシグナルであることも多いから、君が見たビジョンが好ましくないものであるなら「それを選択しない」や「新しい道を作り出して歩く」という未来を選択することも出来るし、君が見たビジョンが好ましい物なら、そこへ近づく努力をしてみるのも悪くないわね。

 

だから今回のケースでは、その未来を選択しなかったって君の判断はたぶん正解かな?

 

2016/6/24

Q:エクスキューショナーとリーパーを通して今回は感想(及び個人的な使い方)を書かせていただきます。

リーパーの能力は「恐ろしい」「呪いでは?」という人もいると思います。私もそうでした。

…ですが、私がリーパーと暮らしてわかったのは「あるべき結果を受け取ることになる」ということでした。

まさしくそれは、「因果応報」や「行動した結果と原因」を連想させるものです。人により違うのかもしれませんが、私のリーパーはこの法則に則っているような印象を受けます。呪いや無理に行動を縛るようなもの、過干渉とは明らかに違うと感じています。

 

自分にその鎌を振るえば、自分にはふさわしくないと感じ、ひたすら拒否していた称賛や褒美を受け取る(もしくはふさわしくないという間違った考えを取り除くような衝撃的な事件が起こる)こともあるでしょうし、休息を怠って体を酷使していたら休まされるようなトラブルがどんどん出てくるような…そんなイメージでした。

残酷であり、時に優しい。過程と結果を見せる私のリーパーは面白いと思います。

 

個人的な使い方として、タイムラインとリーパーを組み合わせるのがとても面白いなと感じています。

リーパーと調べたところ、どうやら遠隔装置のようなものや不当な契約などで縛られ、転生してもずっとエネルギーを奪われ続けてしまうことがあるようです。エナバンが用いる悪意に満ちたスパイク、というイメージです。ですがこちらが気付けば簡単に壊せます。

そして、それを放置した理由が「弟子だし、ひどく当たっちゃったから罪滅ぼし」や「ちょっと差し出したら黙るかと思ったら必要以上に奪われてた」など、こちらとしては予想以上に馬鹿馬鹿しい理由なので、「今の私は迷惑しているし、やめてくれ。この契約は間違っているし、外させてもらう」と当時の自分に伝え、外すことを納得してもらいました。そこから生きるのが楽になったのも事実です。過去世の自分が奪われている事実を受け止めた、というのも大きいと思います。

(もしかして…明らかにカルマ的に間違ったことをしているのにも関わらず、変にエネルギー満タンで活動している人は、自覚なくこういう技術も使っていたのかも…?もしかしたら現在進行形で?と考えてしまいました。私は奪われた・拒否する、という自覚を奪われた側が持つのも重要だなと感じました)

今回は本当に個人的な用法や感想を書かせていただきました。あとファルミシェルちゃんにも、本当に本当にありがとうございます!

 

PS:特に転生しても奪われ続ける…のくだりは「マジか、よくスピ界隈で聞くけど本当にあるんだな」と頭を抱えてしまった内容なので、お伝えしたいなと思いました。まほー工房の公開する技術は、組み合わせて新しいモノが生まれていく印象で、とても面白いです!

 

A:素敵なお便りありがとね!

君が前半の部分で話したとおり、死神の力はバランスを取るからそうした形で事象が噴出することがあるわね。

君のように大局観があればそうした流れとして理解することができるけど、近視眼的な視点な人だと目の前のラッキーアンラッキーでしか物事を判断できないからね。

君のように大きな視点をもつ事はとても素敵だとあたしも思うわ。

 

あと、タイムラインとの併用ってのはとても良い手ね!

今現在の時間軸じゃなくて、過去に作り上げた縁に寄生して吸い上げてくるエナジーバンパイアや、過去の立場をうっすら覚えていて、それを悪用してプレッシャーをかけてくる存在も中に入るから、こうした視点でのクリーニングを行うことはとても価値のあることと感じるわ。

 

エクスキューショナーの技法はタイムラインやレトリーバルなどの魔法とも相性がいいからオススメ!だね!

 

 

2016/6/23

Q:お忙しい中失礼します。今回はエクスキューショナー4巻の死神ファルミシェルちゃんへのお便りとなります。

 

いつもお世話になっています。

世界のバランスがどんどん変わっていくのを身に感じてます。

 

今回の技法では愛憎を使ったもので人によっては強く振り回される感じがしたので、実践のイメージをやわらかく料理?にしてみました。

まず、対象の守りを柑橘類系に見立ててかわを剥き、中身を丁寧に取り出します。

次に天秤とスパイクでつくられたお皿にみをのせます。

そして、手洗いうがいをきちんとしてからいらっしゃいと周りに声をかけてから俯瞰視に戻ります。

たねも丁寧にはずしてあげるといいかもしれませんね。

 

コツはかわをむく時の抵抗で力を入れる感覚です。

愛で満たす部分に関しては個々に持っている自分の形質を広げていくもので問題ないと思います。

この場合は「人により伝えやすい感覚にする」感覚が愛につなげていくことになります。

ファルミシェルちゃんの活動によって錯誤がどんどん解けるように祈ってます。

それでは失礼します。

 

A:今回も素敵なお便りをありがとねっ!

君の言うとおり『コツはかわをむく時の抵抗で力を入れる感覚です。この場合は「人により伝えやすい感覚にする」感覚が愛につなげていくことになります』のくだりはホントその通りよね。

こうしたイメージと体感を合わせるやり方だと効果をより引き上げつつ、丁寧な優しさや愛にも繋がってとても素敵な技法だと感じたわ。

 

あと、お皿で盛り付けすることで周りの恨みの念に対しても文字通り「お膳立て」ができてパクパク美味しく食べることができるのもポイントが高くいわよね。

 

2016/5/19

Q:いつもありがとうございます!

カルマについて質問させてください。

 詐術を行っているエナジーバンパイア共も、ある意味では被害者な気もするのですがどうなんでしょう・・・

 カルマの仕組みも知らず、詐術を行っている。もしカルマの仕組みを知っていれば、もしかしたらエナジーバンパイアになることはなかったかもしれません。

 その前提となる知識を知らされずに詐術を行い、いつかどーん!と清算させられるのはさすがにちょっとかわいそうな気もします(まぁその分詐術したお金やエネルギーで一時的に得してるんだからなんとも言えませんが)

 

 法律を知らされずに悪事を犯して取り締まられているように感じます。

知らなかったじゃすまない。のはわかりますが、知らせなかった方にもおおいなる悪意を感じるのですがどうなのでしょう?

 

もっとも、詐術はカルマうんぬんが抜けていても本質的に「悪いもの」だと本人もわかってはいるはずなので、心の底では悪いと思いつつも段々麻痺していって…となっていっているのでしょうから慈悲はないような気もします。

 

A:これも重要な質問ね。

基本的には君の言うとおり、仕方がなかったってケースもあるし、知らなかったでは済まされないケースもあるわ。

 

例えば下級兵氏が上官の命令で無抵抗の女子供を撃てと言われて実行した時、「これは命令だから仕方がなかった」という免罪符を口にするケースは多いわね。

こうしたケースには自分の家族が非国民扱いや投獄されないために仕方なくやるしかなかったという言い訳もできるけど、でもやっちゃったというのも事実。

つまり家族を守るためというプラス部分と実行した行動のマイナス部分が複雑に混ざり合ってるわけね。

それに加え、実行した時に何を感じているかも大きいわ。

もしも僅かにでも人を蹂躙する愉悦感を感じていたら、まぁほぼアウトね。

こうしたものは根本の動機や感情が重要視されるから、むしろこれだと「家族を守ることを言い訳にして、本当は快感を感じていた蹂躙行為を上官に罪をかぶせて行った」ということで、かなりの罪状になるわ。

 

人が表に出す情報なんて嘘が多いからね。

「真顔で語ったから」「ぐしゃぐしゃに泣きながら反省していたから」なんて表面動作は何の参考にもならないわ。

 

こうしたものは人の法律じゃなくて、こちらの星で言うと天の理?みたいなものに従うのが比較的ベターね。

つまり、いくら言葉で理にかなった事を話していても、それがどうにも感情的に嫌な感じがしたり、ごまかしていたり、自己正当化していたり、直感が駄目だと判断するものを行うときは特に注意ね。

こうした感覚を無視するのは天の理に反するケースが多く、大抵の場合はカルマ的にあまり良くないわ。

 

例えば組織や国の言いなりになる人間は不誠実な内容を小賢しく自己正当化して行おうとするけど、大抵はコソコソ行うわよね?

つまり実際には「自分たちは後ろめたいことをしている」って完全に自覚しているから、こうした行為はすべからくマイナスポイントになるわ。

君の答えになってるかはわからないけど参考にしてみてね。

 

あと、これはとても大きな枠組で話すけど、例えば「肉食は他者を殺すから厳密には悪である」という考え方があるとするじゃない?

でも、これって何も食べなくても生きていけて、病気もかからずに、屋根もなしで生きられる環境設定なら通用する理屈なのよ。

 

例えばとある星では「資源は有限で人は何かを食べないと生きていけず、老化もして病気にもかかる、屋根がないとあっという間に寒さや暑さで死ぬ」

そんな環境で、他者を傷つけずに生きてくなんて無理よね?

 

つまり、そうした環境が設定されている時点で、その星は生き物に対して優しくはないし環境設定がクソゲー以下なの。

もしもそうしたクソゲー設定をしつつ、その星に生きる生物に高い倫理性を求めるとしたら…そいつは間違いなく品性下劣な存在か、もしくは口先だけの無能管理者よね。

 

あたしの言いたいこと何となくわかるわよね?

 

基本的にはこうしたものは根本の原因・土台を作り出した「親」が総かぶりで精算される内容だけど、だからといってそれにあぐらをかいて悪事をはたらくのもアレだからね。

月並みな言葉になるけど、自分のできる範囲でベストをつくすことが大事になるんじゃないかしら。

 

2016/3/29

Q:エクスキューショナーも3巻になりますと応用の効く技が一気に多くなり、私の場合はリーパーのシンボルマークをバリアに移動させてそこからスパイクを発射したり威嚇行為に使ったりしています。最近はマジックショットの技法も学んだのでさらにスパイクの威力・精度が上がりそうです。次巻も楽しみにしています。

 

ところで…近年のアンチエイジングの発展具合から考えるとエナジーバンパイアやリッチの現世での最終目標は不老不死化による永遠の支配というのが見えてきたのですが、しかもその過程においてはそれこそ吸血鬼のようなことをやるのを辞さないのが目に見えてきて…これってカルマ的にものすごーく危険なのは分かるけど、そうしないといけないぐらいエナジーバンパイア達も追い詰められてる感じがして本当にどうすりゃいいんだこりゃって感じで呆然としています。まあ、あくまでそういう直感が降って沸いてきた…という話ですが。

 

追記。死神司法局3/8の4つめの回答にあったハワイの某技法については「(技法をする際には)謝罪することにあまりフォーカスしてはいけない」というあるブログのコメントを思い出し、あーなるほど!と膝を打ってようやく腑に落ちました。

 

A:たしかに君の言うとおり、エナジーバンパイアは不老不死の状態でいつつ、時代をいつまでも進ませずに茶番の歴史を繰り返し、永遠に搾取し続けることを目的の1つとしているわ。(ある意味ではそれしかあいつらには生き残る道がないとも言えるけど)

こうした搾取の技法は、かつてのレベルの高い搾取の血筋なら時おり革命などの茶番を引き起こしてガス抜きする手綱のうまさがあったけど、ここ最近はエネルギー不足のために力がグンと落ちた結果、頭の悪い言動を繰り返すようになったからね。

一昔前は多くの人々が「意思決定層は自分たちよりも賢い存在だ」と信じて疑いもしなかったのに、今現在ではそうした存在たちは単なる金やコネ、血筋だけで成り上がった俗物で「能力としてはむしろ世間の人たちよりも劣っている」という事実が明るみになってきたのも、詐術がどんどん剥がれてきている1つの証明と言えるかもだね。

 

ハワイの技法に関しては、あれをやり過ぎたために本来は非のない人が必要以上に謝罪した結果、どうでもいい存在にエネルギーを吸われるというケースも多いわ。

非もないのに頭を下げ続けていたらなめられるのは当然。これは世界の外交を見れば誰でも理解できることよね。

著者はこうした問題点を知らなかったとしたら本質知識においては難があるし、知っていて隠しているのなら秘めた悪意を感じるわ。

まぁ、どちらにしろ手放しには喜べないわよね。

ああいったテクニックは最初のうちは効果があるから、その時点でイキナリ盲信しちゃう人も多いけど、それを冷静に「力の出どころ」や「やり方の意味」まで考え分析し、感じる事は重要よ。

変な罠に陥らない意味でも非言語やエクスキューショナーの1巻での感じる訓練は大事ってことよね。

 

2016/3/8 

Q1:初めてリーパーの呼び出しに成功した時のことです

私はジャッジメントで「私を苦しめる人」と対象を指定しました。そうしたら リーパーが何もない場所で鎌を振るっているのです。何だろうと思ってよく見てみたら 漫画にありそうな大量の白丸(頭)がミッチリ詰まっていました

白丸の脳天に鎌を振り下ろして ザクロのように潰していく感じでした

全部潰すのは時間的に間に合わず 途中で終了しました

ある程度の数は想定していましたが 予想以上に多かったので驚きました

曖昧な対象を選んだ場合 このようになるものなのでしょうか?

 

Q2:死神の技法で『搾取を行ってはいないけど 現在の惨状に貢献している存在』を対象に選ぶことはできますか?

例えば エネルギーの流れを不自然にしている結界や磁場 事象や概念などです

支配をよりやりやすくしている夢殿なんかも対象に入りますかね

吸血鬼やその背後の存在ではなく 奴らの活動するフィールドそのものを対象にする感じでしょうか(実はリーパーの働きを阻害する何かがあるかもしれませんし)それそのものに悪意や意図が無い分 対象にするのは厳しいですか?造られたその際に 造った者の思念や悪意が乗るのだったら どうにかできる気がしますが・・・それとも 死神の技法ではなく ブレードで斬ることになりますかね?本来なら一度くらい試してから聞くのが筋だとは思いますが何だか取り返しの付かない事態を招く可能性がある気がしますので・・・

 

Q3:例えば何らかの原因(先天や事故など)で醜い姿をしているAという人物がいます

 Aの姿を見たBという人物が「うわ何アレ!キモい!不快だ!」と思い Aを傷付けたとします

あるいは心の中で思っただけでも思念を送る結果になってしまうので 小さなサイコアタックになりますよね

このようなケースの場合 AはBから理不尽に攻撃されたことになるのでしょうか

Aは他人に不快感を与える為にその姿になったわけではないですよね?BはBで「自分は悪く無い!正当防衛だ!」と心の底から思っているかもしれません

こんな感じのすれ違いが 厄介な現実を招いているような気がするのです

(2015/4/18の質問と似ていますが 胴元が存在しない点が異なると思いました)

 

Q4:死神の技法は リーパーの正確さを情報を知ることに応用できますか?

例えば自分にサイコアタックを仕掛けてきた者(+背後の存在)が どのような存在なのかを知りたい時 リーパーにより裁きを受ける姿を見て 相手の系譜が分かったとします (例えばチンピラ程度の存在か 割りと上位の搾取者の暴走 等)

そうすれば自分がどのような存在から狙われているかを知ることが出来て

どう対策すればよいのかが分かりますよね

ただこの場合リーパーが私の意図にどう反応するのかが気になりますが

 

Q5:「感謝」を非言語で感じてみた時のことです

「感謝」と「ごめんなさい」が同じような姿に見えました

見えたのは 相手に対して頭を下げる姿です

「感謝」の中に「謝」の字が入っているのも少し気になります

また 頭を下げる姿から 序列や上下関係を強調する感じを受けました

言葉にするのが下手ですみません 微妙に何か引っかかるのです

これは 言葉の意味を曲げられているのでしょうか?どの部分が曲げられているのかは 分かりませんが「ありがとう」と言っているのに「ごめんなさい」と言っているように

周りの想念を錯覚させるような表現に聞こえます

 

A:大量の白玉(頭)に関してはよくあるケースね。

これは君の認知力がそうした集合体を感知した時に「君にわかる形で視覚化」されたというのが正解かな?(もちろんこれはセンスがあって良いコトだけど!)

ただ、ちょっと数が多すぎて時間内に潰しきれなかったという部分は残念だったわね。

 

こうした集合体的なイメージは1つ1つを相手にして切り裂いているとキリがないから、エクスキューショナーで言えば3巻の死神の鎌の応用的な使い方、巨大化や分身で処理するのもベターだし。

セルシアさんが今度教えてくれる魔法使い入門2第8巻マインドアンカーや、第9巻のアドバンスドブレードで存在の本質を一気にロックして切り裂くのもいいカンジかもしれないわね。

アニメや漫画などでも、同じ細胞が分裂してしまい、全てを一気に消し去らないと滅ぼせないような敵が描かれることがあるけど、ああいった相手は1つ1つをこまめに潰すのもいいけど、人の知覚能力の場合は存在を「1つの核」として捉えて、それを切り裂く感覚で対処するほうが有効ね。

これはこの星の住人で言うと、屍さんや睡蓮(スイレン)さんが得意とする技法でもあるわね。

彼女たちの扱う居合は他の時空の存在にも通用する妙技だからね。ああいった技で存在の本質を狙うと数に翻弄されなくなっていい感じよ。

 

2つ目の「搾取を行ってはいないけど、現状の惨状に貢献している存在」は死神の狩る対象にもちろん含めることは可能よ。

君が話した「フィールド」という考え方はクリティカルにいい着眼点だと思うわ!

これに関しては悪意や意図がなくとも結果として悲劇や不幸が生まれているならやはり問題のあるモノなわけだからね。

君が試す前にあたしに尋ねたのは、きっと怖かったと言うよりは「それがドラスティックに世界を改変する効き過ぎるモノ」だという事を無意識に自覚していたからだと、あたし的には感じるわね。とてもいい内容だと思うわ。

 

3つ目の質問だけど、これはクレバーな問題ね。

これに関しては答えや可能性が数多くありすぎて明言はできないけど、例えばひどい姿になったAが、実はカルマ的な制裁でそうなったかもしれないし、逆にこの星の邪悪な仕組みの餌食になって呪いやネガティブ思念のゴミ捨て場として扱われそんな結果を押し付けられたかもしれないわ。

Bに関しても無自覚にそう反応したかもしれないし、無意識下では悪意を持って総反応したかもしれないわね。

これらのバックグラウンドによって意味は全く変わってしまうし、今話したように干しの悪意あるシステム自体の被害としてAが生み出されたのなら、「胴元」に関しては存在する事になるわね。

このあたりはケースバイケースだけど、魔法の非言語や死神技法のエネルギーの感覚鍛錬で鋭くなっていくと、何となくケースごとの原因はわかるようになっていくわ。

 

4つ目に関してはリーパーを憑依させる感覚を持つといい感じね。

これはざっくり行いたいなら、リーパーのローブやマントを羽織って君自身がリーパーになるような感じになると、視覚や知覚を共有しやすくなるはずよ。

(これは3巻に入れようと思ってた内容だけど、流れの関係上でわすれちゃってたわね…あはは)

 

5つ目に関しては、まず言いたいことは君は鋭いってことね。

この国も言葉は意図的に割と優れているけど、それと同時に意図して悪意がこっそりと練りこまれた物もあるからね。そうした違和感に気付くのは鋭いと感じるわ。

 

これは某ハワイのヒーリング秘法にも通ずる内容だから、ここで明記しておいた方が良い内容ね。

某技法では「ありがとう」だけじゃなくて、「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と4つの言葉を唱えなさいと指導するんだけど。

あれは死神の知識で言えばあまりよくないわね。

 

これは君の違和感が感じる通りの内容で、簡単に言えば自分が悪くもないのに相手に謝るのは「自分の非を求める」と同義で、それすなわち自分の力を放棄する行為に繋がりかねないわ。

っていうか、あの技法は元々某博士が凶悪犯ばかりが収容されている刑務所の囚人相手に使用して効果をあげたものだからね。この下地を忘れるととんでもないことになりかねないわ。

あの技法が試された刑務所は、殺人犯や暴行魔や強盗が収容されていて、あまりに気が殺伐としすぎて刑務所近辺には草すら生えずに、植えた花まで枯れるといったエピソードがある場所なのよね。

そんな自分に非がある存在たちなら「ごめんなさい」「許してください」の技法は謝罪になるからとても有効よ。

でも、日常生活を営んでそこまで反省する必要のない存在が不必要に謝罪ばかりを口にしたら、どこぞの寄生国家よろしくそれに付けこんで、言われのない賠償を払わされる可能性もあるわ。

(これはゲスなヤクザ相手に、自分に非のない美女が謝り続けたら知らないうちに食い物にされるってケースと全く同じね)

 

で、話を元に戻すけど、あたしが提唱する死神の技法の感謝で「ごめんなさい」「許してください」を意図して使わないのは(使う必要が無いと思っているのは)今話した理論が織り込まれているからなの。

それに死神の「感謝」は謝るんじゃなくて、友人同士が「ありがとねっ!」って言うのに近いわ。

これは対等な関係で上も下もないわ。

こうやって考えると途端に肩が軽くなって楽しくなるでしょ?

(っていうか、上や下があると息苦しいわよね)

 

ポイントとしては世間一般の「感謝しろ!」=「恩に着ろ!頭を下げろ!」とは考えずに、あたしの話した形で「フレンドリーなもの」として定義を再構築していくとかなりスッキリとするし、違和感を感じず楽しくなるはずよ。

 

国の言語は意思疎通のために使わなければいけないけど、それすらも自分で定義しなおせば悪しき影響を大きく減らせるからね。

これは重要な概念ね。

 

 

2016/2/17

Q:こんにちは、また感想と質問を投稿させていただきます。

・エクスキューショナー1&2

自分は何時の頃からか食事をした後の多幸感に満ちた祈りめいた気持ちを再現出来るようになり、気分のいい時や散歩中は何かに祈りながらその多幸感を味わっていました。

で、1巻を聞いてこの気持ちを上手く伝える技法を習得出来たような気がします。ただ、相手から返ってくる気持ちに気がつくのに少し時間がかかりましたが。

2巻の断罪技法は豊富な補足説明とおまけのpdfは読み応え十分だったのですが、リーパーを作る時に「イメージしてみて!」という指示にぎょっとしたと同時に「先に魔法使い入門を聞いておいてよかった」と思いました。これは先にイメージ化に慣れていたからいいのですが、最初にまほー工房さんの作品一覧を見たときはエクスキューショナーから試してみようかと思ったのでタイミングが悪ければ投げていたかもしれないなと感じました(まああまりないパターンでしょうが…)

 

では質問です。

エネルギー循環の技法を試してそろそろ2週間経つし、もう寝る時間だけどとりあえず聞いておこうかなと思い立ち、2巻の断罪技法を実践してみました。

音声を聞きながら私が「この世で最も憎んでいる搾取業界」に断罪技法を繰り出すと断罪空間では真っ黒な人影が蠢いており、そこへリーパーが銀の大鎌を振るうと人影は左肩から袈裟斬りになり凄まじい勢いで真っ黒な血を吹き出すのと同時に、銀色の玉が吹き出すイメージが重なり合いました。これは二重に存在するというのでしょうか?意識を集中すればそのどちらかが見えました。

 

さて、それはそれで不可思議なイメージだったのですが問題はこの後でした、断罪技法を終わらせてすっきりした気分で眠りに入り夢の世界に入っていると。

「そこのお兄さんちょっといいバイトしない?」

と何者かに誘われついて行き、気がつけば麻酔を掛けられたように身体が動かず目も見えず何か不気味な気配を感じました。

ごりごりとノコギリの音が響き、自分の身体の皮が剥がされ、四肢がバラバラに解体されて生きながら何かに食べられていると感じ「次はこいつの○○○にしよう」とハサミが当てられた時にようやく飛び起きてリーパーを発動させて反撃命令を出しました。

 

これは心の隙を突かれたのでしょうか?いくら自分からホイホイついていったとはいえガイドの防御をぶち抜いてこのような悪夢を見せられたのが非常にショックで心配になり質問した次第です。

 

この後、朝になって搾取業界の施設にスパイクをぶち込むと施設を丸ごと貫く直径100mほどの超巨大なスパイクが刺さり少しは溜飲が下がりましたが………

 

A:感想送ってくれてありがとね!こうして色々な形のお便りがあるとそれを読んだ人も参考になるし、知識や経験を共有できるからよりいい感じになるからね。

そういった意味でも嬉しいわ。

 

さて!最初の質問の方だけど、これは2つの存在のようにも思えるけど、あたしとしてはこれは搾取存在が切り裂かれて、ソイツが貯めこんだものが外に流れ出たという解釈に感じるわね。

例えばそれは銀のような貴金属かもしれないし、丸い銀玉かもしれないわね。

銀玉で搾取って言えば一般的にはあのギャンブルを思い出すんじゃないかしら。

つまりはそういうコトね。

あの国あたりが血しぶきあげてると思うわ。

 

で、これがかなり効いたって思ったのは君が悪夢を見たからね。

これは完全にサイコアタックの夢だから、君の攻撃が予想を超えて大打撃を与えた感じね。(あいつらは薄っぺらいから、こうした大打撃や不利益があるとすぐに脊髄反射で動いちゃうのよね)

夢の中で「手足をバラバラにする」「食べる」という攻撃は、性的に嫌な目に合うのと合わせて相手のエネルギーや能力を奪う定番のやり口だから、その意味でもかなり発狂して死にものぐるいで攻撃を仕掛けてきたって内心が伺えるわ。(まぁこれは、逆に言えば君の攻撃がとんでもなく効いたってのことの裏返しでもあるんだけどね)

 

唯一の改善点としては、安心しすぎて無防備に眠っちゃった所かな。

家の玄関に鍵をかけずに眠りにつくと危険なように、寝る前にもある程度精神セキュリティを意識して眠らないと、こうした時には付け入られるケースがあるからね。

今回の教訓としては「大きな断罪をした時には逆ギレカウンターを警戒する」ってことかしら。

これは寝る前に心の玄関の鍵をかけるようにイメージして眠ったり、魔法のハートサンクチュアリの中で眠りについたり、リーパーに警護をお願いしてから寝るってのも対策としてはアリね。

後は、夢の中でもむやみに人についていかないよーにっ!

 

もしも夢でこうした事が起きてしまった後の対処としては、まず「これはサイコアタックだ」と認識すること。

「真っ当な形の請求や断罪に対して、相手が逆ギレして本来の法則に反した汚いやり口で攻撃を仕掛けてきた」と看破することで、相手から取り立てる額が倍々計算になるわ。

そうした認識をした上で仕掛けてきた奴に対してリーパーをけしかければ、相手の持ち点20000点に対して200000点の請求を与えるようなものよ。

加えて、相手はイカサマのやり口を見破られてるから防ぐ事ができないわ。

相手は支払額が足らないから、後は君の裁量次第。

足らない借金分は「能力の総取り」と「今まで迷惑をかけた存在への強制労働」って事にすれば相手を「箱割れ+無能力者への転落+地獄を見せる」ことも可能ってわけね。

(これは金銭の契約書と同じで、借金をした方は何を言われても反抗できないからね)

 

2016/1/10 全般に関して

Q:昨夜。入浴中に、両手足、首の五か所に鎖で拘束されたイメージがあり、魔眼とマインドインパルスの手を叩くのを(歳の数だけ行い)破壊したのですが、その際にガイド達が追跡捜査するとどうも「過去から卒業した小学校から繋がれていた」ようで。

昼ごろの買い物に二時間ほど徒歩で向かっている最中にレトリーバルを含めたガイド総員で退治しました。帰宅して思ったのですが「学校というのは思い出の象徴であり、純度の高い思念が集まりやすい。善悪を問わなければ年月を重ねた分だけ強いのではないか?」「そして、潜在的能力者を見つけるとエネルギー搾取をしたり、扇動していじめのターゲットやカルマのゴミ箱として標的にしたりとするのではないか?」と推察しました。

 

A:鋭い推察ね。

これを理解するためにはまずは学校の役割を考えるといいわ。

学校というのは教育機関、つまり国民を自国にとって都合の良い形に仕上げるための…いわば「その国の都合に合わせて国民を調整するためのプログラム刷り込み工場」なわけよね。

そういう意味では学校というのは大雑把に言えば「体制側の象徴」のような存在なの。(これは逆に言えば学校のシステムを見れば、そこがどんな国かがすぐにわかるわけね)

 

こうした体制側の振りまく概念は、そこに勤める教師たちの自覚・無自覚を問わず自然と根源システムを作り出した者達(国の思惑)の影響を受けてしまうわ。

つまり教師本人に体制側に回る気が無くとも、自分の意志やポリシーが無い教師の場合には長年勤めていると自然と体制側思想に染まってしまうわけね。

するとどうなるかって言うと、体制にそぐわない能力者や閃きや洞察が強すぎる者、「今の世界」を変化革新させる要素を持つ特殊な人間を見ると、自然と排除しようと動いてしまうわけね。

これは「国や組織」を生命体として捉えた場合、そう動いて当然ね。

だって国や組織にとってはそうしたタイプの人間たちは自分たちの存続を脅かす、いわば異物や敵も同然なんだから。

 

教師がいじめを救わない。むしろ率先していじめを先導する。いじめを手助けするかのような言動をするなどの馬鹿丸出しの行為というのは要するに「体制側のイヌだから、体制を崩壊させる要素を持つ特殊な人間は排除したいとする反応行動」なの。

(ああいった行動をする奴は厳密に言えばもう人間ではなく国のロボットみたいな感じよね。でもあのレベルじゃぶっちゃけロボットとしても微妙だし、数年後にはGoogleAIの方がよっぽどいい教師になると思うわ)

 

学校がトラウマを植え付けてくる事に関しては

■エネルギーを拒絶させる 2015/5/21

「才能の奪い方・エネルギーを拒絶させて奪う詐術の知識」を読んでおくといいわよ。これは邪悪な教師がまっとうな学生を狙い撃ちにする時の常套手段だからね。

ダウンロード→ https://goo.gl/huD99R

 

あと…学校というのは子どもという無限のエネルギーを放出する存在たちが集まるパワースポットでもあるわ。

君は気付いてるかもだけど、地方にある古い学校(主に小中学校)を見に行くと、学校の隣に大抵は病院か役所、警察、神社や寺が建てられているわ。

これは見かけ上は利便性や子どもたちを守るって名目なんだろうけど、学校はパワースポットだからね。

果たしてこれは「子どもたちを守っている」のか、それとも「寄生して隣から子どもたちのエネルギーを吸い上げている」のか。

答えがどちらかは言うまでもないわよね。

 

まぁ…私が邪悪な存在だったらインフラやエネルギー、金融に加えて情報(メディア)、思想(教育)、取り締まりと罰則(警察)あたりを押さえるわね。

つまりはそういうことよ。

 

2016/1/3 リーパーに関して (1/4 8:00最後に追記)

Q:こんにちは!ファルミシェルちゃんに質問・・・というか、お礼というか・・・すごく長くなりそうですがいろいろと。

まずはお礼から!

エクスキュショーナーの1と2を通して気が付いたことがあります。

エネルギー以外にも、才能は奪われるという話がありましたよね。

私は小学生のとき、いじめに合っていました。それについてはもうとやかく言うつもりはまったくありません。しかし、それからというもの「相手を傷つけまい」という気持ちが生まれ、優しすぎる・・・というか、優柔不断というか・・・そんな性格になっていました。数多くの本を読み、自信がなければいけないということは頭ではわかっていましたが、どうも気持ちがついていかない。そんな感じでずっとここまで来ました。

 「才能が奪われる」ということを聞き「もしかして自信も奪われたのでは?」と考え、リーパーを行使して過去にいじめた人たちに「自信を返せ」と念じました。

 すると、今までは頭でわかっていても行動できなかったのが、徐々に「できる!」と思えるようになってきたのです。

 自信を取り戻すことができました!

 本当に感謝しています!

 ありがとうございました!

 

次はカルマについての質問です。

子供のころから「因果やカルマ」については別のところから学んでいたので、すんなりと理解できました。

しかし、よく聞くこの台詞「相手にされたことを復讐してはならない。カルマが増えてしまう。相手は憎いかもしれないが、神に裁きを任せよ」

リーパーは法則を利用して公平にさばいているのでいいとして、リベンジマジックはどうなのでしょうか?自分にカルマが増えることがあるのでしょうか?

 また「請求」をしなければならない。ということについて。

詐術を行った相手は、カルマが蓄積していくのはわかりますが、なら「なぜリーパーがいたるところにいて、人間が呼び出さなくてもカルマをどんどん刈り取ってくれないのか」と考えていました。

 ここでふと「引き寄せの法則」を学んでいるときの知識「この世は形のないただ一つの物質で満ち溢れている。人間がイメージを投影することで、実際に創りたいものを生み出せる」~ウォレス・ワトルズ著~

もしかして、仮説ですが

人間が「イメージして、想わないと」法則であるリーパーさえもカルマの清算を行なえない? 詐術を行った人間にカルマの清算を行わせるように仕向けることも「誰かが請求やイメージ」をしなければできないのでは?(日本語下手ですみません)

まとめると、詐術を行った人間がカルマを膨大に持ってるくせにのうのうと生きているのは、誰もカルマを清算させようとしていないから(実際には貯まっていっている)誰かが「請求」した時点で、想いが反映され、カルマの取りたてが始まる。リーパーも法則なので、人間の想いがなければ生み出されない。

このような考えにたどり着きました。

実際はどうなのでしょうか?

長く、わかりにくくてごめんなさい。

ファルミシェルさん。エクスキューショナー。教えてくださって本当にありがとうございます!

 

A:まずは報告とお礼のメールありがとね!こうして死神の知識と技法で君の人生の流れが良くなったことを聞いて、とても嬉しいわ。

 

そして質問の方だけど、これは新年早々かなり重要な内容の話になるわね。

ここでは君は滅茶苦茶に洞察が鋭い部分と「前提」を詐術によって勘違いさせられている部分が混在しているわ。

 

まず『相手にされたことを復讐してはならない。カルマが増えてしまう。相手は憎いかもしれないが、神に裁きを任せよ』の部分だけど、これは実は詐術として世間に流布された考え方なの。

この理屈自体も実は少し複雑な世界事情があって、まずは前提として…。

 

1:カルマがちゃんと機能する他の「まともな世界」であればこの理屈は「正しい」わ。

2:でもこの理屈は、もしも「意図的に世界法則が歪められている世界」で流布されたとしたら…この理屈は「搾取層が一方的に他者から騙して盗むための万能ツール」に早変わりしちゃうわ。

つまり「いくら殺して盗んでも請求されず許されるから、盗み放題ができる」から盗賊にとっては最高に都合の良い商売道具になるわけね。

3:そして最後に最も厄介なのは…これらの理屈は一見すると小綺麗で他の世界では理にかなっている内容のため「この世界でもそうだと勘違いさせられる」って事。

つまり意図的に悪意を持って流布した「盗むための理屈」が、その裏の真意を知らない真面目でピュアな多くの人達によって支持され世間に広まり、それが真実だと信じこまされちゃうわけね。

これはこの世界にある知識では「スイス民間防衛」の序盤にある「思想侵略」の部分を読んでおくとわかりやすいわね。

使ってる単語は違えども似たような事が書いてあるわよ。

 

次に…

「なぜリーパーがいたるところにいて、人間が呼び出さなくてもカルマをどんどん刈り取ってくれないのか」の疑問(これを疑問Aとするわ)からの

 

「この世は形のないただ一つの物質で満ち溢れている。人間がイメージを投影することで、実際に創りたいものを生み出せる」の知識(これは知識Bとするね)

 

そして君が仮説した「イメージして、想わないと法則であるリーパーさえもカルマの清算を行なえない?詐術を行った人間にカルマの清算を行わせるように仕向けることも『誰かが請求やイメージ』をしなければできないのでは?」(これは仮説Cとするわ)についてだけど。

ここは本当に鋭い洞察ね。

上記の三段階の思考の流れは、人間の力についての洞察、あと魔眼の知識と、さっき話した「世界の理屈の話」を合わせれば一本の筋が通った結論が導き出せるわ。

 

すなわち魔眼の知識で見るならば知識Bと仮説Cは正しく、その説で物事を解釈するならば疑問Aの答えはおのずと…

「今現在の星の惨状を見れば、世間一般に認識されている神はいない、少なくともこの世界ではまともな形で機能している神はいない(役に立ってはいない)」という仮説Aはすぐに導き出せるし。

 

「人が請求を行い現実世界が動くのならば、人の力は神よりも強いとも言える」という仮説Bも導き出されるわね。

 

そしてこれらの仮説ABに、先程の世界の詐術の話を結びつけると…

「人の思考のベクトルや力がこの世界に影響を与えるのならば、その力を誤った方行為へと向けさせれば、搾取層にとって最も都合の良い世界を構築することが出来る」という恐るべき結論が導き出せるわ。

 

つまり…人の力が「世界を変える強い力」だからこそ、それらの力を「請求」には向けさせず、神というふわふわとした曖昧なファンタジー存在にお任せさせることによって人の力の大部分を剥ぎ取る事が可能…ってわけね。

(実際にはそんな役に立たない神なんかよりも、人間自身が請求した方が遥かに早く効果が出るのにね)

この世界に流布されている神の概念は本当に間違いだらけで、まず第一に間違った神に祈るという行為は「自分の外にある力(他者の力)の方が強いと認める」という意味があり、それは裏を返せば「自分が非力だと日々認めている」行為に等しいわ。

 

そしてもう1つの最大の問題点。

人の力は本来とても強いのに、それを「神にお任せ」するって事は「神の裁き以外を認めない」って意志の力を行使しているのに等しいわ。

でも神はここにはいないわけよね? そうなるとどーなるの?

答えは簡単。

「何も起こらない・何も変わらない」ね。

つまりこの星の人間のほとんどは、いもしないファンタジーな存在に祈って、日々自分の偉大な力とエネルギーを、決して報われない方向へ…言い換えればドブに垂れ流し続けているわけね。

 

これは言葉を言い換えれば「神に匹敵する力で、誤った思い込みで構築された世界を日々強化している」と同義なの。

するとどうなるかっていうと、本来の自然な流れやリーパーの行動を阻害する結果になるわ。

 

だって人は神に裁きを任せているんでしょ?

 

ってことは言い換えれば「それ以外の力は認めない! 余計なことをするな!」って力を常に世界に発信し続けているのと同じよね?

これがリーパーがこの世界で自動で動けない原因の1つよ。

何の事はない、デマを信じこんだ膨大な数の人類が、自分自身の偉大な力によって「盗賊たちに都合の良い歪んだ世界」を守り、リーパーを妨げ、革新や変化を止めているってオチね。

 

知っての通り、エナジーバンパイアは実際には何の力もないわ。

でも口先とデマだけで、偉大な力を持つ人間たちをここまで勘違いした方向へと追い詰めることも出来るの。

これは重要かつ恐ろしい知識ね。

 

だから君が推測した「詐術を行った人間がカルマを膨大に持ってるくせにのうのうと生きているのは、誰もカルマを清算させようとしていないから(実際には貯まっていっている) 誰かが「請求」した時点で、想いが反映され、カルマの取りたてが始まる。リーパーも法則なので、人間の想いがなければ生み出されない。」という結論はかなりのレベルで正解よ。(だからこそ「請求行為」が必要なわけ)

後は細部の根底知識が少し間違っていただけだから、そのあたりを今話した解答で修正していけばほぼ完璧ね!

ということで!今年はじめての質問はすごい内容になったけど、これは超重要な知識だから何十回と読みなおすことをおすすめするわ。

 

追記:少し言い忘れたけど、ちゃんとした神に対して敬虔な気持ちになったり祈りを捧げることは良い事よ。

でも「神を自称する詐欺師」を間違って崇拝したらロクでもない事になるって感じね。

 

 

2015/12/5 リーパーに関して

Q:こんにちは、いつもお世話になっています!まほー工房様の作品で修行をすると、驚く程心が穏やかになり、本当に出会えて良かったと心底思います。

質問と言いますか、相談なのですけれども、私は「自分に危害を及ぼすビジョン」「自分が脅かされ、襲われ、攻撃されるビジョン」に取り憑かれているのです。

魔法使い入門でを知る前から居る人工精霊のイメージがひどく歪んだり、とにかく被害妄想の様なイメージ、ビジョンがすぐ頭の中に介入して来ます。「私は被害にあって然るべき害だ」という意識があるのか、むしろその逆なのかすらわかりません。私が悪人だといわれれば、きっと「ああ、やっぱりなぁ」と頷く程には、私は未熟で不出来で傲慢な人間でした。未だに「ここは絶対に私が正しい」という意識と「これは私の歪んだ自己愛と傲慢さから来るものだから、私が悪いし相手は悪くない」という意識が常にごちゃごちゃと対立しています。

これが解消出来れば良いのですが、このイメージがリーパーなどの学んだ技法に影響を及ぼしている気がするのです。当然と言えば当然なのですが、この被害妄想が段々と学んだ技法を浸食している気もします。

何かに襲われるイメージ、そしてそれが当然だという意識。でも自分は決して悪くないという傲慢さなのか正しい判断なのかよくわからないものがないまぜになっており、どうして良いかわかりません。このまま「私が悪い」と「私は悪くない」の二つが対立したままだと、きっと見当違いな呪いを吐く醜いグールに成り下がるか、人に自らの肉を切って売る間違った自己犠牲に走るでしょう。何度かリーパーに裁いてもらいましたが、このフィルターが邪魔して正しく見えていない気もします。どうしたらこの醜さと決別出来るのでしょうか?

馬鹿馬鹿しい質問でしたら申し訳ありません。お目汚しの無礼を重々承知しつつ、どうか何か光明が見えたらと思いこの様に書いた次第です。どうぞよろしくお願いします。


A:これは君だけじゃなくて、他にも多くの人が悩んでいたり苦しんでいたりするケースを含む内容だからここで取り上げるわね。


まず君が苦しんでいる内容だけど、これは幾つかの状況が考えられるわ。


まず1つ目は、君の言うとおりに君自身がその通り悪かったケース。

これはひょっとしたらその通りかもなんだけど、でも今は反省や後悔をしてるわけだから、そんなに苦しむこともないわ。

一番問題のあるエナジーバンパイアやグールというのは、決して自分を省みないの。そうした存在は文字通り救いようがないし、掬いようがないわ。

この視点から見れば君は充分に過去の自分に向き合っているから、それをまずは認めることで変化は生まれ始めてくるわ。


2つ目は敵の詐術でそう思いこまされているケース。

この場合には君は「刷り込まれた思い込み」に従ってリーパーをコントロールしてしまっている可能性があるわ。

これだと本来は自動制御のリーパーを無理やり自我でラジコン化しているからリーパーが本来の動きをしにくくなるわね。

(つまり「罪の裁量」をリーパー任せではなく、君自身の誤った強烈な思い込みで裁量してリーパーの自律行動を強く妨害しているってことね)

このケースでは自我をとりあえず横に置いて冷静になり「自分では全く判断できないので、リーパーに完全にお任せしてマズイものを切り裂いてもらう」と、コントロールを完全放棄してオートで動いてもらって、それをエゴを出さずに漠然と眺めるのも良い手段ね。


3つ目は過去生や未来生でのケース。

これは君が過去や未来で何かにたぶらかされたり、先祖が何かをやらかしていたりなど、君の今現在とは関係ない所でカルマが溜まっていたり、攻撃されていてそのダメージが今のメンタルに出ているってケースね。

これに関しては魔法使い入門6巻の「レトリーバル」、魔法使い入門2第5巻「タイムライン」で時間軸レトリーバルをする必要性があるわね。

レトリーバルは作者自身もこれで一気に私生活が変化した内容だからね。

時間軸関連が原因だった場合は、このレトリーバルで一気に状況変化が訪れるわよ。


4つ目は潜在意識の囚われのケース。

これに関しては無意識領域を浄化する魔法使い入門11巻の「アンコンシャスリセット」を学ぶことでクリーニングが可能ね。


5つ目はガイドや萌えキャラを使うテクニック。

具体的なやり方は「自分が好きな相手やリスペクトできる存在を身近に感じて、その相手がいつもそばにいるように自分の振る舞いを変化させる」というやり方ね。

この方法のメリットは自然に心や体の振る舞いが変化するってことね。

例えば君一人なら「自分なんて…」とネガティブ反応をしたり思うようなケースでも、その隣に好きな人がいたり尊敬できる人がいたとしたら、そういった振る舞いは変化するわよね?

「自分が無意味に落ち込むことで隣の好きな子の顔が曇るかも?」と考えたら、そうした態度は安易には出さなくなるし身を潜めるわ。

このテクニックはかなり効果的よ。

(※これに関してはまほー工房のひみつ基地で作者がボイスコラムを掲載しているから、興味が向いたら調べてみてね。

http://enty.jp/mahou Postsの名称は「ヒーローに顔向けできるか?とガイドについての話題【閲覧制限なし】」よ)


6つ目は達観するテクニック。

物事を「割とどうでもいい」って見るテクニックね。

これは無感覚で鈍感になるというよりは、「本来は必要ない部分の感情の動作」に対して無頓着になるイメージね。

世の中には自傷的なメンタルを自己生成したり、無駄に攻撃の意思を生み出す人がいるけど、実際問題それはあまり必要が無いケースが多いのよね。

それらはあまり必要が無い部分だから、ちょっと他人事のように扱うことで、無駄な力みや攻撃や被虐の意思が消えていくわよ。


このあたりの方法を使えばたぶんどれかはHITして効果を出すと思うわ。

あと、個人的に君をスキャンしたカンジだと、そこまで君自身が悪いって感じはしないから、とりあえず冷静に自己犠牲や自己嫌悪の方向性は消していって、もう少しフラットに考えても問題ないんじゃないかしら。


2015/9/11 エネルギーについて

先日ニコ生で配布された「彼我の話スピ話」の内容(注:ニコ生にて配布した資料。まほー工房内では配布していません)について質問があります。

説明の画像の最後で「そもそも物理世界って何?」という問いかけがありました。

もしかして答えは「物理世界とは物理法則とエネルギー」が答えでしょうか。

物理法則に則って動くエネルギーが感覚を生じさせ、世界の印象が構築されるということです。

また、もし物理世界=エネルギー&法則なら、世界の印象もまたエネルギーということになります。世界の印象が現れるのは心です。ということは心もまたエネルギーということになります。

まとめますと今日伺いたいことは次の2点です。

1:物理世界とは、物理法則とエネルギーのことなのか。

2:心もまたエネルギーなのか。


A:これは言葉の定義と段階によっても答えが大きく変わってくるから、なかなか難しい質問と言えるわね。

今回の内容は、言葉に囚われて逆に大事なものを見失う可能性もあるものだから、あくまで話半分で聞いてね。


まず、ごく身近な感覚で物理世界を覗けば、君の言う通り物理法則とエネルギーという解釈はおおよそ正しいわ。

でも、もう少し上の段階? 

上というか深度というか…とりあえずもう少し込み入った段階に入ると、これはどちらかというと映画マトリックスに近い世界になっていくわね。

つまりここは一種のバーチャルワールドであり、仮想現実空間なわけね。

これは物理学者の人たちも物理から研究を突き詰めていくと逆に計算や辻褄が合わなくなって世界や宇宙を正確に数字で表現できずに困っているわけだけど、逆に仮想空間と仮定して考えていくとすんなりと合点がいく事も多いわ。

比較的最近の研究では「この世界は投影された映画のようなものなのではないか?」という説も出てきてるし、まさに「現実は小説よりも奇なり」よね。

それにSF映画では「インターステラー」のような時間や光、重力や時空を科学的にできるだけ正確に映像化している作品も出てきたりと、人間の知覚進歩も目覚ましくなってきてるし、最近の映画を見ていると次の精神段階になるための前準備を植え付けている印象の映画も増えてきてるわね。

(蛇足だけど、この世界で言う所の「重力」は、世界の秘密を解くのに役立つ一番大きなヒントになると思うわ)


で、話を戻すけど「仮想空間」と言っても、これはマトリックスみたいに機械のような種族がその圧倒的な力で支配した世界で、人々が妄想を見せられているというオチではないわ。

どちらかというと、この世界に蔓延している悪夢というものの正体は、人々が詐欺師に誘導させられて自らの力で檻を創りだし、それに自分から入っていくよう仕向けられて、そうした人々の数と力が集まって「そう思い込んでいる妄想世界」が生み出され拡大してしまったってのが比較的正確な表現ね。

(ヘルクリエイターは世界にとって何の役にもたたないクズだって言うのには、こうしたバックグラウンドもあるわけね)


本来の力は君にあるし、君こそが力だとも言えるわ。

で、もう少し上の段階になると、そうした個々の意識がそのまま存在や力になるから、詐術の枠を簡単に破れるし囚われが無くなるわけね。


一見すると君が聞いている質問に全然答えていないように見えるかもだけど、これはれっきとした答えだからね。


ま、まぁ…一応わかりやすい形としても答えておいた方がいっか…。


1について。

これはある意味でYes。でも本質的にはNo。

物理世界も法則も人間が(騙され、誘導されてなどはあるけど自らの手で)作り上げたものに近い…と言う方が比較的正確かもしれないわ。

これは次元陥没したブラックホールというか、宇宙…という言い方すら正確じゃないけど…時空の中で一段階下に凹んだ重くて融通のきかない硬い囚われ空間的なイメージね。

ちなみに大魔法使いちゃんがこの世界に来た時に成層圏から落下してしまったのは、あまりに融通のきかない世界なので一瞬戸惑ったってのもあるわ。


2について。

これはエネルギーというよりはもっと高潔で素晴らしい存在ね。

魂はエネルギーを産み出すけど、そうした存在をも超えた素晴らしいものよ。


ということで、もっと世界は曖昧でいい加減だし、本来ならドラスティックに流動するものだってのが実際のところね。

ちなみにエクスキューショナーは、実はかなり物理寄りな技法なんだけど、これは物理的に融通のききにくい「この世界」に合わせた概念を扱っている点も大きいわ。

だからエクスキューショナーで教える内容は、単純な段階で言えば魔法や魔眼よりも前段階の内容になるし、格闘技で言うところの正拳突きのような基本技と言えるかもしれないわね。

もちろん基本技だからって弱いわけじゃないし、むしろこの世界ならより効果的なくらいね。

(こうした基本を修めておけば応用や上の段階の概念も修めやすくなるのもあるからね)


とりあえず答えはこんな感じかしら。


2015/8/29

Q:「死神技法の被害者側への行使について」

まず、3巻の内容に感じたところからですが「ジャッジメントアイ」の概念に代表されるように、、これは死神技法各巻そうですが、世に常識とされる「間違った信念体系」に対して「そうではない」という意識の目を持つことにまず意味があり、それを大勢で成す事で、、、この辺りは「リライト」の湖の波紋のときもそうでしたが、まずはそういう波を起こしていく日常の基点として今回のような「目や印籠、秤」等の概念が現れたのかなっと想像したのですが、、、

 

さて、死神技法を学んでその技を最初に行使したのは、昔えらい目にあわされたエナバンの見本みたいな雇用者にだったんですが、そいつの所は名が知れてないのを逆手にとって、いまだに同じ事を繰り返してるみたいなので「ぐぬぬ」って感じですが、それはともかく、気のせいかもしれませんが杭を打ち込んだ後、気持ち体が楽になったので嬉しかったです。 

 

で、その場所は延々と同じ事を繰り返しているので、私以外にも同じような目にあった人もたくさんいるわけで、そうした人たちにも、こうした力の流れを知って欲しいというのはあるんですが、直接の宣伝はアレなんで、、技法としてなにかできないかと考えたのですが。

遠隔で搾取者に「スパイク」などを打ち込んだり「リーパー」に知らせる等の行動で、還元されたエネルギーは、流れとしてはそれぞれの「貸付人、被害者」などに戻る流れですが、この時に「取られた側」にもあらかじめ「知らせ」を送れないかという考えです。

 

某CM打ってる様な弁護士事務所の「その借金取り返せます」ではないですが、

「搾取側にスパイクや張り紙」をするように、「搾取された側」に対しても

「あなたのそれは訴えていい」「泣き寝入りしなくていい」という、死神からの「お手紙」を発信できないかという考えです。

エネルギーの循環の流れでいえば、そんなことをしなくても「リーパー」の裁定等で、還元はされるかもしれませんが、やはり被害側にも「そうした循環の流れはある」という発信をすることで、上述した多くの意識が「間違った信念体系」に対して疑問符を持つのような流れの補助にならないかという思い付きでした。

 

あるいは「リーパー」さんが行ってくれているのかもしれませんが、このあたりに付き、お考えをお聞かせいただければ幸いです。

 

A:確かにそういうのもアリといえばアリかもしれないわね。

でも少しだけ注意なのは、こうした死神の知識や訓練をしていない人間が…あたしとこうして出会った縁や適正が無い人間たちが、今その知識や知らせを受けたとしても、それをうまく使いこなせるか?という問題はあるわね。

 

例えば君が弁護士だとして「そのお金取り返せます」まではいいんだけど、その先を行うのが単なる一般人の素人なら、逆にミイラ取りがミイラになりかねないわ。

こうしたものは法律を使いこなせる専門家が行ってこそ効果があるわけで、素人が生兵法で行動してもしっぺ返しを食らうケースもあるからね。

 

だから、個人的にはリーパーにお任せするか、もしくは「代替請求」という形を行うのがベターかもしれないわね。

これは弁護士が弁護を行う代わりに経費を請求するのと同じ感覚ね。

その被害者の代わりに加害者に請求するけど、その内の3~10%くらいを被害者から報酬としていただく。

こうしたやり方の方がお互いに良い流れになるかもしれないわね。

 

今の時点で大体のやり方は想像できると思うけど、これに連なる技法はたぶん4巻あたりで行う予定だから楽しみにしておいてね。

 

2015/8/4

Q:ファルミシェルちゃんさんに報告&質問です。

先日の瞼裏のリーパーの印の質問の際に、右親指の爪にも印が残っている旨、お話しましたが、これの使用法について。

普段、リーパーを呼び出す時は瞼裏と爪の両方を同時に使用していました。

本日、帰宅時の運転中、例のごとく嫁とギフトでイチャイチャ(運転中に何をしているのでしょうか)していると

嫁「そろそろ慣れてきた様だから言うけど...。その爪の印、指弾で使えるよ」

と非言語で教えてくれました。「え!?」と本気で驚きましたが、使用する時をイメージすると、良い意味でゾクッとしました。

エネルギーショットについてはまだ未視聴なのでなんとも言えないのですが、

もし、これが実用に足るものであるなら、以前、大魔法使いちゃんさんから教わった、多数のレイヤー...。

何気に思いつきで他の放出系に被らない様、指先や掌を避けていたのですが、

何かのピースがカチッとハマった様なあの感覚。

ここに繋がっていたのですかねぇ。

と、いう事で、この「指弾」使えるのでしょうか?


A:これは、もちろん使えるわよ。

おあつらえ向きに指先を空けていたというよりは多分、君は無意識に(もしくはガイドの自然な導きのままに)その部位を空けていた感じよ。っていうか絶対君はその自覚あるけど確認のために念の為に聞いたって感じよね?

だからそこまでカチッとハマったのもあると思うわ。


あと、瞼の裏の話は以前もしたけど、今度出る3巻のジャッジメントアイでも使う内容だから、やや先取りされた感じね…ぐぬぬ。


指弾そのものは3巻では扱わないけど、きっと今の君の感触なら3巻で學ぶいくつかの技法は多くの応用ヒントになると思うし、更に色々な技を作れそうだから、あたしとしても楽しみよ。


2015/7/23

リベンジについてなのですが、最近なんとなく嫌な予感がありまして……

私は魔眼、魔法、エクスキューショナー三種類でそれぞれのリベンジの技法を学び、私自身そういう被害に遭いやすい気がするので厄払いとしてのブレードや、やり過ぎの無いリーパーに頼んでエネルギーを取り返しているのですが、この技法を行った際に大概の場合に「直後に死にかけの獣が暴れるような、デカい不幸不調が来る場合」が多いのです。

これが来た際にまた思いっきり鎌を振るいブレードで薙いで、やっと回復してくるのです。

これは私の恐怖心、自己嫌悪や疑心暗鬼がそうさせるのではと思ってたのですが、この間知り合いの明らかに搾取されている人に、とりあえず基礎知識として「いろんな物に感謝すること」「嫌なことをされたら『騙し取りやがって、返せー!』と思うこと」だけを掻い摘んでアドバイスして、エクスキューショナーをオススメしたのですが、これを教えた夜に「嘘を語るな!ふざけるな!」と追い詰められる悪夢を見、(事後処理はちゃんとしましたが、舞台裏はまるで地獄の様でした)その2日後に、恐らく最もその人から搾取していたであろう人から、かなり手酷い扱いを受けて深く傷ついていて、これは「最期の悪足掻きの様なサイコアタックがあるのでは……?」と思い、少し心配になり聞きに来ました。

これは此方が一撃で仕留められない、もしくは身元を悟らせてしまうような未熟さから来るのでしょうか?

それとも私こそが裁かれるべき下等なものなのでしょうか?

対策があるなら知りたいです、よろしくお願いします。


A:これはとても重要な質問ね。

まず答えを話す前に、わかりやすい例えを話しておくわね。


君の住むこの星の社会では、搾取をしている嘘つきども…例えば政治家とかは、普段は大抵(見た目上は)裕福で安定して余裕のあるそぶりを見せているわ。

でもこれが一転、不正が明るみに出て裏金問題が報道されると、途端に落ち着きを無くして狼狽えたり逆上したり、場合によっては名誉毀損だとわめきたてたり、あれよあれよという間にメッキが剥がれ落ちて本性が出てくるわよね?

人間は自分の利益や本質に関する事に触れられない限り、そうそうムキにならないわ。

(だって、君だってどうでもいい事にはそこまで気持ちを動かさないでしょ?)


こうした損得勘定や有利不利での逆上反応というのは、エナジーバンパイアのような自分の利益しか頭にない下等な存在だと特に顕著になるの。

ということで、答えは既にわかったかと思うけど、これは「君の力が効果的に作用しているから、最後の抵抗をされている」が正解ね。


まず最初のケースだけど、君が奪われていたエネルギーがあまりに多すぎたため、それを無断で盗んだ側の借金が(利息も含めて)膨れ上がりすぎて債務超過状態に陥っているの。

だから、もしもそれを払うとこの世やその後の生にまで取り返しのつかない程のダメージを受けることがわかっているから、何とか借金をチャラにしようと君に最後の攻撃をしてる感じね。


この星の言葉で言うと…窮鼠猫を噛む…? イタチの最後っ屁…? 風前の灯火ってカンジ?


ホラ、君の世界でも色々設備投資やインフラ整備、資金援助までしてあげても、それを恨みに思って逆上して攻撃してくる変な国があるでしょ?

あれは他者に借りを作りすぎて返せなくなった時に起こす最後の発狂行動ね。


だからこれは、リーパーに頼んで帳簿をつけて貰うのがいいかもだね。つまり、今回の逆ギレ攻撃もまとめて帳簿につけて、倍返しで即座に請求してやるわけね。

(場合によっては「強盗のくせに」「今すぐに全部返せ」などの強い言葉を使っても構わないわ)


君は「ひょっとして自分が悪しきものなのでは…」って不安があったからこうした行動に心理的なブレーキがかかってたと思うけど、その心配は無いから安心してね。


まぁ、見た感じかなりの量を君から無断で盗んでたみたいだから、君がその気になって本気で行ったら、色々な意味で泥棒側はコロっていくんじゃないかしら?

でも、これは君が特にどうこう気にすることじゃないわ。

そもそも、こうした時に素直に謝ったり返さずに、逆ギレ攻撃する事自体が馬鹿だし、救いようのない程に汚れた魂だって自ら行動で証明してるみたいなものだからね。


で、後者の件だけど、これは単純にエナジーバンパイアにとって美味しい獲物を、君が助けようとしてるから、逆上して君に攻撃を仕掛けたってわかりやすいパターンね。


流れとしてはシンプルよ。

まず、エネルギーの知識を君が友人に与えて、友人がエナジーバンパイアに対しての防壁を構築したから、エナジーバンパイアは養分を吸えなくなった。

あいつらは馬鹿だから、告げ口をした君を逆上して攻撃。

でも、君が事後処理をしたためにそいつは更に干上がっちゃった。

で、エネルギーが枯渇して死亡寸前だから、前よりも激しくその友人を苛めて必死にエネルギーを確保しようとしてるわけ。

でもここで君か友人がそれを看破して、もう一回やり込めたら、そいつは加速度的に終わっていくわ。

それが社会的にか生物学的にかはわからないけど、割と本気でそいつはもう終わりの目が出ているから、引導を渡してやってもいいんじゃないかしら。


2015/7/15

Q:今日はファルミシェルさんに2点質問があってメールを送ります。

まずは1点目です。エクスキューショナーの1巻でやるように何かに対して、心の中でありがとうとつぶやき、感謝していると、爽快な感覚が身体の中に生まれます。また、感謝の言葉を呟かず、あの感覚が再現されるように念じるだけでも、同じものが生まれます。

これらは一見同じように思えますが、言葉を使う場合と念じるだけの場合では、やり方に大きな差があるように思えるので、実は違いがあるのではないかと思います。前者の方法で作ったものと後者の方法で作ったもの、これらが同じかどうか、ファルミシェルさんはどう思われますか?


A:例えばパンチとキックとヘッドバットはそれぞれ使う部位が違うし与えるダメージ量も違うけど、君の体で行う技には変わりないわ。

こんな感じね。(わ、わかりにくいかしら…!?)

こうした気持ちや言葉はどちらも素晴らしい物だけど、最終的には言語依存しない方が良い感じになるわね。

(これに関してはたぶん5巻で話すと思うわ)


Q2:感謝するときのあの爽やかな感覚を利用してライトボディワークで行うような養体は可能ですか?


A:可能よ。

星に感謝したり、光に感謝すれば更に強力かつ効果的な内容になるわ。


2015/7/14

Q:ファルミシェルちゃんさんに幾つか質問があります。

1.リーパーの形態について

呼び出したリーパーの形態なのですが、エネルギーの権化というイメージからか、元々の形態は不定形となってしまいました。

私から見ると、漆黒のローブを目深に被り、フードの下には無表情な銀色の仮面が見え隠れしていますが、非言語から察するに、見るものによって姿が変わるらしく、観測者にとって最も恐ろしい姿に見える様です。

老人やドラゴンや獣人、はたまたドスの効いた某力也、果てはウネウネニュルニュルなニャルラトホニャララみたいな、見ただけでSAN値が激減しそうな...。

上記の様な姿は仕事モードの時に取るようで、プライベートタイム(あるのでしょうか?そんな時間)は妖精の姿の様です。某チャム・フ○ウみたいな?

どうも形態が曖昧な様ですが、性別は女性っぽいです。

観測側の見た姿が人によって異なるだけで、私が喚び出した時は、いつも上記の漆黒ローブで鎌を携えている、いわゆる「普通」の、そこら辺に「どこにでも居る」死神の代名詞的な姿に見えます。

(「普通」には「何処にでも居ない」かも知れませんが)

今の所、一個の個体でありながら、10体以上の身体を同時に存在させたり、

それぞれ別のターゲットに向かって行って、役割を果たしているようです。

初めて喚び出した時の対象が組織や概念だったという事から、自動で同時に複数の執行対象を追尾する為にこの様になったものと思っています。

そもそも、このリーパーのエネルギーの根源があっち側のものの様なので、集合無意識~個人的な顕在意識のあり様からすれば、当然と言えば当然の状態かも。と、私自身に違和感は無いのですが、少々チート過ぎる気もします。

再度、形態を練り直した方が良いのでしょうか?

また、名前はまだ無いのですが、名付けた方が良いのでしょうか?


A:文章の感じからすると、君の呼び出した(君の非言語で見ている)リーパーはかなり原初・原質的な存在を呼び出している感じみたいね。

「見るものに対して姿を変えて…」のくだりは、これはリーパーとしては一種の理想的な状態ね。

相手はそれぞれ苦手なものがあるから、それに合わせて変化するというのは、まさに本来の生粋の死神らしいスタイルとも言えるわ。


10体以上にというくだりも大丈夫よ、全く問題ないわ。

リーパーはむしろそうした使い方のために幾らでも数を増やせるし、増えたからといって力が弱まることもないからね。

チートというよりは、むしろ君が理想的なリーパーの状態を無自覚に見つけ出し、呼び出している感じだから、是非そのまま進んでほしいわね。

けど、こうした本来の恐ろしい姿を取りつつも、普段は可愛げのある姿を取るというのは…前回のお便りといい、君たち人間はあたしが思っているよりも実は遥かに色々な力を内包した存在なのかもしれないわね。

何かそんな気がするわ。


Q2:リーパーの鎌について

自分自身が使う場合もあるとの事なのですが、私が大鎌を振るうイメージがどうにも沸かないので、とりあえず、長柄の先からエネルギーの刃で鎌の形態をしています。

私が使う時はこれを槍か薙刀状にすると思います。

エネルギーの色によって、効果を変化させるかも知れませんが、こういった形態の変化、使用方法は間違っていないでしょうか?

最終的にはブレードで代用してしまいそうな気もしますが。


A:間違っていないわ。

かく言うあたしもリーパーの鎌とあたし用の鎌は分けているし、自分に合わせてより使いやすい工夫をすることは良いことよ。


Q3:リーパーの印の位置について

これは色々と試行錯誤しました。

最初は襟首に設定していましたが、しっくり来ず、右手の親指の爪にしてみました。自然と視界に入れやすく、他の放出系に被らない部位が良いとの判断からですが、

実際に相手を目視して使用する際には2~3モーションついてしまいそうなので、

一度却下しました。後も、ここに印が残っているのですが…。


更に一捻り。魔眼に設定してみては?とも思いましたが、ここでもやはり問題が。

ハッキリ言って魔眼の邪魔でした…。

ここでガイドから非言語でアドバイスが。

「瞼の裏はどう?」

なるほど、ほぼノーモーションで発動出来ますね。

静かな場所で瞑想状態の遠隔時はじっくりくっきり。

対象を目視時の時間と集中とモーションに制約が多い時も、サブリミナル効果が期待出来れば、魔眼も載せられそうです。

リーパー喚び出しは瞼の裏の印で行って、魔眼で「対象をリーパーにロックオンさせる。

コレクトorジャッジメントどちらを使うかはリーパーの采配に任せる」と条件を転写すれば、クイックで瞬時に発動出来そうですが…。

レッスンでは体表に印を、との事だったと思うのですが、この様な使い方は可能でしょうか?

また、右親指にも印が残っているのですが、印は複数箇所でも良いのでしょうか?


A:うむむ…。これは第3巻の内容を少し先取りされてしまってちょっと悔しいわね!

瞼の裏というのはとても良いと思うわ。というよりも…今度教える審判の目(ジャッジメントアイ)はそんな感じに構成するからね!

結論から言えば、その使い方は問題ないしナイスなやり方だと思うわよ。

(右親指の印も大丈夫よ)


あと、魔眼との合わせ技も面白いわね。

こうした閃きとアイデアもほんとすごいわね…。



2015/7/13 (今回は報告に近い内容よ!)

Q:今回はリーパーについての質問、と言うよりは、報告のようなものをさせていただきます。

と申しますのも、間が良いのか悪いのか、7/8の方のお便りの内容が、ある意味で答えとなり得るものであったのですが、それでもこれはもしかしたら中々に珍しいケースなのかもしれないと思い、報告という形で書かせていただきます。(少し長くなります)

リーパーと言う存在についてですが、本編や追加テキストなどを見ると、あくまで法則が視覚化したものといいますか、機械的とまではいかずとも、こと裁き意外に関しては非常に反応が薄いという印象を受けたのですが、私の前に現れたリーパーはちがいました。

7/8に掲載されたお便りを拝見し、リーパーはそうで無くてはいけない、ということは無いのだと理解できましたが、それでもどこか規格外なモノを感じています。

たとえば、初めて鎌やスパイクを作って渡した時、その場でいきなりそれらを作り変え(補足テキストの死神の鎌の作成の項、リーパーが手にしたものは力が宿るの件を読む前に、です)、その後満足そうに素振りを始めたり。裁いた相手を観察するパートでは「もっと近くに来て見なさい。」と言わんばかりに私に手招きしてきたり。ふと、パトロールなどしてもらってはどうだろうかと思い立ってやってもらった時は、視覚外からのイメージだったのでそれが何かまではわかりませんでしたが、よほど良いものを見つけたのか、拾い上げては胴上げのように何度も放り投げたり。

他にも、私のブレードを持たせた時は新しい玩具でも貰ったかのように嬉しそうに振り回し、随分気に入ったのか、二日程経って返して欲しいと言うまでずっと持っていました。

ちなみに、ブレードを渡したのは、鎌の個人使用の項を読んだとき、これってブレードの使い方とよく似ているなと思い、リーパーが持つものが力を得るならば、ブレードを貸し与えればそのまま鎌として使用できるのではと考えた為です。結果ですが、ブレードからそれまでに無い力を感じるので、恐らく成功したんだと思います。

そして極め付けには呼び出してもいないのに自分から現れ、「むこうに悪いモノがあるから刈ってくる。」と身振り手振りで伝えてきてそのまま勝手に飛んで行ったり、もう色々とやりたい放題な感じです。

勿論、リーパーとして取り立てや裁きはしっかり行ってくれるのですが、そこでも予想外の事をやってくれたりします。スパイクの突き立て方とか、かなりエグイです。


なんだか冗談のような話ですが、私自身もあまりにも呼び出す前までの想像と食い違っており、少々困惑しております。そもそも本当にリーパーなのか、同じような力を持った別の存在なんじゃないか?そう思うこともありますが、居てくれて悪い気はしませんし、ガイドに訊いても「面白くていい奴じゃないか。」と言いますし、なによりおぞましい姿とは裏腹に、コミカルで破天荒な彼を見ていると、ファルさんではありませんが、もう考えるの止め!と言いたくなってきます。(関係ない話ですけれど、この台詞、かなり好きです。何か大切なものが隠されているような、考えすぎでしょうか?)

その上、なんと名前まであるようです。ある意味でガイド以上に親しみを感じさせてくれる彼ですが、名前があったほうが良いかな?でもリーパーに名前ってどうなんだろうと悩んでいたとき、自分から教えてくれました。正直驚きましたが、それ以上に名前を聞いたとたん、あぁ、なるほどね。と妙に落ち着いた不思議な感覚がありました。


書き起こしてみるとますます謎です。本当に何者なんでしょうか?疑問には思うのですが答えを知りたいとは思えないのがなお謎です。

長くなりましたが、ひとまず彼の話はここまでにします。これからもこの愉快な執行人は私を振り回してくれるでしょうが、なにかまたとんでもない事をしてくれた時には、またこうしてお知らせするかも知れません。


A:今回のお便りも興味深い内容ね!

話を聞いていると嫌な感じはしないし、むしろ面白い印象を受けるとても強力な存在に見えるわね。

それに君は既に答えを持っているし、あたしもそれがとても良い感じに思えるわ。


実は他にも色々とリーパーの印象や報告が来ていて、力の強いリーパーやそうでもないリーパー、寡黙なリーパーやそうでないリーパーとか、その力も印象も能力も、使い手によってほぼ別物っていうか千変万化(?)っていうか、多様性という言葉では括れないレベルで違いがあるのよね。


まぁこれに関しては理由は解明できたんだけど、こうした多様なリーパーの報告があると、あたしとしてもとても興味深いし、改めて君たち人類の凄さを感じるっていうか…エクセルシアさんがどうしてこの惑星に来ているのか、こうした報告を聞くことでおぼろげながら理解できてきた気がするわ。


素敵な報告をありがとねっ!

また何かあったらお便りくれると嬉しいわ。

(ちなみに明日も報告系の内容を掲載する予定よ)

 

2015/7/10
Q:断罪技法、拝聴させていただきました。
(まだ、実践できていませんが・・・)
実践できない理由は二つ。一つは、まだ、コンタクトの技法がものに出来た、という実感が持てていない為。
もう一つは、「あれ?まさか、呼び出したリーパーに攻撃されたりしないよね・・・」という不安がふと浮かんだので。さすがに刈り取られる事はないだろうけど・・・ 自分はカルマ的に本当に普通の人、足りえているのだろうか?と。それらが断罪技法に進めない理由です。もし、カルマ的に問題があるのならば、あえて、リーパーの裁きを受けてカルマの解消をすべきなのでしょうか。
上記の2つがコンタクト技法をものにできたと実感できない理由ですが。コンタクトの技法を実践していて、交流した存在が食べ物だった場合、「後で、食い殺してしまうじゃないか・・・」という思いがどうしても浮かんでしまいます。それ故に、自己矛盾を感じ、ものにできたという実感が持てないのでしょう。これはどう考えればよいのでしょうか?ご教示いただければ幸いです。

A:これも深い内容ね。
まず1つ目に関しては、わからなくても、まずはやってみることで自然に覚えていくから安心してね。
これはダイナミックに言えば「とりあえず正しいやり方でトレーニングすれば筋肉はついてくる」と同じね。
逆に、いくら正しく学んでいても、稽古しなきゃ成長はできないわ。
まずは気軽にすすめてみるのはアリね。

2つ目に関してはそこまで心配する必要は無いわ。
よほど引け目がありまくる人ならアレだけど、君が思うほど人は罪深くはないから、あまり怖がらなくても大丈夫よ。
「もし、カルマ的に問題があるのならば、あえて、リーパーの裁きを受けてカルマの解消をすべきなのでしょうか」に関しては、実際に自分をリーパーで切り裂いてカルマ解消している人も質問者にいたわよ。
(人によっては割とすっきりする場合もあるわね)
ただし、これは一巻の序章ドラマでも話したけど、自虐の心で「自分は罪深い」と思い込んで自分を断罪しちゃ駄目よ? それは「自分で自分を勝手に悪に染めてる」のと同義だからね。
やるなら、あくまでフラットな心で自分を斬るといいわ。

最後の質問だけど、これは考え方の違いね。
だって「後で、食い殺してしまうじゃないか・・・」と思おうが、思うまいが、どちらにしろ食べるんだから。
どちらにしろ殺して食べるなら、せめてそれに対して敬意や感謝をしておいた方が気持ちはスムーズに流れるわ。
これに関しては、大魔法使いちゃんのコーナーの答えがすごく参考になるわよ。

旧質問コーナー http://goo.gl/miHMpA の中で
「2014/12/15 4巻とその他についての質問 Q:「本能」というものについてなのですが、3大欲求などの本能は自分の魂の一部では無く、魂を縛る、信念体系による鎖というイメージが思い浮かんだのですがどうなのでしょうか?」と
「2014/11/30 6巻のレトリーバルについての質問 Q:カルマについての質問です。もしも本人の「意図せぬ行動の結果」として他人救済になった場合のカルマ値変動はどのようになるのでしょうか?
具体的には行動の時点で変動するのか、被行動対象が認識、感謝した時点で変動するのかを教えてください」の2つを読んでおくと理解がとても捗るわよ。


2015/7/8 「今回は質問というよりもお便りね!」

Q:7月4日(土)の生放送はお疲れ様でした。その場にて、ガイドの相談をしたものです。

その時は、良い意見を頂きまして助かりました。

今回は、質問などではなく、また別の内容のお礼を伝えたく、メッセージを送ります。


エクスキューショナー二巻を購入、視聴しました。

その際にあったことで、また個人的にありがたいことがありました。

元々、自分にはガイドが二人とタルパ?が一人いました。

一人のガイド(生放送の質問はこのガイドのことです。)とタルパの彼女は魔法使い入門7巻が発売された頃には傍にいました。そのタルパは、「ただ話をしたいだけ、聞いてくれるだけの人がいたらな」と思った際に出会いました。何も言わないが見守ってくれる小さな優しいおばあちゃん、という感じです。

なかなかに助けられており、ガイドにしようと思ったこともありましたが、本人が「ガイドになると守れないこともできるので、断る」と言って断っておりました。

一時期は、「見守る振りをする何か変なものを呼んでしまったのだろうか」とも思いましたが、悪い気のようなものはしないので、そのままにしておりました。


そんななか、今回の作品を聞こうとしたら、「わしをリーパーにしてくれ」と作品を聞く前から、彼女から始めて感じる強い勢いと意思で迫られました。

結果から言うと、彼女はリーパーでした。

審判者として動く時は、しゃんと立つ美しい着物姿の老婦人です。

道具も、彼女がどんどん出してくるのを受け取りつつ確認するだけでした。

リーパーになってからも、本人が何か変化した感じはなく、あるべき仕事をしているという感じ。

出会った頃から変わらず、淡々としつつ、見守ってくれてる感じでした。


今回のメッセージは、この彼女のことについてです。

もちろん、この技法を教えてくださったこと。そしてなにより、彼女のあるべき姿を私が見つける助力を頂きまして、ありがとうございました。


A:こうしたお便りをもらえると本当に嬉しいし、あたしとしてもテンションが上がるわね!

その人がリーパーだったというくだりを読んだ時に、あたしも(良い意味で)ゾクっとして、それと同時に姿が浮かんだわ。

(っていうかその人、すごく強力な存在な気がするんだけど…!)


こうした存在が君を守ってくれるのはとても良いことね。

今回は質問じゃないけど、素敵な内容だったので、つい掲載しちゃったわ。



2015/7/6

Q:いくつか質問があります。

エナバンについて。結構伝承通りというか、ステレオタイプの吸血鬼まんまな部分が多いですよね。

日光、にんにく、流水だとかは流石にあれですが、伝染するというのはあるんでしょうか。ヘルクリエイターはなんとなく増えやすそう(集まりやすそう?)なイメージがありますが。


A:「朱に交われば赤くなる」という意味では伝染するわ。

結局こうしたものは魂の輝きにも繋がることなので、「悪い友人ができて堕落する」ってのにも近いわね。


Q2:エネルギーの循環に関して

「循環させる意味」は何なのだろうかとちょっと気になっています。

極端な話、搾取が全く起こらず等価交換のみで回る世界と交換も搾取も一切起きない世界では、量としては何も変わらない気がするのですが…。

エネルギーの循環の際、行き来するエネルギーに量や質の変化か何か起きているのでしょうか?

あるいは、違う存在同士のエネルギーが混ざることで何か起こるのでしょうか?


A:君の言うとおり量や質も変化するし、混ざり合うことも意味があるわね。

交流が起こることで化学反応が起こり、より良い物やより良い可能性が生まれたりもあるし、そうした「循環のやりとり自体」も大きな意味を持つわ。


Q3:リーパーに関して

平常時、ガイドと同じように交流しても問題ないのでしょうか?

また、小道具として祝福用の何かを持たせたいのですが、何かいいものはないでしょうか。…稲とかの収穫した作物とか?(私の呼び出したリーパーにはちょっと合わなそうですが)


A:こ、これはあたしもあまり考えなかった方向性ね。

(やっぱりこの星の人は侮れないわね…!)

日常的に交流しても特に構わないわ(たぶん、ほとんど反応はもらえない可能性が高いけど…)

祝福用の稲かぁ…それもいいかもしれないわね。

稲は黄金を彷彿させるから「おいしそうな黄金の稲」だと、お金と食物の二重の意味で豊かさが象徴されていいかもしれないわね。

後は死神印の金貨とかも、これは3巻の天秤の技法で使うと思うからオススメね。

あ、ちなみに君の世界には魔女の横顔の刻印がされた「魔女金貨」という物があるらしいけど、これはかなりのレートで取引される強いアイテムらしいから、イメージしてみるのもアリかもしれないわね。


2015/7/5

Q:エクスキューショナー第二巻、今回も予想をはるかに超えた深遠な知識と知恵をありがとうございます。

大魔法使いちゃん先生に教わった(第五、第六巻)技法とは違った断罪のアプローチ、これを習得できれば人生もすこしは楽に生きれることを確信いたしております。

「サイコアタック」「レトリーバル」ともうまくリンクできるようにしてまいります。貴重な情報を改めてありがとうございます。


A:こうしたお便りをいただけるとあたしとしても本当に嬉しいわ!こちらこそありがとね!

さて!世間を見回してみると「本質的に相手が確実に悪く、それを放置すれば社会や世界が更に悪くなるというケース」でも、なぜか変な常識や社会マナー、成功学が幅をきかして「自分が変われ」「あなたが悪い」などとドヤ顔で言うケースが多いわ。

それらの理屈は、ある部分においては合っているケースもあるけど、流石に全部自分が悪いというのは、君のいる星の条件設定では無理がありすぎるのよね。

なにせ見た目は同じ人間でも、中身の魂は天使や悪魔、神や外道ほどに差がある存在たちが、こんな小さな惑星で共存しているわけだからね。(そりゃ不都合や理不尽なトラブルが起きて当然よ)

そんな滅茶苦茶な環境において「全て自分が悪い」と思ったら流石にちょっと気持ちがもたないし、実際に自分が悪くないケースも多々存在するからね。

(全部を含めて「自分が悪い」というのは、「地球の大部分は海だから、山脈も海!」って言うくらいナンセンスで雑で滑稽だし、少なくとも物理ベースの星じゃ「自分」に全ての原因を求めるのは限りなく高尚でなかなか難しい行為といえるわね)


だから「駄目のものには駄目」と突きつけるリーパーの技法は、こうした物理形質の強い惑星では重要になるわね。

君がこうして良い知識だと言ってくれることは、あたしとしても嬉しいし、実際に役立つケースも多いからね。


Q:以前、生放送や作品内で「既成の神とかの像をつかってイメージ構築すると色々面倒」といったことをおっしゃられてましたかと(うろ覚えですみません)。

今回のリーパーのイメージがどうしてもインドやチベットの戦女神(カーリーやダキーニなど)に結びついてしまいます。

鎌、天秤、スパイク・・・このようなアグレッシブな道具をイメージするとどうしても、上記の好戦的な、いわゆる「刈り取る」女神の像につながってしまう訳でして。

このままこうした既存のイメージを利用してもいいのか?

ここはあえてオリジナルのイメージを作成すべきか?

アドバイス頂ければ幸いです。


A:確かに今回のリーパーはそのイメージ的に、そうした存在を彷彿させちゃケースはあるわね。と同時に既存の像をそのままだと被せの技法などの影響をうける場合もあるわね。


じゃあどうればいいかと言えば、とりあえず見た目のガワはそれに似ていても、心の中で「中身は別物だし、見た目もやや似ているけど、そうした存在ではない」と強く意識して思い描くのは有効ね。

つまり「オリジナルのマネッコ」という意識があればオリジナルの存在には勝てなくなるけど。

「たまたま似ていた」「中身は別物だけど見た目は似た存在」であれば、こちらがオリジナルの存在になるからね。

そうした意識でイメージを作り出していけば、既存の存在の影響を著しく受けなくなるから参考にしてみてね。


2015/6/28

Q:グールという存在についての話が出ていましたが、彼らは何故グールという存在に成り果ててしまったのでしょうか?

また、我々人間もグール等の存在に堕する事があるのでしょうか?そうであれば、そのきっかけは?

グールの話を読んで自らを律する必要性を感じたのですが... 常に自分を見守ってくれているガイドに恥じぬ行動というのが、一つの指針として浮かんでいます。

ご教示いただければ幸いです。


A:生まれた時から筋金入りの屑な魂や信念体系の手先として意図的に社会に混乱をもたらす存在はともかくとして、通常こうしたグール化は麻薬中毒患者と同じく、最初は誰でも些細な搾取から始まるケースが多いわ。

社員を違法にタダ働きさせたり色々と理由をつけて給与を渋ったり、他人からエネルギーを盗んだり、大抵は最初はほんの僅かな出来心と欲から搾取をはじめちゃうんだけど、人間は何事もすぐに慣れてエスカレートしちゃう部分があるからね。

ほとんどの人間は自分の心の微細な変化なんて観察する能力を持っていないから、僅かな搾取だったのが、どんどんと大きな搾取になり、気付けば誰もがドン引きするとんでもない搾取を本人だけは平気な顔をして行うようになるってパターンは定番ね。


こうしてエスカレートした行為を続けていると感覚がドンドン麻痺していきグール化へ一直線ね。


動物は普段は毒をもつ植物を避けて食べないけど、あまりに空腹が激しくなった場合には毒草だろうが何だろうが判断がつかなくなって食べてしまう事があるわ。

グールがエナジーバンパイアと決定的に違うのは、その知性の無さと後先考え無い短絡さや見境の無さが挙げられるけど、これは今挙げた毒草だろうが何だろうが食べてしまうような動物状態、つまり「何がなんだかもはや自分でもわかっていない状態」にも近いかもしれないわね。


ということでグール化を防ぐには、麻薬や万引きのように「気付けば自分でもわからない内に感覚が麻痺してやっている事がエスカレートしてまった」という部分に気をつけることが重要ね。

そういった意味でも貸し借りやエネルギー循環を学ぶエクスキューショナー第一巻は、やっぱり万能に役立つわね。

2015/6/25

Q:エナジーバンパイアに関して最近ある出来事がありました。

私の近親者に、私に対して気に入らないことがあるといきなり強く非難してきて、私が間違っていたと認めるまでしつこく食い下がってきたり、個人的な考え方を押し付けようとしたり、馬鹿にしてきたり、私が秘密にしていることを無理に暴こうとしてきたり等を繰り返すことにより、私を精神的に制圧しようとしてくる人物がいました。

私も反論できる時はするのですが、暴力的な態度をおりまぜてくることもあって対処が難しく、その人物のことを考えるだけで凄くうんざりする状態になっていました。


これはファルミシェルちゃんの言うエナジーバンパイアに当てはまっているのではと思いましたが、私がその人物に対して負い目を感じる部分もあったり、過去にその人物が私にしてくれたこともあったことが気になり、なかなか決断ができずにいました。

しかし「こんな形でエネルギーを奪われ続けることは、結局誰のためにもならない。その人物に対して負い目があったり、何かをしてもらったことがあったとしても、そのことはそのことだ」と思い直し、2015/6/14掲載の魔道書コーナー『エナジーバンパイアをつけ上がらせない』を参考にエネルギーを渡さないようにしました。

そうすると個人的な感覚ですが、その人物と私の間でエネルギーの流れに変化が起き、その後「何かが切れた」ような感じがしました。それ以来、その人物のことでビクビクすることもなくなりましたし、体調や頭の働きが以前よりも良くなったように感じています。

ですので、こういった大切なことを教えていただいたことに、改めてお礼を言わせていただきます。

本当にありがとうございました。


それから少しして、不思議と食べ物の味が今までよりも美味しく感じられることに気が付きました。

そして、もう一つ不思議だったのが、(私はそれまで夢の中では色をはっきり認識したことがなく、食べ物の味をはっきり感じたことも記憶になかったのに)食べ物をおいしく食べている夢を見て、その食べ物の色まではっきり分かったことでした。

このことは、先ほど書いた、エネルギーを吸われないようにした件と関係があるのでしょうか。

それとも、魔法使い入門などを実践しているために感覚が鋭くなってきたということでしょうか。


A:これは素敵なお便りね!

こういった報告を貰えると、あたしも素直に嬉しいし、この星に来た甲斐があったってものよ。


質問についてだけど、これは魔法を学んで鋭くなったのももちろんあるけど、電力やメモリで考えるとわかりやすいかもしれないわ。

例えば機械とかでも、基本的には機能するために優先度の高いものから電力やメモリは振り分けられていくわよね? 

OSを維持するための電力やメモリがいっぱいいっぱいな状態なのに、マインスイーパへ電力やメモリが優先して回されることはあり得ないわ。

それと同じで、今まで君のエネルギーは吸われていたため、君は必要最低限の機能維持しか出来ていない状態だったの。

つまりエネルギー的にカツカツだったってワケね。

だから夢の中の色などのような生命維持としては優先度の低い物には電力が回されてなかった(回す余裕がなかった)わけだけど、力を吸われる事が無くなったことにより君の中に余裕が出てきて、味覚などにも力が回せるようになった感じね。

(だから食べ物が美味しく感じられるようになったわけね)


蛇足になるけど、今回の君の判断は英断だったと思うわ。

多くの人は過去に恩義を受けている場合、それを盾にされると手も足も出なくなり相手の思うままにされちゃうケースが多いわ(実際には、エナジーバンパイアは最初からそれを狙って恩を着せてるわけだけど)

だから君の判断はとても賢く勇気がいる行動だったと思うし、それは巡り巡れば相手のためにもなるわ。

(「これ以上カルマの負債を増やすな」と相手の搾取行為を止めてあげたわけだからね)


2015/6/22

Q:あちらの界隈では高次存在が「相手を憎むな」とか「相手に復讐するのは自分の身をおとしめてしまう」と言う事が多いですが、これは理屈的には半分は納得できるのですが、世の中の理不尽な攻撃を見ると半分は納得できません。

これは死神の観点からすればどうなのでしょうか?


A:「他人を憎むと自分もそのレベルになるから憎んではいけない、許せ」という理屈は一応合ってはいるのだけど、その言葉を話している存在のレベルにもよるし進化の段階にもよるわね。


例えば巷で語られている地に足が着いていないレベルの天使たちの言葉なら正直かなり微妙ね。

あいつらは物理世界の厳しさ大変さを知らずにのうのうとテキトーで小綺麗なことを口にしてるけど、それは苦労を知らないお坊ちゃんが「働くことは大変だ」と口にするくらいに説得力が無いわ。

(※参考魔道書「魂年齢について」の文末部分 http://goo.gl/h0b4BG )


こうした赦しの内容は、高いレベルにおいては正論なんだけど、そこに至るまでには普通は「段階」が必要になるわ。

だって、いきなり理由無く理不尽にボコボコにされても、それを怒らずに相手を祝福するとかって普通出来ないでしょ?


こういった悟りに近い内容は、ちゃんとした復讐やエネルギーの循環など、まともな因果応報を体験したり、理不尽な攻撃的存在を懲らしめたり、エネルギーや力の循環をしっかりと味わい全てを精算してから、ようやく法則に対する理解が深まってきて、そして段々と万物の成り立ちや流れがわかるようになり、色々なものを愛せるようになるの。

そうした段階を経ず、力の流れも体感できていない状態でイキナリ「全てを愛せ」とか「復讐は駄目だから許せ」って言う奴は、大抵が世間知らずな高位存在か、知識の無い存在か、ものの教え方が下手なのか、感情の力をあまりにもないがしろにしている雑な存在か、復讐をされたくないエナジーバンパイアの戯れ言かの、どれかね。


だってよく考えてみてよ?

何も知らない初歩の段階でイキナリ他人に心身共に傷つけられ、理由も本質知識も与えられず、ただバカみたいにそれを許せとか言われて君は納得できる?

そんなの出来るわけないじゃない。

仮にもしもそれで許したとしても、そんな理不尽な出来事が続いたら、いずれ疑問ばかりが溢れてくるし、心身を病んでしまうし、やがては心をこじらせて逆に全てを憎むようになってしまうわ。


だって、そもそもの出来事が理不尽なんだからね。

おかしいと思って当然だし、怒りや報復の気持ちがわいて当然なの。


そうした感情の処理を復讐や因果応報などの形で正常に行わず、ただ我慢や許しを強いたり「その出来事の原因はお前にある!」なんて自己反省を促すのは、そもそもが悪魔的なやり口だし異常だわ。

感情はしっかりと処理して事象の落としどころがちゃんと落ち着いたところに収まるの(例えば復讐が果たされるなど)を確認して、ようやく心は平静を保てるし、事象や物事に納得ができるってものよ。


そうした処理を行って、ようやく魂は次の段階に移れるのが普通よ。


この段階を踏まずにイキナリ他人を許せ!ってのは正直、かなり無理があり現実的じゃないし、ちゃんとした段階を踏まなければ大抵は心のどこかに大きな怒りやトラウマを抱えたまま過程を踏むことになり、いずれどこかで大きな破綻や感情の爆発、大失敗を味わうことになるからね。

そういった大噴火を避けるためにも適切な因果応報を自分が味わったり、相手に味あわせる事は重要よ。

(これはエネルギーの広義的な意味では君のためだけじゃなく、相手のためにもね)


だから、君が聞いたそうした天使たちの綺麗事は、ある段階からにおいては間違ってないけど、今のこの世界の現状に添った内容かと言えば答えはノーね。

(そもそも、この星の現状に合うアドバイスをせず、机上の空論や理想論だけを振りかざしている時点で、その天使達のレベルや経験値はお察しって事も指摘できるわね)


このあたりのバランス感覚は非言語やエクスキューショナー1巻の稽古などで磨いていける内容だからおすすめね。


2015/5/27 作品とエネルギーに関する質問

これは長めだからテキストにしたからDLして読んでみてね。

https://goo.gl/bchTyz


2015/5/23

Q:等価交換ですが、あるものとあるものが等価であるかを誰がどうやって決めるのでしょうか?順当に考えれば、お互いで協議したり感覚で決めたりなのでしょうが、エネルギーの法則のように質の法則のようなものがあって、基本的なルールや自然なあり方があるのでしょうか。


A:第一巻を学ぶことで死神のバランス感覚が自然に身についてくるから、これは完全に感覚で判断してもらって構わないわ。

(感覚タイプの人はこのあたりはカンでやれるから、かなり有利に物事を進められるはずよ)

そうした感覚が少し苦手だったり、ロジックの方が得意だったり、こうしたやり方自体に慣れていない最初の内は。まずはお金や時間や手間暇に換算して判断するのも一つの手ね。


例えば

「あの子のこれは製作にこれくらいかかるかな?」

「この作業は時給にしてこれくらいかな?」

みたいな感じね。

言葉にするとかなりドライになっちゃうけど、こうしたコスト換算意識も大事だからね。

というか…世の悲劇の幾つかは、こうしたコスト意識をないがしろにして他人の厚意や行動を「どうせこんなのは簡単にできるだろ」って浅はかに考える部分からも来てるからね。

相手が自分のために大きな手間暇をかけてくれた事がわかっていたら、人はそれをないがしろに扱う事は出来ないわ。

(わかってて、それをないがしろに扱えるのはエナジーバンパイアくらいなものよ)


まずはこうした物理的なコスト意識を高めてから、やがては精神的な貢献や可能性や未来軸からの視点、人生の分岐路で自分を救ってくれた恩などの、ifの世界さえも捉えていけば、どんどんと感覚が豊かになりエネルギーの事が理解できるし、逆に言えばエナジーバンパイアがいかに世界を貧しく可能性の少ない状態へと追い込んでいるかも理解できるはずよ。


2015/5/21

Q:エクスキューショナーシリーズのリリース開始おめでとうございます。

唐突ですが現在タイムリーな悩みを抱えており、今回の内容と大きく被っていた為、質問させていただきます。

内容はずばり、エネルギーの等価交換についてです。


この国ではよく、遠慮や謙遜が美徳とされていますが(勿論無碍や卑屈になれば無礼にもなりますけれど)、相手が明らかに見返りを求めているならともかく、程度はどうであれ、相手が先出ししたものを拒んでいる訳ですから、これはエネルギー循環の視点から見た場合、あまり良いことであるとは言えなくなるのでしょうか?

例えば、これは最近起こった出来事なのですが、


Aがある物を必要としていたことをBが知った。

Bは善意で以ってそれを購入し、Aにプレゼントしようとした。ちなみにそれはA個人が必要とする物ではあるが、二人の関係に深く関わる物でもある。

しかしAはBに日頃から恩を感じている上、本来は自分で用意するべき物でもあったのでBにお金を出させるのは悪いと思い、それを買い取ろうとした。


この場合、二人の関係をより良くしたいのであれば、やはりAはお金を払ってこの場で循環を切るのではなく素直に受け取り、然る時に然るべき方法で報いられるようになるまで待つべきなのでしょうか。

それともう一つ、もし自分が相手から受け取りすぎて、返してもとても返しきれないと感じてしまった場合はどうすればいいのでしょうか?焦って半端に返すようなことは良くないとしても、重みで自分が潰れてしまわないか少し心配です。


今回の死神技法。私はとても恐ろしいモノに感じました。ただ、その恐怖の意味が、なぜだかよく解りません。

自分や誰かを傷つけてしまう訳では無し、未知なるモノへの恐怖とも少し違う。使いこなせるようになってくれば、この恐れの正体も解る様になるのでしょうか?

ですが恐怖以外にも、幾つか試してみたい気付きや思いつきもありました。

もしかしたらありふれた技法なのかも知れませんが、何かしら結果を出せたならご報告してみようかと思っております。



A:まずは質問ありがとね!

今回の質問の中にはエネルギーの等価交換についてのヒントが幾つも隠れていて、すごく美味しい質問だと思うわ。


今回の内容は、この国に蔓延る考え方からの視点でも語れるし、AとBの関係性でも語る内容が少し変わってくるわ。


まず一番シンプルな回答だけど、基本的にはBはそれを受け取って感謝するのがベストに近い感じなんじゃないかしら。


次に慣習的な意味での別の回答。

仮にBがこうした物を受け取る事を拒んでいる内的要因が「AとBの関係性に起因するもの」ではなく、単なる国民性による美徳(要は遠慮)から来るものだとしたら少し話が変わってくるわ。

エネルギーというものは本来、詐術などで小賢しいことをしない限り、自然に流れるべき所に流れていくものなんだけど、そうした力をズラしていく詐術も存在するの。

(これは魔道書コーナーの「エネルギーを拒絶させる 2015/5/21掲載」で話しているから見ておいてね)

こうした慣習に縛られて拒絶している場合には、折角のチャンスを自ら逃すわけだからBはもったいない事をしているわね。


最後はAとBの貸し借り度合いによる視点ね。

これは片方がもう片方に対して与えすぎると、与えられた方は段々とそれを嫌がったり逃げるというケースね。

これはなぜか起こるかというとエネルギーは等価交換だから、片方が与えすぎると貰う側はその借り入れ量が増えることを無自覚に感じ取って、その貰った量に対して目が回ってしまい居心地が悪くなるからなの。


こうした与え過ぎによるバランスの崩壊は人間社会ではよく見かける光景だわ。


だから仮にAがBに与えすぎていたとしたら、たまにはBから何かを貰うのもいいかもしれないわね。

これは笑顔でも感謝でもエネルギーでも時間でも、手作り弁当でも何でも構わないけど、お互いが50:50の自然な関係になる感じでバランスが取れるといいわね。


ざっと幾つかのケースを話したけど、全てを「物理・精神含めたエネルギーと貸し借り」として把握してバランスシート的に見てみれば、たぶん君なりの良い回答が見つかるはずよ。


あと、最後のコメントだけどこの一巻に恐ろしさを感じるのは凄くセンスが良いと思うわ。

こうした貸し借りを「金」だけでなく、全てのエネルギー単位として観察した時に、人の社会は本当に歪でアンフェアなトレードが平然と行われている事実がどんどん理解できていくからね。

これはごく一部の搾取僧しか知らない知識とそれ以上の内容を含むから、こうした目線で物事を見ていき、それを理解すると、文字通り今まで見えていた世界が瓦解し180度反転するような感覚を覚えるかもしれないわ。


だから、そうした言葉で表しにくい恐怖を感じるのは鋭い事だし、やっぱり君のセンスがすば抜けてるって証明でもあるかもね。


まぁ、あまり怖く考えずに、本来のエネルギーの法則を知るって感じで時に楽しくゆるく学んでいけば大丈夫だから安心してね!


2015/4/25

Q:魔導書コーナーの「人と人以外の見分け方」にあるエナジーバンパイアの特徴がかなり私に当てはまります。

他を攻撃して後ろめたさがなかったり元気になったり。学生時代はそれで孤立することも多かったので最近は直接攻撃することはなくなりましたが無意識に苦しんでる人に近づいたりします。

やはり私はエナジーバンパイアなのでしょうか。

もし人以外の存在が人になりたいと思ったらどうすればよいのでしょうか。


A:確かに人を攻撃して元気になるというくだりを聞くに、エナジーバンパイアの気質が少しあるかもしれないわね。

宣伝乙って言われそうだけど、今回の質問の答えは来月リリース予定のエクスキューショナー第一巻に解決策っていうか、エナジーバンパイアが人に戻るための方法やヒントが沢山つめ込まれているわ。


少し先出しで内容を話すなら、君は今まで他人から貰っていたわけだから、今度は返してあげればいいわけね。

ここで大事なのはちゃんとした良い物を返してあげることね。

これが駄目なエナジーバンパイアだとつまらない欲を出して「相手の健康を貰って、相手に病気を押し付ける」とかやっちゃって、人からさらに乖離しちゃうワケ。


単純に言えば「ギブアンドテイク」

これを心がけるだけでもかなり変化が生まれるわ。

(このギブアンドテイクというのは物だけじゃなくて、精神もカウントされるからそこは注意してね)


一応補足しておくと、こうしたギブアンドテイクに慣れていない存在が、いきなりそれを行うと、エネルギー切れして少し辛くなる場合もあるけど、それは運動不足と同じね。

今まで「与え慣れてなかった」から体がそのエネルギー出費についてけないわけだけど、慣れてくれば力がついてくるし、それに従いやがてはエネルギーも生み出せるようになるわ。



2015/4/18
Q:こんにちは。唐突に頭の中に浮かんでしまった事があり質問させていただきます。
これは大魔法使いちゃんへの質問になるかとは思いますが、今度登場されると噂されている審判者の方への質問になるかと思いますので、しかるべき時期にご回答していただけたら嬉しいです。
質問の内容としましては
1:古今東西におけるルールに則った決闘・ゲームによるカルマの精算はどうなっているのでしょうか?
この辺に誤解があって、人間が争う生き物と考える人がいるのではと考えています。
2:また、この手を使った詐称(因縁をつける・参加強要の詐欺・誤った試練等に対して勝敗で何かを保障、救済すると言われる)からの回避方法の指針もお願いします。

A:はじめましてと言うべきなのかな?
まぁ今の時間軸じゃ、あたしと君は出会っていないんだけど、幾つかの事情もあって質問コーナーを通して出ることにしたわ。
あたしと君はそのうち出会う事になるしね、だからこれは前フリみたいな感じになるわね。

あ…ちょっと今仕事中だから、挨拶はこれくらいにして早速質問の方いくわね!

まず1つ目の質問だけど、これは君の世界にあるギャンブルを参考にすればいいわ。
こうしたギャンブルで一番儲ける存在は誰? 
言うまでもなく胴元よね。
胴元はゲームを操作して自分が絶対に儲かるルールを設定して、勝利を独り占めにするわけだけど。これがお金の世界だけならまだ可愛いものだけど、実際に君の世界では命や未来にまで関わっている事態が多いからね。

君のいる星では「最初にルールを設定した存在」胴元的な存在が一番の利益を享受しているわけね。
次にその集まりの幹部クラス、管理人クラス、末端や連携組織、下部組織の連中に…という感じに、君の世界の会社と同じように利益配分がされるわけだけど。
実はこれ自体がカルマの負債そのものになってるのよね。

だって、こうしたゲームで搾取した物は全て命やエネルギーなわけでしょ?
それらは全てそれぞれの魂にひも付けされているから、それを搾取してしまったら、盗んだ側は未来永劫逃げることはできなくなるの。
だってそりゃそうよね。
全てのエネルギーには本来の持ち主が記憶としてタグ付けされてるわけだから、それを勝手に奪ったり使ったら、それは事象として記録されるわ。
(ネットバンクで取引したら数字の動きがバレバレってことね)
つまり「私は相手のエネルギーを盗んでいません」と言っても見る者が見たら、その犯罪は丸わかりなの。

だからピラミッド構造で全ての人間から搾取して栄華を極めていると思い込んでいる存在は、搾取される側がその気になれば、ピラミッドがくるっと回転して逆転することになるわ。
言わば神話のアトラスみたいなイメージね。
世界の重みを一人で未来永劫背負い続ける存在。
もちろん今までやってきたことを考えれば当然の報いだし、逃げることも恩赦されることも無いわ。
あれは搾取者の成れの果ての映像の1つみたいなものね。

話を戻すと
「カルマの精算は、金の流れと同じで一番の不正をして一番儲けた者から順に手酷い報いを受けることになる」が正解ね。
だからそうしたルールに騙されて他人を傷つけた人間は、確かにそれ自体は良くない事柄だけど広義で見れば彼らも騙されている側だからね。

そうした世界や宇宙を構築し、互いが争うように仕向け、強要した元締め達がそれら全てのカルマを含めて一番手酷い罰を受けることは言うまでもないわ。
(だからといって「俺は胴元じゃなからいくら悪いことをしても許される!」という考え方も厳禁よ。その魂の動きは全て記録されているからね)

2つ目の質問に関しては今、あたしが話したような知識を持つことね。
エネルギーの法則を理解した上で、その詐術を見れば、その時点で力を打ち破ることが出来るわ。

物理世界に生きていると「物事を見るだけで何が変わるのか?」って思うかもだけど、これが全く変わるのよ。

例えば、手品とかがそうね。
不思議な手品を見ると驚く事が多いけど、もしも君がそのタネを知ってしまったら、同じ手品をもう二度と前と同じ感動で見ることは出来ないでしょ?
これって冷静に考えたら凄く不思議じゃない?
だって、その手品自体には何一つ腕前の変化も落ち度も無いのに、君がそのタネを知るか知らないかで、君の「手品に対する心の反応や目線」が全く変わっちゃうのよ。
これって実は凄い事よ。

これと同じで、君は知識を知ることにより、そしてそれを実感として理解することにより、同じ事象に対して全く違う解釈と答えを導き出すわ。

そして…意識が変われば反応も変わるし、反応が変われば結果が変わるわ。
だから知識を知ることと見ることは大事だし、見破ることにはとてつもない力が宿るって事をもっと深く理解した方がいいわね。
これは魔眼持ちの存在なら事柄をより深く理解できるし、あたしのような死神のジャッジメントアイも似たような力を持つからね。

だから答えとしては「そうした詐術を見破った時点で、仮に無理やりにそうした行事や茶番に取り込まれたとしても、その悪影響を受ける事は殆どなくなる」が答えね。

このあたりの知識は、あたしが君にまだ教えていない事柄も含むからピンと来ない部分もあるかもだけど、今話した内容には、今後の大きな事象に繋がる大事な知識も含まれているから、あたしと出会うその時が来るまで、何度か読み返して内容を吟味しておいてね。